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    kirche_is_dcst

    @kirche_is_dcst

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    千ゲ生産業。左右相手完全固定。千左固定。カプ固定だけど主人公総攻めの民なので千は全宇宙抱けるとは思ってる。逆はアレルギーなので自衛。
    基本フェチ強めのラブイチャ。ワンクッション置いてるけど時々カオスなものも飛び出します。
    受けの先天性・後天性にょた、にょたゆり、パラレル、年齢操作やWパロもあり。みさくら、♡喘ぎ多め。たまにゲがかわいそうなことに。(要注意案件はキャプションに書いてます)
    最近小説AIと遊んでます。
    一時期特殊性癖チャレンジをしてた関係で触手とかなんか色々アレなやつもあります。

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    この前のめがみさまっパロのデート編①
    干空ちゃんが恋心自覚してからデートに誘うまで

    #現パロ千ゲ
    #Wパロ(女神さまっ!)
    wParo

    「 ……従姉妹の私の口から言うのも何だが、千空、君はいい男だと思うぞ。ただ、いかんせん合理的すぎるきらいがあるし、ぶっきらぼうなところはもう少し…… 」
    ある日、いきなりアパートを訪ねてきた従姉妹にそんなふうに捲し立てられて、わけがわからず眉を顰めた。
    「 あ"ぁ?……いきなり訪ねてきてなんだっつーんだ、薮から棒に」
    「 いいから。……とりあえず、ここに先日リニューアルオープンしたばかりの水族館兼プラネタリウムの入場チケットがある。
    ゲンを誘って行ってこい!」
    「 はあ!?」
    「 健闘を祈るぞ!ではな!」
    それだけ言い残すと、コハクは千空の手にチケットを押し付け、アパートをあとにした。
     ……つまり、何だ。
    ゲンをデートに誘えと、そう言うことなのだろう。……デート。
     ゲンがここに来たのは、半年ほど前の話だ。クロムに電話をかけたはずが、お助け女神事務所なる胡散臭い会社につながって。
    そこから派遣されてきたのが一級神、非限定の能力を持つ、浅霧幻と名乗る男だった。
    すでにその力の端々は目にしているから、ペテンだとかそういった認識はないのだが、それゆえにその能力の正体や仕組みが、彼を取り巻く謎が気になって。
    ただ一つ、何でも願いを叶えてくれるとのたまったその男に、自分のそばに残って能力を研究させてほしいと願った。
    願いの力は絶大で。
    強制力により、千空の側から離れられなくなってしまったゲンは、今も同じアパートに暮らしている。
    当初は唆る研究対象というだけだったゲンとの暮らしは、存外に快適で。
    謎を解き明かしたいという欲求以外の部分でも、そばにいたいと思っている自分に、最近になって気づいた。
    そばにいたい。声を聴きたい。
    笑わせてやりたい。……いつでも、そばで一番最初に自分の研究成果を見てほしい。
    その時の、きらきらした表情をずっと見ていたい。
    「 ……あ"〜、なるほど。コレが世に言うレンアイカンジョウってヤツか 」
    気がつくと、意外とあっさり腑に落ちた。
    いつか自分も宇宙に行くのだと、そのための知識や経験の習得に余念がなかったため、今まで面倒にしか感じていなかった、非合理的な感情。
    そんなものが、一応自分の中にもあったらしいと気づいた瞬間から、ほんの少し。
    自身を取り巻く世界が色を変えた気がした。
    電気が。……科学の灯りが、初めて夜を照らした時、きっとこんな風だったのだろう。
    などと柄にもないことを考えてしまう。
    数ヶ月前の自分が見たら冷笑モノだ。
    そう心の中でひとりごちて、苦笑した。
     さて、それはそうとしてどう言ってゲンを誘ったものか。
    ソファにどっかり腰を下ろしてチケットを眺めていると、ふいに背後から声をかけられた。
    「 あれっ?それってもしかして、こないだオープンした水族館⁉︎ 」
    肩越しに覗き込むようにして、ゲンは声を弾ませる。ひょっとして、これは。
    「 ……行きてぇのか?」
    問いかけると、きらきらと夜空の色の瞳がこちらを見つめてきた。……ああ、星でいっぱいだとなんだかほほえましく、そしていとおしくなる。
    「 んじゃ、一緒に行くか」
    「 えっ、いいの⁉︎ ジーマーで⁉︎ 」
    きらきら、きらきら。眩しいくらいだ。
    出会った頃から、コイツ自身は何も変わっていないはずなのに。
    なるほど。これは親友を笑えない。
    ふ、と口元にシニカルな笑みを刷いて、頷きを返した。
     ……ゲンは本当にうれしそうに、満面の笑みを見せてくれた。
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