大事に育ててただけなのに「ノートン、もうすぐホワイトデーだからね！」
「わかってるよ」
　女性職員から声をかけられたノートンが手を振って応える。毎年バレンタインのお返しはもらった女性の手伝いに駆り出されていた。最近は噂が広まって「一人につき一つ、簡単なお手伝い」に統一したものの、ホワイトデーは分刻みでスケジュールが組まれるほど忙しい。
「ホワイトデー？　に何かあるのか？」
　隣を歩いていたボアから訊ねられて、バレンタインやホワイトデーの概念と毎年のルーティンを話した。
　ボアは最近ノートンがいる管理局にやってきた保護対象者だ。双子の兄が蛇に変化できるという蛇人間で、ボアと離れたがらなかったものだから一緒に保護する形になった。
　ボアは目に蛇の要素が現れていたが、中途半端に要素が現れていたことと現人神として崇められていたバイパーに対する不敬として片目が潰されている。他にもバイパーとの外見の相似もあって虐待に近い境遇だったようだ。

贞组 警察“那么以嫖娼嫌疑的身份，你被逮捕了！碇真嗣先生。”

渚薰转着手铐，坐在酒吧空余的房间的床上，看着被绑在椅子上的碇真嗣。身为特别行动小队的队长，特殊审问也不是什么问题。
“我没有……！”
“嘘。”
渚薰伸手食指抵住碇真嗣张开的唇瓣 阻止了他接下来的话语权。渚薰一脚踩在了凳面中间，皮鞋的鞋尖蹭着隔着布料的鼓起。
“我们需要例行搜身，请您配合。”
“而且您这样……嫌疑很大哦，先生。”
碇真嗣承认他刚刚清醒过来看见渚薰的时候就勃起了，戴着半截手套露出的指掌，他想起了曾经的性爱中握紧自己腰肢的手。贴身紧致的行动服，皮带束紧布料所勾勒出曾经看过的粗大。碇真嗣又想起了曾经自己被这人贯穿的时候……
【啊……】
碇真嗣最爱的红眸在昏暗的灯光下散发意味不明 诱惑的光芒。