愛人業をやってる母親から生まれる
父親は分かってはいるが、名家の社長とかだから正式に認められてはいないし、戸籍登録もされてない
だけど口止め料とか含めて養育費は貰ってた
母親譲りの美貌だから、自分の顔が嫌いで半分隠してる
複数の愛人やってる母親にむりやり連れられてどこかに行かされたりとかしてた、夜中に起こされて居酒屋とか全然知らない人と旅行とか、逆に旅行に行くから家に置いてけぼりとか
家に帰れば真最中とかもあったので、幼少期から母親を完全に嫌う
暴力を振るうことはなかったが、酔っ払えば無理矢理起こして「貴方を愛しているからよ、あの人を愛してるの」とかを延々と言い放ってた
実際に愛してるわけではなく、ただいい気になってるだけなのを分かっていたので性とか愛情とかを嫌厭するようになる
幼馴染みと仲良くなってから救われたが、小学校に入り、異性との交友が生まれれば女性嫌いにハシゴがかかる
子どもながらに秋水の美貌に惹かれ始めるものが出てきた
幼馴染みと遊びたいのに女のコに誘われそれを拒否すれば泣かれて、先生とか保護者とかが秋水を責める
幼馴染みが自分のことを理解してくれるから、他人とコミュニケーションをとる理由がこのときの秋水には分からなかったので、言葉に出来ないイライラと悲しみを背負ってしまう
大人の意見や幼馴染みの言い分(瓜生くんとか?)に従って他人との交流を円滑に行い始める
中高校生くらいなれば、秋水はかなりモテ始める(これには多分成人くんや御伽くんと一緒にいる相乗効果もあると思う)
自分に言い寄られることへの嫌悪と愛情への不信感、幼馴染みとの関係を制限するような言動に益々女性嫌いに拍車がかかる
斎藤さんのエピソードはここくらい
(この時に瓜生くんに女のコのやっかみが行ってたら美味しい、私が)
女のコたちが幼馴染みを羨むような発言がきっかけで大切なものは隠すべきだという思考が浮かぶ
幼馴染みを守り隠す目的とそんなにお望みなら付き合ってやるよという自暴自棄で女のコたちと遊び始める
すると嫌悪対象だった女のコが自分の思い通りに言うことを聞くことを知る
秋水は肩透かしを食らう
なんだ、たいしたことないな。こんなやつらに僕は振り回されてたのか
秋水は女遊びに覚えた
気分としては人形を操ってる感覚
今までの鬱憤を晴らすように女のコたちに笑顔を見せた
高校生になったらある程度女性に対する嫌悪にも慣れて、遊びも加速する
幼馴染との縁も徹底して隠すようになるので、知らない人は「あれ、あいつら仲いいんだ」とかにまで言われるようになる
本人的には全然つるんで遊んでる
この時期になると母親とは疎遠になる、お金を定期的に入れてくれるだけの関係
そして暇つぶしに気まぐれで書いた小説「東京心中」が賞を取り、賞金を貰う
担当がつき、特にやることもなかったので、小説家を目指す
なりとくんの上京に一緒についていき、今に至る
小説家、シナリオライターとしても成功し、年の割には年収が多い
女遊びは変わらずだが、「自分に言い寄ってくる」「遊んでも傷つかない」という女性を選んでやっている
それ以外の女性にはそれとなく回避する
食は細いけど、酒は飲むし、タバコも吸う
長生きはしたくない
運動もしない
ネックレス、ブレスレットみたいなアクセサリーをつけるけどピアスは付けない
服は和装を模したのが多い、ゆったりとしてオーバーサイズの服が好き
愛情と友情の序列が完全に入れ替わっているので
友達>>>>>>>>恋人≧知り合いになっている
恋人より友達を全然優先する
・瓜生くんについて
母親が叱ることを代わりに瓜生君が叱ってくれているので親に向ける感情を持っている
何をしても自分のことを嫌わないと思ってるので甘えている
ぐずるけど多分一番一緒にいるので買い出しとか行くし、荷物持ちもする
暇なときは後ろをついていくのでカルガモの子供状態
誰に対しても裏表がない対応はマジで理解できない言動なので不可思議な顔してる
幸せにはなって欲しいと願っているが、付き合う女性は徹底して調べ上げて、ダメなところがあれば何らかの力を使って別れさせる
自分のルックスになびくような女性は相応しくない
(小さいことはいつきって呼んでたけど、大きくなるにつれ隠す目的で瓜生君呼びになったら美味しい、わたしが)
・御伽くん
悪友だと思ってる
一番つるみやすいし、しゃべりやすい
しょっちゅう口喧嘩してるけど、秋水が楽しくてダル絡みしてる
女性関係で情報交換してそう、何か人気とか
社会人になって顔を合わせる機会が少なくなったので、御伽君が帰ってくるタイミングで一階に行って駄弁ってそう
いずれ離れて暮らすことになるんだろうなとは覚悟しつつも、うざいくらいに邪魔にしいく覚悟もしてる
・なりとくん
自分よりいいルックスに安心感を覚えてる
多分ずっと一緒にいるんだろうなって思ってる(女性関係的な意味で)
仕事のインタビューは他のは渋るけどなりとくんの取材なら二つ返事で受ける
たけど多分外では「樫間さん」と他人行儀で呼んでる
一番対等な友達
同じく、仕事でかえってくるタイミングで降りて何気ないことを駄弁ってる
仕事でいないときはハト美を世話をすることもあるだろうけど、たぶん好かれてない