👓VS🐉🐲「アンタ、ただの同僚って感じしないよねぇ」
👓「そう見えますか?長い付き合いではありますからね」
🐲「ねぇスネックさんの誕生日教えてくれない?」
👓「個人情報なので…それ依然に彼が嫌がりそうなので」
🐲「…ははっどこから目線?それ?」
🐲「って言われたんだけど!ムカつくあの眼鏡ーー!!」
⚡「お前あの人協会の偉い人だぞ?よくそんな口聞けたな??いつかお前の上司になるかもしれない人だぞ?敬語使えよ?っていうか誕生日くらい本人に聞けよ?教えてくれないから聞き出そうとしたのか?そりゃお察しだろ」
🐲「世界が俺に冷たい」
⚡「ってぐずぐずこいつがうるさいから誕生日くらい教えてやれ」
🐍「そんな理由で呼び出されたのか」
🐲「なんで…なんで誕生日教えてくれないの……」
⚡「なんで教えてやらないの?」
🐲「お祝いしたいだけなのに……」
🐍「それが理由だ」
🐍「こいつのお祝いのレベルとか考えるだけで頭が痛い」
🐲「えっ」
⚡「サプライズとかしそう」
🐲「えっ駄目なの?」
🐍「この歳で飛び抜けた特別感は疲れるだけなんだよ」
🐲「スネックさんが産まれた有難い日だよ!?滅茶苦茶にお祝いしたいじゃない!?」
⚡「悪かったなわざわざ…」
🐍「うん」
👓「因みに彼のいつも付けてるネクタイピンは僕がスネック君の誕生日プレゼントに差し上げたものです」
🐲「はぁ〜〜〜〜〜?????」
🐲「マックス君助けてマウント取られたーーーー!!!!」
⚡「マウント!?お前が!?相手は誰だよ!?」
🐲「あの眼鏡の役員ーーーー!!」
⚡「はーーー!マジで勘弁勘弁〜!」(黒く縁取りされた円の中に消えていくイナズマックス)
🐲「スネックさんてさーお酒弱いよねぇ〜知ってる〜?」
👓「ええ」
🐲「流石にそれくらいは知ってるかー……こないだもう身動き出来なくなっちゃってさ!どうしたと思う?」
👓「…」
🐲「ラブホテルでさ、休憩取る事になっちゃって〜〜〜」
🐲「いやね、残念な事に、なにもなかったんだけど!役員さんはスネックさんとラブホテル入った事ある〜〜??流石にないよねぇ〜〜〜???」
👓「ないですね」
🐲「あはは〜〜〜そうだよね〜〜〜〜」
👓「その必要性がいつもありませんので」
🐲「はは………なんて?」
👓「スネック君が酩酊した時は大概、僕の家で休んでもらいますので」
🐲「は…なに……家?」
👓「はい、協会のすぐ近くなので そのまま泊まり、出勤する事も多いです」
🐲「おとまり」
👓「それを前提にした宅飲み等もします」
🐲「たくのみ」
⚡「他に泣きつく奴いないの?」
⚡「案の定の本人に言えよという訳で…」
🐲「スネックさん宅飲みしよー…お泊りもしよーよ……ねぇー……」
🐍「急に何、怖い、いやだ」
⚡「三拍子」
🐲「なんでぇ……?」
🐍「………なんかぞわぞわするんだよお前のそういうの」
⚡(下心感知してるんだな…)
🐲「じゃあなんだったらいいの!何だったら一緒にしてくれるのー!!」
🐍「今こうして呑んでるだろ」
🐲「スネックさん家で飲むのはだめなの?」
🐍「二人きりじゃなきゃいい」
🐲「マックス君!!!!」
⚡「はいはい俺も巻き込まれてあげますよ〜〜」
🐲「ここがスネックさんの住んでるマンション!流石最下位でもA級!良い所だねぇ〜!」
🐍「だから最下位言うな」
⚡「おーーなんだかんだで俺も初めてで新鮮……テンション上がって来た!呑も呑も!」
🐍「あ……悪い、グラスがちぐはぐになるな……どれも二つ揃えしかなくてな…」
🐲「………へぇ」
⚡「!?なんでそこで殺気を出す!?普通!普通じゃないか!?」
🐲「スネックさん独り身なんだからグラス一種類しかいらないよね?割ってもいい?」
🐍「なにこのこ人の家に来て急に…………」
🐍「そういうところだぞ!!」
⚡「そうだ!そういうところだぞ
!?」
⚡「逆に考えるんだ……今後このグラスはお前とスネックが使うペアのグラスになるかもしれない……な?」ヒソッ
🐲「………!」パァ
🐲「スネックさん!このグラスに俺の名前描いていい?!」
🐍「バカラのグラスにBBQの時の紙コップ感覚はやめろぉ!!!だからお前嫌なんだよおおお!!!!!」
🐍「開幕10分で滅茶苦茶疲れた…お願いだから大人しくしてくれ…」
⚡「流石にいたたまれない…あ、ほらDVD流し見しながら呑むとか?」
🐲「DVD!?AVある?スネックさんがどういう性的嗜好してるかすごい重要案件!」
🐍「いえにかえりたい……」
⚡「残酷な事実なんだが…ここがお前の家なんだ…」
NINE鑑賞
🐲「スネックさんミュージカル好きなのー?」
🐍「それなりに」
🐲「こういうの?こういうのが好きなの?」
🐍「うるさいそんなんじゃない!もう一々…!!」
⚡「静かにしろよー!」
🐲「うわー主人公ろくでもないね」
⚡🐍「」
🐲「?なんでこっち見てるの?」
⚡「Cinema Italianoがいいわ……俺あれ好きだ………」
🐲「俺はBe Italianが良かった…タンバリンってあんなテンション上がる楽器だったんだね……」
🐍(自分の好きな映画に他人がハマって酒がうまい)
⚡「あー…もうこんな時間?そろそろお暇するかねー」
🐲「えー!お泊りしようよお泊り!!」
⚡「いいのか?」
🐍「もういい……………でも来客用の布団は一つしかないぞ?」
🐲「そんな布団いらないでしょ?捨てようよ」
⚡「え?今必要になってるって話なんだけど聞いてた?殺気おさめてな?な?」
🐲「そんなどこの眼鏡が寝たか解らない布団やだ!スネックさんのベッドで寝たい!」
⚡「具体的」
🐍「厚かましい」
🐲「ね?こんな敷布団じゃ俺収まらないし〜いいでしょ〜??」
🐍「不本意だが…面倒くさい、いいぞ、マックスは布団でいいか?」
⚡「ああ」
🐲「やったーーー!!!!」
⚡:敷布団
🐲:スネックさんのベッド
🐍:ソファ
🐲(…………?こんなはずでは?こんなはずでは…………………??)
🐲「という訳でー、スネックさん家で宅飲みして!映画見て!スネックさんのベッドで寝るっていうお泊りデートしちゃったりなんかしたんだよねぇ〜」
👓「そうですか、おめでとうございます」
🐲「っ……いや〜にしてもスネックさんミュージカル好きなんだね!知ってた?NINE面白かったなー!!」
👓「正確にはミュージカルを好きなのは僕で、その趣味に付き合ってくれていると言うのが正しい気がしますね、そもそもNINEを勧めたのは僕ですし」
🐲「へ?」
👓「映画館に一緒に見に行きました」
🐲「ふ………ふぇへええ……??」