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    ego.

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    ego.

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    ミスオエワンドロ
    お題:クリスマス

    賢者初クリスマスなのであの世界にこのケーキあるか把握してませんごめんなさい!

    ##ミスオエ

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    cross_bluesky

    DONEエアスケブみっつめ。
    いただいたお題は「ネロの初期設定傷ネタで、キスするブラネロ」
    リクエストありがとうございました!
    「なあ。ちょっと後で部屋来てくんねえ?」
     ネロにそう言われたのは夕食後のことだった。
     珍しいこともあるもんだ。というのも、ブラッドリーとネロは今でこそ度々晩酌を共にすることはあれど、誘いをかけるのはいつもブラッドリーの方で、こんな風にネロに直接的に呼ばれることは殆ど無かったからだ。
     適当に風呂を済ませてから、グラスと酒瓶を持って四階へと向かう。見慣れた扉を叩くと、しばらくして内側から開け放たれる音がした。
    「あれ、つまみ作ってたんじゃねえのか?」
     普段ならば、扉を開いた時点でネロが用意したつまみの良い匂いが漂ってくるはずだ。しかし、今日はその気配は無い。
     もしかすると、晩酌の誘いではなかったんだろうか。よく考えると、部屋に来いとは言われたものの、それ以上のことは何も聞いていない。
     ネロはブラッドリーが手に持ったグラスに目を向けると、ぱちりとひとつ瞬きをした。
    「ああ、悪い。ちょっと相談っていうか……でも、腹減ってんなら簡単なもので良けりゃ先に作るよ」
    「馬鹿、折角来てやったんだから先に話せよ」
     つかつかと歩を進め、部屋の寝台へと腰を下ろす。椅子を増やせとブラッドリーは再三 2351

    mhyk_tow

    DONEオーエン視点。
    一月のミスオエ新刊のミスオエになるまでの長い道のり。
    まずはリケから堕とすオーエン。終末教団と司祭様殺し。
    不義を喜ばないで、真理を喜ぶ。5.不義を喜ばないで、真理を喜ぶ。

     手袋の下に隠れた指輪を、もう片方の指で確かめながらオーエンは鼻歌を歌って、市場を眺めていた。箒のうえから見下ろす人間たちの忙しない動きを見ているのは活力が湧き出てくるものだ。
     中央の国の人間はいい意味で平均的だ。南ほど平和ボケもしていないし、西のように狂ってもいない。東のように根暗で陰湿でもないし、北にいる人間ほど屈強でもない。どの文化もそれなりに育って進んでおり、よく見える欠点とすれば身分の差や貧困の差であろうか。城下町の近くは、それなりに栄えてはいるが、遠くなっていけばいくほど、王子様の知らないような問題ある場所なんて、たくさんある。
     オーエンはミスラとの久しぶりのごっこ遊びに浮かれていた。賢者の魔法使いになる前も、一緒にこうやって遊んだことがある。あそこの魔法使いを仕留めるのは、どちらが早いかなんて競ってみたり、レアな魔法具を見せ合って、どちらがより高値で売れるかでマナ石をかけたり、そんなくだらないことでよく遊んでいた。今回の遊びは、一番面白いかもしれないと思った。純粋で美しいものを汚していくのは、生まれながらに生き物が抱く背徳感なのかもしれない。
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