キャスター・蘆屋道満マテリアル(捏造)キャラクター詳細
瞳は磨かれた黒曜石の如くあり、
整った顔立ちの裏に隠しきれない残酷な微笑みが浮かぶ
素手であっても敵対者を容易に引き裂く、超絶の肉体。
見るものに美しささえ感じさせる、
人の形をした妖獣。
平安期の法師陰陽師。
道満法師、僧道満とも呼ばれる。
平安最強の術者である安倍晴明の向こうを張った怪人。
パラメーター
筋力:B 耐久:C
敏捷:E 魔力:C
幸運:C 宝具:C
プロフィール1
身長/体重:200cm・110kg
出典:『宇治拾遺物語』、『安倍晴明物語』、『蘆屋道満大内鑑』、など
地域:日本
属性:混沌・悪 性別:男性
五芒星は安倍晴明の判として知られるが、志摩では道満判とも呼ばれるとか。
プロフィール2
人々を守る英雄ではなく、悪辣を以て人を害し、自らの死滅を以て世の平安を導くがゆえ反英雄として分類される。
時の権力者たる藤原道長を呪詛で害したとも語られる。
政府機関である陰陽寮に属する安倍晴明とは異なり、蘆屋道満は僧籍にあって、ある意味では「在野」の存在だった。
当初は互いに協力関係にあったようだが……いつの頃からか道満は陰陽寮および晴明の存在を敵視するようになり、事ある毎に争った。神秘を色濃く残した平安日本に於いて、術をきわめた両者の激突は凄まじいものであったろう。
また、伝説のエピソードを真に受ければ、
道満は数度の死を迎えている。
本作では、伯道上人の秘術を我が物とした蘆屋道満は、
生前既に疑似的な不死を体得していたのだ、とする。
プロフィール3
キャスター・蘆屋道満はかつて存在した陰陽師・蘆屋道満の逸話や伝説を元に形作られた集合体であり生前の蘆屋道満とは似て非なる存在である。
謎多き人生に満ちた彼を形成するのはそれこそかつての民衆の取るに足らない噂話も含まれているが大半は後世に残る記述が元になっている。蘆屋道満の最期は諸説あるとされるが真偽は本人さえもわからない。
物語で肉付けされた実在した御伽噺のような存在、
それがキャスター・蘆屋道満である。
プロフィール4
本作での蘆屋道満は、安倍晴明が守護する「都」や「人々」の明確な敵対者である。
生前、あるいは伝承を元に自分以外の全てを敵対者とみなし明確に敵意を向けられるように接する言動が目立つ。「人を害する獣であれ」。そうあれかしと刻まれた業に忠実でありまた本人もそれで良しと望んでいる。その本心は誰にもわからない。
キャスター・蘆屋道満としての現界であるため、カルデアと敵対したアルターエゴの記録はなく全ての蘆屋道満というコンテンツの具現、生前とは違う面も多いが関係者からはあまり変わりがないとも言われているとか。
プロフィール5
『狂瀾怒濤・悪霊左府』 きょうらんどとう・あくりょうさふ
ランク:C 種別:対都市宝具
レンジ:1〜50 最大補足:200人
時の権力者・藤原道長を呪殺せんとして仕掛けた、都市そのものを殺すに等しい驚天動地なる大呪術の再現。成し遂げられれば都はたちまち荒れ果て、人々を不幸が襲い、餓死者が往来を埋め尽くす事となるだろう。当然、権力者も滅び去る。
宝具としての呪詛行使にあたり、キャスターとしての道満と融合した左大臣・藤原顕光の怨霊「悪霊左府」を一時的に召喚。これによって、術の成功確率をきわめて大幅に上昇させている。
しかし、アルターエゴと違い異国の二神を召喚することはできない為、出力は下がるが強力なことに変わりはない。
カルデアに召喚されたキャスター・蘆屋道満は特殊な召喚となり霊基が安定していない状態の為宝具を間違ってでも使用するものであればたちまち霊基が耐えられず自滅してしまう可能性の方が高い。
プロフィール6
カルデアに召喚されたキャスター・蘆屋道満は以前このカルデアにいた蘆屋道満と深く関係していた。
アルターエゴ・蘆屋道満が勝手に特異点を見つけ、そこにいた現地の生前蘆屋道満をまたもや誑かし、見事京の壊滅を成功させた。しかしその直後突然自害したアルターエゴ、その行動が原因でカルデアにキャスター・蘆屋道満が召喚されてしまった。因果関係は全くわかっておらずカルデアもアルターエゴがいた記録や記憶が消失していた。勿論キャスター・蘆屋道満は何も知らなかった。
プロフィール7
アルターエゴ・蘆屋道満が戻ったことによりめでたしめでたし。
かと思いきやカルデアには2人の蘆屋道満が存在することになってしまった。キャスターは自身が消滅してもおかしくないと思っているがその理由はアルターエゴもわからないとは言うものの面白いからという理由でそのままにわざとしているのかもしれない。
早く消滅して楽になりたい、とキャスターはこの日から頭を抱える事となった。