Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    🦐k🦐

    (no profile)

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖
    POIPOI 27

    🦐k🦐

    ☆quiet follow

    楽ハト ワープの話

    楽ハトは亀の歩みな上に紆余曲折を経て高まった親密度からミサハト(楽ハトの進化系)になってようやくワープを解放するかなぁという妄想メモ。
    楽園の浮島のひとつにミサゴがよくハンモックを広げて小休止している場所があって、そこは高い所にあるうえに周りに上昇気流がないから雲に触れながらひたすら上に羽ばたかないと行けない。普段から疲れるので気流を使ってできるだけ羽ばたかないように飛びたい派のハトくん、到着するなりいつもミサゴのハンモックでまず休んでる。
    (ミサハトに進化しているのでハトくんは用がなくてもたまにミサゴに会いにいく。)
    何度かその場所まで会いに行ったとある日にふと、この島にいるミサゴのところまでワープすればいいんじゃないかと思い立ち「俺、ミサゴと…ワープ解放したい」とハンモックから起き上がって控えめな声でミサゴに尋ねてみる。その声をしっかり拾ったミサゴはパァッと一瞬背景に花を飛ばしかけた顔をいや待て待て待てと引き締めてから改めてハンモックの上で膝を抱えて座るハトくんの正面に立つ。
    「突然どうしたの」「?ここ遠いから、たくさん飛んでくるの疲れる」疲れるの分かっていてハトくんは今日も会いに来てくれてる…ってジーンとしつつ「本当にいいの?ワープって利便性は高いけど、嫌なことや危険なことも起こるかもしれないのを分かってる?」そう念のための確認でミサゴは聞いたけど、ハトくんは少したしなめられているのかと感じて、うつむいて少し考える。誰ともワープを解放したことがないからミサゴの話を具体的に想像できないのと、いいよ!ってすぐに返ってくると思っていたらそうじゃなかったからちょっと落ち込む。「……ミサゴ、嫌?」ってさっきよりさらに小さい声でハトくんが聞くのであわてて「俺は全然嫌じゃないよ!ごめん不安にさせて!」ぎゅう!と勢いよくハグしたらすぐ顔をぐいっと手で押しのけられて体を離してからスッとキャンドルを差し出すハトくん。ミサゴは自分がキャンドルを出したかったけど、ここは素直に受け取った。「多分、この島に来るとき以外は使わない」「使いどきは君にまかせるよ」うれしいなって言いながらミサゴが笑うと、うん、と短く相づちが返ってきたとかこないとかそんな感じでハイ!解放!おめでとう!!!


    *

    ミサゴは会いにくる道すがらも楽しんでいるので、ワープ解放後も奥まったところにハトくんが居ても自力で飛んで会いにくるから
    、ワープ使えばいいのに。変なの。とハトくんは思ってる。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    👏👏👏👏👏👏👏👏🌋😭👏💞💞💞💞🍹🍜🍹🍬🍸👏💗😍😍👏💗💗💗👍👍💞😭🙏☺☺🙏☺☺👏🙏🇱🇴❤🇪🙏🙏🙏✨❤❤💘☺☺☺☺☺💖💖💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works