ver5.5イベント後「お疲れ様、イファ。火山ケーキは食べたか?旅人のばあちゃんとパイモンが持っていっただろう」
「よぉきょうだい。さっき食べたよ。カクークに結構取られたがなぁ」
「ケーキはわからないが、食事はまだまだある。僕が持ってきた野菜も一緒に調理してもらったんだ」
「それはいい。いただくよ」
――――――
「オロルンの巫術の腕前は知ってたつもりだが、うまいことやったもんだよなぁ。すごくそれらしくてアントゥもみんなもすっかり信じこんじまった」
「……」
「どうした?」
「それを、ばあちゃんにも褒めてもらった。……明日は雪が降るかもしれない」
「お前、いい加減慣れろよ」
――――――
「少しは気持ちが晴れたか?」
「あぁ、まぁ。……そんなにわかりやすかったか?」
「何年一緒にいると思っているんだ」
「そうだったな」
「今回の件で、僕はカクークが高熱を出した時のことを思い出していた」
「……俺もだよ」
「僕が様子を見てるから少し休めって言っても、片時もそばを離れなかったものな。とんだ頑固者だった」
「お前に言われたくないんだが」
「でも、きっとそのおかげでカクークは回復したんだ。そうだろう?きょうだい」
「そうだろう!きょうだい!」
「……あの時も、お前は薬草探しや治療法がのったウォーベン探しを手伝ってもらったなぁ。……ありがとな、きょうだい」
「どうしたしまして、きょうだい」