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    k_p_tereshi

    ヒメちゃんと鶴丸の絵とお話、ほぼ鶴ヒメ(R18)

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    k_p_tereshi

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    つるひめ&⚠️娘息子⚠️&本丸のちょっと事件な話(審神者は見た目テレサっぽいおばけ👻)

    ちょっと事件だー!😂

    サキちゃん(5〜6さい?)ケンくん(2〜3さい?)がお庭でキャッキャ遊んでる(のを鶴丸パパと三日月おじいちゃんが話をしながら見守ってる)
    (ヒメママはライブでいない)

    サ「それー!」
    (ぽーんと毬が遠くへ飛んでく)
    ケ「あっ…!」
    (ぱさっと庭の奥の茂みの中に毬が落ちる)
    サ「やべー、どこいったー?(トタトタ)」
    ケ「たぶんあっちのおく…」
    サ「うーん、、、いけるかな…」
    ケ「ぼくさがしてくる」
    サ「…?、あっケンくんまって、パパにとってもらお」
    ケ「?、う、うん…」

    サ「パパー(トタトタ)」
    鶴「ん?どうしたサキ」
    サ「まりがあっちいっちゃった、ケンくんいるとこ、とってー」
    鶴「よく飛ばしたなぁ、よし、待ってろ」
    (ケンくんの元へ)
    ケ「ちちうえ」
    鶴「この奥だな?」
    ケ「(こくり)」
    鶴「(ガサガサとかき分けて茂みの中へ)、おっ、あれだな…、ん?なんだこれ(茂みの中に毬を見つけるが、その近くに札のような紙切れがある)、主のか…?、っ!!?、ぐ、ぁぁあああっ?!」
    (その札のような紙切れに触れるとバチンと爆ぜたような音と共に禍々しい瘴気のような何かが鶴丸の身体を取り巻く)
    ケ「!?、ち、ちちうえ?」
    月「!!、鶴丸!どうした?!(慌てて駆け寄る)」
    鶴「ぐ…アア…っ…!、来る、な…!うぅ…っ!(ドサッと地面に蹲る)」
    月「!、(はっと立ち止まってケンくんを素早く抱き上げて鶴丸から離れる)」
    ケ「っ、ちちうえー!!」
    サ「パパ…!」
    月「2人とも、奥へ隠れてるように。良いな?」
    ケ「、でも…」
    月「パパの願いだ、頼む」
    サ「ケンくん…」
    ケ「う、うん…」
    (バタバタと伊達組(等ヤバそうな気配を察知した刀剣男士たちが集まってくる))
    光「これは…、一体何が」
    月「詳しくはわからんが、時間遡行軍の罠やもしれん、主に連絡を」
    光「あぁ、わかった」
    月「大倶利伽羅よ、子ども達を頼めるか」
    伽「、わかった」
    月「太鼓鐘は他の皆を大広間へ集めてくれ」
    貞「あぁ!了解」
    月「鶴丸よ、今しばらく持ち堪えろ…!」
    鶴「、あぁ…!、っ、ぐ…っ、は…!ぁ…」

    光「主!大変だ、鶴さんが…!」
    テ「うむ、なんかやべーうんち踏んじゃったみたいだな、すぐ行くぜ(万能はりせんを装備)」
    光「あはは、お見通しだったかな?でも一応お供するよ」
    テ「心強ぇな」
    (ぴゅんと鶴丸の元へ向かう)

    (大広間に集まった皆々&三日月)
    (略)
    月「…という訳だ。よって、手分けして本丸内を隈無く探す。もし見つけても決して触れぬように。良いな」
    (うんち(罠)捜索大作戦)

    鶴「うぅぅぅ…、あぁっ!!(刀で身体を支えながら何とか立ち上がり、紙切れを刀でぶっ刺す)、…っ、だめか…っ!?、」
    (ドタドタ)
    光「鶴さん!大丈夫?主を呼んできたよ」
    鶴「光坊…!、すまん、あまり近寄らない方が…っ」
    テ「おーおー、こりゃまたなんかヤバそうなやつだなー(ふよふよ)」
    鶴「主…っ、こいつはヤバいやつだ…、主が触れたら…っ(はぁはぁ)」
    テ「うーん…、まぁとりあえずこいつでぶっ叩いてみるか、おらっ」
    (パシーン)
    鶴「っ…!、、主!もう一度だ!(何となく瘴気が弱まった気がする)」
    テ「お、効いてるな?いくぜー!」
    (パシパシパシパシ)
    光「…(鶴丸のことも心配だし瘴気が主に及ばないように見張りつつ見守っているが、目の前で繰り広げられる光景に何とも言えない表情😅)」


    (奥の部屋に隠れているサキちゃんケンくん大倶利伽羅)
    サ「…(大倶利伽羅を見つめる)」
    伽「(外の音を頼りに様子を伺っている)…、なんだ」
    サ「まりがね、とおくにいっちゃったんだけどね」
    伽「…」
    サ「さいしょはケンくんがとりにいこうとしてくれたんだけどね、」
    伽「…」
    サ「なんか…、へんなかんじがしたから…、ケンくんじゃなくてパパにとってもらおっておもって…」
    伽「、変な感じ…?」
    サ「うん、なんか…、ぶわーって…」
    伽「…(鶴丸がああなる前にあの瘴気の気配を察知したということか…?)」
    サ「なにかへんなことがあったらパパをよべってパパが言ってたから…」
    伽「…」
    サ「でもそしたら…っ、パパが…(エヘンエヘン)」
    ケ「あねうえ…(よしよししてあげる)」
    サ「サキがまりをとおくにやっちゃたから…!(エヘンエヘン)」
    伽「、お前のせいじゃない。仮に鶴丸があぁならなかったとしても、別の誰かがなっていただろう。少なくともお前は弟を守ったんだ(サキちゃんの顔を撫でて涙を拭いてあげる)、だから泣くな」
    サ「ひっ…ひっ…(ズビズビ)」
    伽「それに…お前たちの父親はあんなことで負けたりしない」
    サ「…!」
    伽「お前たちの父親は強い」
    サ「パパ…」
    ケ「ちちうえはきっとへーきだよ」
    サ「ケンくん…」
    ケ「だから…なかないであねうえ」
    サ「(ゴシゴシ)、うん…(ぎゅ)」
    伽「…」


    月「鶴丸!、主っ(皆に指示したあと現場に戻ってきた)」
    テ「三日月ー!」
    鶴「はぁ…はぁ…、うぅ…」
    月「状況は」
    テ「こいつ(はりせん)で叩いたら少しはましになったようだけど、でもまだ鶴丸苦しいみたいだ…」
    月「ふむ、確かに先程より瘴気はだいぶ弱まっているようだな…。こちらは他の皆に罠の捜索を指示したところだ、見つけても触らずに知らせるようにと」
    テ「うむ、ぱーふぇくとだな」
    光「一旦手入れ部屋に鶴さんを運ぼう、薬研や石切丸にも診てもらった方がいいかも」
    月「そうだな、それが良いだろう」
    鶴「はぁ…っ…、すまん…。、触れても大丈夫か…?」
    月「あぁ、瘴気は弱まっている、支えるくらい平気だ」
    光「こっちも掴まって」
    鶴「あぁ…、ありがとう」
    月「主は念の為触れない方が良いだろう。鶴丸や今後のことは我々に任せて欲しい。代わりに他の本丸で似たようなことがないか調べてはもらえぬか」
    テ「うむ、そうするか。そっちは任せたぜ」


    鶴「はぁ…、すまん…(はぁはぁ)(手入れ部屋のお布団に横になる)」
    月「何、どうということは無い」
    鶴「子ども…たちは…?」
    月「無事だ。大倶利伽羅が見ている。奥の間に隠れている」
    鶴「そうか…、ありがとう…。俺が完治するまでは、ここに入らせないでくれ…(はぁはぁ)」
    月「あぁ、そのつもりだ」
    光「鶴さん、薬研くんと石切丸さんを呼んできたよ」
    薬「何があったかは大体把握した。ちょっくら身体を見せてもらうぜ」
    石「私も力になるよ」
    鶴「あぁ…ありがとう」


    (ポケセンの回復音♪)

    (うんち大捜査も行われたが、結局怪しいものは他に見つからなかった。でも今後そういう罠が落ちてくる可能性もあるので気をつけるようにという注意喚起をして一旦解散した)

    伽「…外が静かになったな」
    サ「…(すやすや)(泣き疲れて寝ちゃった)」
    ケ「…(寝ている姉をよしよししながらウトウト)」
    伽「…、ケン」
    ケ「、!」
    伽「少しだけ外の様子を見てくる。この部屋を出るなよ」
    ケ「う、うん…」
    (ケンくんの頭をぽんぽんして部屋を出る伽羅ちゃん)

    (さっき鶴丸が倒れたとこ辺りに戻ってきたが誰もいない)
    伽「…、手入れ部屋にでも行ったか」

    伽「…(手入れ部屋の襖をあける)」
    鶴「おー伽羅坊!子どもたちを見ててくれたんだってなぁ、ありがとう」
    伽「…(安堵のため息)。今も奥の間にいる。部屋から出るなと言って様子を見に来た」
    月「ふむ、では子守りは俺が代わろう。何があったかは鶴丸から聞くと良い」
    伽「わかった」
    鶴「あぁ、ありがとう」
    (三日月はサキちゃんケンくんの元へ)
    (かくかくしかじか説明〜)

    鶴「…てわけで、今こうして薬研に診てもらっているのと石切丸に浄化してもらってるってこった」
    伽「そうか」
    薬「大方自然に治癒するだろうが、瘴気のせいで身体全体的に少し火傷のようになっているから、痛むところにはこいつを使ってくれ(薬)、あとは体力回復を早める飲み薬だ」
    鶴「あぁ、助かる」
    石「こちらも大体は祓えたよ、もう放っておいて大丈夫。子どもたちにも影響は無いよ」
    鶴「本当か?!会っても平気か?」
    石「うん。大丈夫」
    鶴「はぁ…、2人とも本当に助かった、ありがとう」
    薬「あぁ。じゃ、また何かあったらいつでも言ってくれ」
    石「同じく」
    鶴「あぁ。ありがとう」
    (薬研と石切丸は手入れ部屋をあとにする)


    (子守り交代中の三日月)
    月「…」
    サ「…(すやすや)」
    ケ「…(すぴー)」
    (姉弟くっついて寝てる)
    月「ふふ…」
    サ「ん〜…、(ゴシゴシ)」
    月「サキよ、おはよう」
    サ「ん〜…、、、あれ…みかづき…?からぼーは…」
    月「からぼーはパパの様子を見に行ったぞ」
    サ「…!、パパ…、サキもパパのとこいきたい…」
    月「そうか…そうよな。たが今パパは怪我の治療をしているからなぁ…」
    伽「(襖サーッ)、父親のところへ行くか?」
    サ「!、からぼー!」
    月「!、もう平気か?」
    伽「あぁ、薬研と石切丸が大方治した」
    月「そうか、良かったなぁサキよ」
    サ「(ぱぁぁ)、ケンくん!パパ治ったって!いこー?(ゆさゆさ)」
    ケ「んぅ…、、あねうぇ…(ぽやぽや)」
    月「ははは、俺が連れてってやろう(ケンくんだっこ)」
    サ「へへ、からぼーもいこー?(手を繋ぐ)」
    伽「ん…、こっちだ」

    伽「この部屋の中だ」
    サ「…!、パパー!(襖サーッ)」
    鶴「!、サキ!」
    サ「パパーー!!!(トタトタと駆け寄って鶴丸パパに抱きつく)」
    鶴「サキ…!(ぎゅ)」
    月「ほれ、ケンも父上のところへ行きなさい(ゆっくり下ろす)」
    ケ「う、うん」
    鶴「ケン、おいで」
    ケ「ちちうえ…!(トタトタ)」
    鶴「ケン…!(ぎゅ)」
    サ「パパもうなおったの?」
    鶴「あぁ、だがもう少し休むよ」
    サ「、まだあそべないのー?」
    鶴「明日遊ぼうな(よしよし)」
    サ「うん…(シュン)」
    ケ「…(ぎゅっとサキちゃんを抱きしめる)」
    月「ふふ」

    (結局またサキちゃんケンくんふたりで遊び始める)

    伽「少しいいか」
    鶴「どうした伽羅坊」
    伽「さっきの瘴気のことだが…、サキは勘づいていたようだ」
    鶴「え…、どういうことだ」
    伽「変な感じがしたからパ…、お前に取りに行ってもらうように頼んだと言っていた」
    鶴「なんだと…」
    月「それは興味深いな。俺もあの時その場にいたが…瘴気の気配は感じなかった。まぁ気を張っていたわけはなかったが…」
    鶴「俺もだ、全く気づかなかった。…だからこのザマなんだが(はは)」
    伽「おかしな感じがしたから、ケンには取りに行かせなかったのだと」
    鶴「そうか…、さすがは俺の娘って所だが…、、、」
    伽「…?」
    鶴「サキが俺の…、刀剣男士としての力を引き継いでるってのは…素直に喜べないな」
    月「…」
    伽「何故」
    鶴「俺たちの戦いに巻き込まれる可能性があるってことだろう。加えてまだあんな小さい子どもだ。巻き込まれでもしたら真っ先に…」
    月「鶴丸よ」
    鶴「、」
    月「お前の言う通り、この先案じる事も多々あるが…、今はサキのその力のおかげで2人は怪我なく助かったのだ。それは確かだろう」
    鶴「!、それは…」
    月「サキのおかげでお前は2人を守ることが出来た、今はそのことを喜ぶで良いのではないか?」
    鶴「…、そう、だな…。あのままケンが触れてしまっていたらどうなっていたか…(布団を強く握りしめる)」
    月「仮にこの先2人が巻き込まれるようなことが起きたとしても…、お前や俺たちがいる。そう易々とやられはすまいよ」
    鶴「あぁ…、そうだな…心強いよ」
    伽「ふん…」
    月「まぁともかく今はゆっくり休め。それがあの子らのためでもある」
    (中庭で光忠と一緒にはしゃぐサキちゃんケンくんを眺めながら)
    鶴「あぁ、そうだな」

    (色々あったけどひとまず今は休む鶴丸パパ)



    おまけ(@夜)
    鶴「…ん(随分眠っていたらしい)、、、?、ヒメ…?、なんで…(知らない間にヒメちゃんが布団にいる)」
    ヒ「んー…(もそもそ)、ん…、つる…」
    鶴「どうした、仕事は?」
    ヒ「ん…(ゴシゴシ)、つるがなんか大変な目にあったってテレサから聞いたから…、あ、仕事はへーき」
    鶴「主が…?、そうか…、君に知らせてくれたのか」
    ヒ「…、腕…(火傷したようになってる鶴丸の腕をとる)」
    鶴「っ…!、」
    ヒ「ぁ…ごめん…っ」
    鶴「いや、良いんだ、すまん…。少し痛んだだけだ、なんてことはない」
    ヒ「…っ、つる…!(がばっと鶴丸に抱きつく)」
    鶴「はは、どうした…?いつもの強気はどこいった(なでなで)」
    ヒ「ばか…、ほんとに心配したんだからな…!(ズビ)、全然起きねーから…」
    鶴「え…、ヒメはいつ頃来てくれた?俺はどれくらい眠っていたのか…」
    ヒ「夕方くらいに来たよ、でもつる寝てて…、、ち、ちゅーしても起きなかった…、いつも絶対起きるのに」
    鶴「そう…だったのか…だいぶ眠っていたんだな、すまん…(ちゅ)」
    ヒ「ん…、身体は…?少しはよくなった?」
    鶴「そうだな…、随分と軽くなった、君が側にいてくれたからだな」
    ヒ「、あたしはなんもしてねーよ…、出来なかったっつーか」
    鶴「いや、側に居てくれるだけで良いんだ。それだけで満たされるものがある」
    ヒ「…(ボッ)、」
    鶴「ふふ。…まぁ何はともあれ、子どもたちに何も無くてよかった…、本当にそれだけはよかったよ」
    ヒ「うん、そうだな、守ってくれてありがとな」
    鶴「父親だしなぁ(はは)」
    ヒ「夕方にサキちゃんとケンくんとも少し話したよ。ちょっとだけ怖かったみたいだけど…、みかづきやからぼーがずっとついてくれてたんだな」
    鶴「あぁ、そうみたいだ、ありがたいことに」
    ヒ「ふふ(隣のお布団で寝てるサキちゃんとケンくんを撫でる)、かわいい。よく寝てる」
    鶴「ふ、そうだな…」
    ヒ「あたしらも寝よ?…あでもつる寝れるかな…?」
    鶴「あぁ、回復してきたとはいえ、だいぶ体力を持っていかれたからな、まだよく眠れるだろうよ(はは)」
    ヒ「そっか、なんかあったら起こしてね」
    鶴「…わかったよヒメ、ありがとう(ちゅ)」
    ヒ「、くっついて寝てもいい?」
    鶴「もちろんだ、君からそうしてくれるなんて、何か仕込みでもあるのか?」
    ヒ「、(ボッ)、そんなのねーし…」
    鶴「なんだ…。いや、君がこうして来てくれたことそのものが良い驚きか(はは)」
    ヒ「そーゆーことにしといて(むぎゅ)」
    鶴「ありがとう、おやすみヒメ(ちゅ)」
    ヒ「ふふ」
    (川の字で寝直すつるひめ親子)


    朝〜♪
    サ「んん…(ゴシゴシ)、ふわぁ〜、、」
    (隣で鶴丸パパとヒメママが同じ布団の中でぎゅっとくっついて寝てる)
    サ「ママー、パパー」
    (ママとパパの方に寄ってゆさゆさするがママとパパは起きない)
    サ「…」
    (静かに部屋の外に出るサキちゃん)
    (とぼとぼと歩いてると…)
    月「おや」
    サ「!、みかづき、おはよー」
    月「おはよう、サキや。こんな所でどうした」
    サ「パパもママもおきないから…」
    月「ひとりでお散歩か。ふむ、なら俺も一緒に散歩して良いか?」
    サ「…!、うん!」
    (本丸のあちこちをおさんぽ)

    サ「ねー、あれなにー?」
    月「あれは…、大事なおまじないをするところだ(本当は刀剣男士が出陣するための魔法陣)」
    サ「おまじない??」
    月「あぁ、パパや俺や他の仲間たちがあそこでおまじないをするんだよ」
    サ「どんなおまじない?」
    月「そうさな…、皆が元気でいられるように、とか、平和な明日を迎えられるように、とかだなぁ」
    サ「ふぅ〜ん…、サキもそれやりたい」
    月「そうか、サキもやりたいか」
    サ「うん、パパがはやくなおるようにって」
    月「ふむ、ならばここではなくて別の祭壇があるからそちらにしよう。」
    サ「わかったー」
    (石切丸が管理してるそれっぽい社へ行って、シャラシャラとお参り&おまじないをする☺️)


    (一方その頃)
    鶴「ん…(ぱち)、…(隣ですやすや寝ているヒメちゃんの頬にちゅっとキスを落としてから起き上がる)、…、サキ…?(サキちゃんが起きた跡&部屋の襖が開いている)、サキ…!!」
    (ばっと布団から出て部屋を飛び出すが、長く休んで寝ていたせいか足が思うように動かなく、縺れて転ける)
    鶴「うっ…参ったな…、鈍ってるのか…?、どこ行ったんだサキ…!」
    (よたよたと探し回る)

    鶴「ここには来ていないか…、良かった…(昨日の事故現場)、あとは出陣の魔法陣だな…、」
    (出陣するための魔法陣を見に行く)
    鶴「起動した形跡は無い、か…、良かった…。本丸のどこかにいるってことか…、(はぁはぁ)(身体が重い…、なんだこれ…、サキ…っ)」


    ヒ「ん…(むくり)、つる…?サキちゃん…?トイレかな?、ふぁ〜よく寝たぁ〜」
    ケ「んぅ〜…、、」
    ヒ「ケンくん〜、おはよ〜♡(むぎゅ)」
    ケ「ん…(ぎゅ)」
    ヒ「よしよし…」
    (ケンくんをぎゅっとしたまままた寝ちゃう)


    光「…ん?なんだろ」
    (部屋の近くでガサガサと音が聞こえる)
    光「…、!!、鶴さん?!、どうしたの?!(バタバタ)」
    (鶴丸が出陣の魔法陣の近くに倒れている)
    伽「なんだ…?」
    光「伽羅ちゃん、鶴さんが倒れてる。ヒメちゃんを…」
    伽「…!」
    鶴「みつ…ぼー…」
    光「!、鶴さん、大丈夫?どうしたの」
    鶴「サキを…、サキを探してくれ…、本丸のどこかにいるはずだが…、、起きたら…居なくなってて…(はぁはぁ)」
    光「わかった。サキちゃんだね。ぼくらで探してみるよ。…伽羅ちゃん、頼める?」
    伽「わかった(サキちゃんを探しに行く)」
    光「よいしょ…(鶴丸を抱えて部屋に運ぶ)」

    鶴「すまん光坊…、身体が動かなくなってしまった、息も苦しい…」
    光「昨日の怪我はほぼ治ってるみたいだけど、、、何か見逃しているのかもしれない、薬研くんを呼んでくるよ」
    鶴「あぁ、すまん」

    薬「なるほど、恐らく怪我の治癒に体力が持っていかれたんだろう。ほら、腕の火傷は殆ど治ってる。だがそれだけだ、明日には普通に動けるようになるだろうよ」
    鶴「!、本当か?!」
    薬「あぁ、こいつを飲んどけ、疲労が後に響きにくくなる」
    鶴「ぅ…、わかった…ありがとう…」
    薬「良薬口に苦しだ」
    鶴「ん…っ、、、ぉえ…(飲んだ)」
    薬「ははは、まぁ今日のところは安静にしておきな。なんかあったら周りを頼れ、旦那はいつもひとりで解決しようとするからな」
    鶴「む…、わかった…」


    月「さてサキよ、そろそろパパとママの元へ戻ろうか。さすがにそろそろ起きているだろう」
    サ「んー…」
    月「ん?どうした」
    サ「…、パパとママ、サキとあそんでくれない…」
    月「おやおや、そんなことはあるまいよ。特にパパはいつもサキのことを思っているぞ?俺にはサキの話ばかりするんだ(ははは)」
    サ「、ほんと?」
    月「あぁ。ママもお前たちのことが心配だったからここへ来たんだよ」
    サ「ふーん…」
    月「そろそろサキのことを探し回っているのではないかな?…ほら」
    サ「!」
    伽「三日月…(バタバタ)、サキ…(ほっ)」
    サ「からぼー(トタトタ)」
    月「ひとりでいるのを見かけたのでな、着いてやっていたのだ」
    伽「そうか。父親が心配しているぞ」
    サ「、パパ…!」
    月「頼めるか」
    伽「わかった。行くぞ(サキちゃんの手を取る)」
    月「ではまたな、サキよ」
    サ「またねー」

    伽「おい、ヒメ」
    ヒ「むにゃ、、、からぼー、、?どーしたの」
    サ「ママー(トタトタ)」
    ヒ「サキちゃん!(ぎゅ)、おはよー。パパは?」
    伽「それなんだが…」
    (略)
    ヒ「そ、そんなことが…。ありがとねからぼー、サキちゃん連れてきてくれて」
    伽「それよりあいつの所へ行ってやれ、娘を心配している」
    ヒ「そうだな。サキちゃん、ケンくん、パパのところ行くよ」
    ケ「むにゃ…(ぽやぽやしたままヒメママに抱っこされる)」
    伽「こっちだ」


    (バタバタ…)
    光「!、戻ったみたいだよ、鶴さん」
    鶴「…!」
    サ「パパー!(むぎゅ)」
    鶴「サキ…!!、よかった…、心配したんだぞ…!急に居なくなるから…!!」
    ヒ「つるも無理しやがっても〜!」
    鶴「はは、すまんすまん。サキ、なんで勝手にひとりで出歩いたんだ…」
    サ「だって…、パパとママくっついててぜんぜん起きないんだもん…」
    鶴「え…」
    ヒ「、(ボッ)」
    伽「(はぁ)」
    光「ふふっ」
    鶴「(ゲフン)、それは…、すまなかったなサキ。サキが起こしてくれたのに気がつかなった」
    サ「でもね、サキね、みかづきといっしょにおまじないしたよ!」
    鶴「ん?そうなのか?」
    サ「パパが早く元気になって、サキとケンくんといっぱい遊んでくれるよーにっておまじない!」
    鶴「…!、サキ…、サキ…!!(むぎゅ)、う…っ(泣)」
    ヒ「ふふ。つる、ほんとにもうへーきなの?」
    鶴「あぁ…(ずび)、今日は薬を飲んで安静にしていれば明日には良くなるだろうってさ」
    ヒ「そっか。無理して動くなよ?何かあったら絶対呼んで」
    鶴「わかってる」
    ヒ「…昨日もそう言って今そのザマなんだからな?」
    鶴「う…、け、今朝はサキが居なくなっていたから慌ててしまったんだ…」
    サ「起きないパパがわるいー!(ぽかぽか)」
    鶴「うっ…そうだな…パパが悪かったよサキ、ごめんよ、許してくれ」
    サ「うん、くるしゅーない!」
    (わはわは)


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