変わりゆく陽光死の瀬戸際に巡り会う運命は数奇で、どうしようもなく僕を歪ませた。

図書館に向かう昼下がりの中庭は穏やかに風が凪いでいく。
自身にはあまりに似つかわしくなくてその場から距離を取ろうと急足で図書館へと歩みを進める。
どうにも新しく補充された魔法使いは素質はあるが未熟な面が散見され放っておきたかったが自身が許さなかった。
（やっと解放されると思っていたのに）
何からかはとにかく色々だ。
木漏れ日が漏れる木々の下、レンガ道、程よく手入れされた草花。
薬草でもなんでもないただの鑑賞用の花。
レンガ道の先には魔法の練習に馬車を動かすミチルと応援するルチル、見守るレノックスとフィガロ。
日向の中随分とイメージとのギャップが激しい光景。

《在百合微光中安眠》楔子‧Episode 1　　櫻花花瓣自空中飄落，藍色的天空逐漸轉為青白色，那是天色漸降轉為昏黃的前兆。他伸手接住落下的櫻花花瓣，幾片虛擬投影的花瓣在強光下不甚明顯，直至穿透他的手心時才被發現。
　　掌心中留下了幾片花瓣，他撒手一擺，讓風帶走那年年盛開的碎片。
　　オーエン和カイン久違地和晶一起出遊，三人一起吃了許多甜點，一起去挑戰了跳舞機的最新關卡，最後在門禁時間到之前與晶道別。在送晶回到主人身邊之後，飛行機車終於只剩下他與カイン兩人，カイン的路線正在往實驗室的地區前進，他垂下眉不發一語。
　　雖然嘴上說想去哪就去哪，但オーエン確實還沒想好他這段突然被允許能自已決定行動的人生要做什麼。
　　被允許可以自由進出實驗室，想出門就出門，想回去就回去，現在他是自由的——如同他希望的。