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    Mienhua

    Plurk: mienhua
    魔法使的約定的創作居多
    主魔法晶創作,也可能創作其他CP

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    Mienhua

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    オズ晶♂
    魔法晶創作題
    遲來的第四回創作題

    夏日冰晶回憶宛如冰晶,輝映著屬於我們的那段夏日時光。

    晶抱著一台奇妙的道具來到廚房。
    尼祿看著他笑瞇瞇、喜孜孜地向自己介紹這台由希斯克里夫打造的、從未見過的道具。藉由轉動一旁的把手,帶動上頭鑲嵌的刀片快速旋轉。
    晶一打開話夾子便停不下來,語若連珠似的接連介紹起故鄉的冰品──刨冰的做法。
    「將冰塊刨削後,再淋上甜甜的糖漿嗎?嘿……這樣的話,昨晚正好做了些果醬,現在就可以嘗試看看喔!」尼祿從魔法保存箱內取出方型的冰塊和一罐粉色果醬,在晶期待的眼神下將冰塊裝入刨冰機之中,接著轉動手把。

    唰唰唰──

    隨著冰塊被刨削發出沁人心脾的聲音,片片冰晶落入瓷碗當中。白花花的小冰山上頭淋上尼祿特製的粉紅色果醬,不過片刻,一碗來自於賢者的故鄉的冰品誕生了。
    「啊呣!嗯──!!好冰啊!好好吃!」晶舀了一匙入口,立刻爭圓了雙眼,眼瞳中彷彿閃耀著星星光芒,露出幸福的笑容,他興奮的捧著臉頰,嘴裡回味著這份甜蜜的滋味。
    見到這副模樣,連帶著尼祿也心情好了起來,不由得有種達成餵養成就的錯覺……嘛,賢者大人能夠開心就好。

    啊,不過逐漸滿溢開來的這股甜膩香氣,肯定會再吸引來一些小饕客就是了。
    這麼想著,尼祿趁著四下無人,趕緊再盛滿一碗刨冰遞給塞滿了嘴的賢者大人。



    「吶,賢者大人在吃什麼?」
    內心正大喊好熱好熱,在中庭樹蔭下乘涼邊吃著尼祿特製刨冰的晶,忽然聽見樹上傳來聲音。
    是歐文。
    歐文從樹梢輕盈的飄下來,饒有興致盯著晶捧在手中的那碗小冰山。
    「歐文!下午好!」
    「午安。真是奇怪的模樣,底下鬆鬆地堆成雪山似的,上頭又像是淋了腦漿般,是甜甜的東西嗎?」
    「……嗯!是叫做刨冰的冰品喔,啊!這個粉紅色的是尼祿新作的果醬。」晶頓了一秒,指著刨冰上粉紅色果醬介紹道。
    「是嗎?」歐文饒有興致地指著刨冰:「你知道的吧?善解人意的賢者呦~把碗裡的那些給我吧!」他不容置疑的說道。
    「欸?可以是可以,但是……這是我吃過的,歐文也想吃的話,尼祿那邊還有很多──嗚哇!」
    忽然壟罩在歐文的陰影下,晶嚇了一跳,歐文的臉貼的很近,幾乎可以見到眼瞼上纖細完美的眼睫毛。
    「沒有那個必要。」趁著晶發楞的空隙,歐文一口含下湯匙上的刨冰。
    歐文倏地眼睛一亮,像發現了新世界似的,攫著晶的手一杓接一杓地,吃得津津有味。
    正當晶無奈思索該如何阻止歐文的「暴行」時,隱約在視線裡掠過一縷紺色長髮。

    【ヴォクスノク】

    「?!」
    來者咒語發出的瞬間,歐文的身影消失在晶的視野外。
    「……下午好?」晶朝著來人打招呼,對方也點頭回應。
    「下午好。」
    「那個,奧茲……歐文呢?」
    「……」
    「讓他去東國的廚師那了。」奧茲收起法杖,站到晶面前沉默不語,久到甚至晶誤以為奧茲也想嘗試刨冰的滋味時,奧茲開口了。
    「即便夏日炎熱,亦須當心著涼。」
    他伸手一揮,將一件薄衫罩在晶光裸的肩膀上──因為太過炎熱,現在晶穿的是委託庫羅艾製作的無袖衫。
    「謝、謝謝?」
    「不必多禮。」
    是晶意識過剩嗎?又或者是石製地板蒸上的熱氣使人暈眩,奧茲的眼神似乎特別灼人……
    晶感覺到嘴角被輕輕抹去沾著的果醬。而被帶走的粉色果醬,由舌尖進到對方口中。

    ……欸?!
    晶腦中飛快閃過剛才的種種,難道說奧茲是……?

    「……海鈴蘭嗎?」

    無論是信息超載的而過熱的晶,還是周圍的炎熱夏意,隨著奧茲俯身後,紛紛都沁涼起來。
    比起被擺到一旁的特製冰品,奧茲選擇先享用了另一道美味。

    悪くない。
    世上最強的魔法使,被世人所畏懼著的魔王如此評價道。

    註:海鈴蘭,僅生長於海岸峭壁的花朵。傳聞有兩種花語,一是「獻上純潔之吻」,另一是「歸來的幸福」。
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    recommended works

    りう_

    MAIKINGフォ学オンリーの新作です。
    完成は後日になりますが、登場人物数人で繰り広げられるフォ学サスペンス?のようなもの。
    出来上がり次第、追記していく予定です。
    あんまりフィガ晶♂ではないですが、追々そうなっていくと思います。
    ※開幕で人が死んでいますので要注意。
    フォ学なんちゃってサスペンス「……っ」
     ぴちゃり、と音を立てるものはなんだろう。ぼんやりと足元を見下ろす先に、見覚えのある色が見えた。
     ふわふわと柔らかそうで、けれど冬の海のような、どこか冷たさをはらんだ灰と青。
     暗闇に目が慣れて来たのか、ゆっくりと目の前の光景が像を結ぶ。いつも清潔に整えられているはずの髪が乱れて、その色が床に散っていた。
    「…ぁ…」
     知らず、声が漏れる。視線が、無意識にその先を追う。
     ぴちゃり。もう一度あの音がした。
     その時初めて、嗅ぎ慣れない何かの匂いを感じる。生臭く、空気ごと重くするようなその匂い。
     灰青の先。多分、背中のあたり。ベージュのベストが赤黒くグラデーションしている。
     どうしてだろう。
     鮮烈すぎる光景は思っていたよりも彩度は無い。それでも、『それ』が赤いのだ。赤かったのだと分かる。分かってしまう。
    3411

    りう_

    DONE11/14逆トリオンリー「月よりのエトランゼ」で展示していた作品です。
    逆トリで晶くんの世界にやって来たフィガロと晶くんが買い物デートして二人でダーツをしています。
    ご都合主義なので、厄災がどうにかなって、二人はお互いの世界を行き来出来るようになっている…という想定です。
    ※ちょっとだけフィガロ親愛ストのネタバレがあります。
    勝者の願い そこそこ人の多い、昼下がりの商店街。自分と同じく買い物に出ている人や外食に来ている人が多いのだろう。
     彼と連れ立って歩くとちらちらとすれ違う人たちの視線を感じた。その視線は、俺では無く隣を歩く人へと一心に向けられている。それはそうだろう、俺の横にはこの国では見かけない珍しい色彩と、頭一つ飛びぬけた長身、それに整った顔立ちを持った麗人が居るのだから。
     そっと斜め上を見遣ると、彼は珍しそうに立ち並ぶ建物たちを眺めているようだった。色とりどりの看板がひしめき合うように集まり、その身を光らせ主張している。建物の入り口には所々のぼりがあるのも見えた。
     その一つ一つに書かれた文字を確認するように、時折フィガロの唇が開いては、音もなく動く。どうやら看板に書かれた文字を読み取っているようだ。
    5024

    tamagobourodane

    DOODLEお互いのチャンネルに日参してるVtuberのフィガ晶♂の話
    ※Vtuberパロ注意/リバの気配というか左右曖昧注意

    なりゆきで弱小センシティブめ企業Vやってる晶くんが、厄介リスナーの「がるしあさん」に悩まされつつ「フィガロちゃん」の配信に通う話
    文字通りほんとに悪ふざけの産物です
     手にはワセリン、傍らにはティッシュペーパー。ジェル、コットン、ブラシだ耳かきだのが並ぶ脇には、更に行程表が見える。『耳かき左右五分ずつ、ジェルボール五分、ここで耳ふーを挟む。数分おきに全肯定、“よしよし”』。アドリブに弱い晶が、慌てないようにと自分の為に用意したものだ。
     成人男性が普通なら机の上に並べないようなそれらのアイテムの真ん中に鎮座しているのは、奇妙な形をしたマイクだった。四角く黒い躯体の両側に、二つの耳がついており、その奥に小さなマイクが設置されている――最近流行りのバイノーラルマイクというやつで、このタイプは手軽に耳かきをされているような音声を録音することができる。
     そしてその奥にあるのはモニターとオーディオインターフェース――画面に流れるのは、大手配信サイトの管理画面と、コメント欄だ。配信のタイトルが目に入るといつもげんなりするので、いつもその画面は閉じているのだけれど、今日はその手順を忘れていた。――「ぐっすり眠れる耳かきとジェルボール――入眠用ASMR♡」。
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