ドルパロ🎈🌟 その2「ちょっと類!!あんた正気!?あのアイドルのマネージャーやるって……」
「やぁ寧々。うちまで来てくれたのかい?大丈夫、僕は至って正気だよ。」
「その割には手元狂ってるけど」
「え?」
「ネジ回ってないわよ、それ」
「…………」
「お茶でものむ?淹れてくるけど」
「…うん。」
言われて気がついたが確かにしまっていない。どうやら自分が思っていたより動揺していたらしい。そう、僕は司くんマネージャーになった。
司くんとバーで会った後すぐ司くんの事務所の人と連絡を取った。幸い彼を担当してくれている人とはすぐ時間が取れることになり、タクシーをよこしてくれた。。密室空間で司くんと二人きりで気が気じゃなかったけれど。
「類…あ、名前で呼んでも構わないか?」
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