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    Ryo_tntk

    椋です

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    Ryo_tntk

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    司司…???
    🌟🌟のつもりがよくわからないものになってしまった。めちゃくちゃに暗いです、司の闇を妄想してます。捏造と幻想が酷いし何せ読みづらい。
    いつも書いてるCPじゃないのでぽいぴくにします。でもエロくもグロくもないです。

    「お前が悪い」
    息が、上手く吸えなくなった。
    肩の上下が激しくなって、ひどく苦しい。
    「みんなは気にするなと言ってくれたなあ。でも、本当はわかっているんだろう?」
    類は、無事で良かったと言ってくれた。えむも、怪我がないか心配してくれた。寧々だって、遠回しに心配してくれた。でも、でも、
    「耳を塞いだって事実は変わらない」
    オレは舞台で失敗をした。ステージから落ちたのだ。類がアドリブのナレーションで対応し、2人もそれに合わせ、オレもどうにか舞台に戻り、一応成功に終わった。
    でも、もし、類が居なかったら。類が離れたところにいて、対応できなかったら。寧々もえむも、慌ててしまっていただろう。オレもすぐには戻れなかった。きっと大失敗になったはず。
    いつも大見得を切って、自信過剰で、失敗した人を責めたことだってあるオレが、失敗するなんて。本当はもっと責められるべきだ、それが当たり前なんだ、そのくらいのことをした。なのに仲間が受け入れてくれた、それを、許されたと勘違いをしてしまったんだ。
    「お前は、失敗をした。それは決して許されない。でも、自分の失敗を受け入れられないんだろう?ああ…自分だけでは舞台に立てないのに、1人でなんでもできるんだと信じたいんだよな。失敗なんてしないと信じたい。でも、お前は、本当はひとりぼっちの、役者のなりそこない」
    「う、うぅう…うああ、あああああ!!ちがう、ちがう、オレはなりそこないなんかじゃ…ッ、そんなのじゃない!!スターに、なるんだ、ならなきゃいけないんだ、オレには、それしか」
    「そうだな、お前にはそれしかないよな、否定されるのは辛いな。昔からそれだけを目指してきたんだろう…ずっと、見ていた」
    そっと、抱きしめられたかのような感覚。頑張ったな、と、自分が認められたかのような、そんな気さえした。
    「ずっと、1人で頑張ってきたんだよな、人への甘え方も知らない、ねだり方も知らない、頼り方も知らない…ひとりぼっちの、可哀想な司」
    頭にぽんと手が置かれる。子供に愛を注ぐ親のような顔だった。
    「大丈夫、オレだけは司の味方だ」
    暗くて冷たかった心に、光が差した。
    「ほんとう、か…?」
    「ああ、司のことをこの世で一番愛している、司だけの味方だ。今までも、これからも、ずっと、ずっと」
    オレだけの、味方…


    …目を擦る。酷い顔だな。
    鏡に手を触れる。無機質で、冷たい。
    鏡に映る自分の頬を撫でて、微笑んだ。
    「…お前は、天馬司。妹想いのいい兄で、頼れるけれど堅すぎず、調子のいい学級委員、ワンダーステージの座長で、それから、未来のスター」
    お前ならやれる、そう呟いて通学鞄を持つ。
    そう、オレは、"天馬司"。

    ___役名【天馬 司】キャスト【×××】
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    Ryo_tntk

    DONE類司
    ⚠天使と悪魔パロ
    ⚠↑に対しての自己解釈強め
    🎈🌟なんですけど学生でもなんでもないです天使と悪魔の天界(?)パロです苦手な方は気を付けて
    「君は、僕の天使だね」
    「…天使は、お前だろう」
    黒い羽をぱたぱたと動かし、頭に生えている可愛らしい角を触りながら言う。そう、彼は紛れも無く悪魔だった。
    それでも、僕にとっての"天使"は彼だ。
    心は真っ白、純粋無垢。綺麗な金髪は良く似合い、赤に寄ったオレンジの瞳はいつもまっすぐだ。まっすぐ、僕を射抜く。
    天使が、全員性格が良いとは限らない。固定観念や先入観で、天使はみんな人思いで優しく純粋だと思われがちだが、そういうわけではない。争いごとが嫌いだから、相手と対立したくないだけなのだ。
    ただ、その先入観、固定観念、諸々を合わせて理想の天使像をあげるとするならば、正しく目の前の彼が相応しいと、僕は思う。
    「もっと、触れたい」
    1歩だけ、彼に近付く。彼に会い、話ができるこの1時間、今では何よりも大切な時間になった。
    「…構わんぞ、服の上から少しくらい、なら…お前が堕落してしまうのは嫌だから、少しだけな」
    堕落、してしまったって構わないと思うのは、天使失格だろうか。
    手に触れた。お互いの手袋で阻まれたせいで、体温は感じられない。
    でも、彼の頬の染まり具合を見れば、きっと僕の手よりあたたかいのだ 1521

    Ryo_tntk

    MOURNING司司…???
    🌟🌟のつもりがよくわからないものになってしまった。めちゃくちゃに暗いです、司の闇を妄想してます。捏造と幻想が酷いし何せ読みづらい。
    いつも書いてるCPじゃないのでぽいぴくにします。でもエロくもグロくもないです。
    「お前が悪い」
    息が、上手く吸えなくなった。
    肩の上下が激しくなって、ひどく苦しい。
    「みんなは気にするなと言ってくれたなあ。でも、本当はわかっているんだろう?」
    類は、無事で良かったと言ってくれた。えむも、怪我がないか心配してくれた。寧々だって、遠回しに心配してくれた。でも、でも、
    「耳を塞いだって事実は変わらない」
    オレは舞台で失敗をした。ステージから落ちたのだ。類がアドリブのナレーションで対応し、2人もそれに合わせ、オレもどうにか舞台に戻り、一応成功に終わった。
    でも、もし、類が居なかったら。類が離れたところにいて、対応できなかったら。寧々もえむも、慌ててしまっていただろう。オレもすぐには戻れなかった。きっと大失敗になったはず。
    いつも大見得を切って、自信過剰で、失敗した人を責めたことだってあるオレが、失敗するなんて。本当はもっと責められるべきだ、それが当たり前なんだ、そのくらいのことをした。なのに仲間が受け入れてくれた、それを、許されたと勘違いをしてしまったんだ。
    「お前は、失敗をした。それは決して許されない。でも、自分の失敗を受け入れられないんだろう?ああ…自分だけでは舞台に 1142