親族同士の取り決めで結婚することになった煉義。煉は義に一目惚れしてるけど、義はこんな良い家に自分なんかが嫁ぐべきでないと思っている。
新婚初夜で煉は君が心を開いてくれるまで待つ!と言って手を出さず寝てしまう。さっさとヤッて反応の鈍いつまらない奴だと捨ててもらおうと思っていた義は困惑する。
新婚生活。義は居場所がないと思ってるけど、煉は優しい。その裏で、親類に子が出来ないことについて煉が責められていることを知る……。
責められて辛い思いするくらいならさっさと抱いて子供産ませればいいのに。嫁はそれが仕事なんだからと言ったら煉が泣いちゃって、義はポカンとする。え、なぜこっちが泣かせた感じに?
君を大事にしたい。煉が泣きながらそう言うので、義は胸が痛んだ。代替品の嫁を大事にする必要なんかないのに。そもそも本当は姉が嫁ぐはずだったのだ。
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