パッショーネと関係の深い組織の重大な秘密を、任務を行う中で偶然知ってしまったフーゴ。
その組織との取引では、莫大な利益が生まれるため、パッショーネは組織との関係をどうにか続けたいと考えている。
交渉の結果、その組織は『秘密を知ったフーゴの記憶を全て消して、その上でフーゴの容姿を作りかえること』つまり『パンナコッタ・フーゴという人間の存在をこの世界から消すこと』を条件に、パッショーネとの取引を続けると言った。
パッショーネとその組織のために、フーゴは要求を飲むことを決める。
全ての記憶を消し、整形手術をするまでに、一日だけ時間をもらえることになったフーゴ。
パンナコッタ・フーゴとしての最後の日、フーゴはずっと好きだったナランチャに会いにいくことにする。
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