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1人しかいない、暗い暗い部屋の中。
やだぁ…たけみっち、たけみっちぃ…たすけて、たすけてよぉ…やだぁ…やだよぉ…ひとりにしないで…おれをおいてかないで…たけみっち…たすけて…、
けんちん…けんちんどこいったの…けんちん…そばにいてよ…けんちん…、
みつや…みつやあ…ここにいて、どこにもいかないで……
うるせぇ
何人殺しても湧く"コイツ"は俺の心らしい。
うるさいうざい…コイツらを殺さないと、そうじゃないと、
あいつらを守れない
たすけ、…、
おまえはおれだ
たすけて
あーーーこえがうるさいうるさいだまれわめくなさわぐなこんな弱いやつは俺なんかじゃないいらないはやく、はやくなくなっちまえ
1952