仲良し(あらゆる意味で)トリオのルームシェア性活♥大学生ぐだカドモリの乱交!3P!♥喘ぎ!顔良し!仲良し!楽しくスポーツセックス!シェアメイトの紹介をよく読んでから本文を読んでね!!!
〜楽しいルームシェアメイトの紹介〜
藤丸立香
三人の中で一番巨根かつ性欲が強い。おおらかで優しいが、無邪気にえげつないことをしがち。だが大概やられたらやり返される。タチすることが多い。アナルも感じるがメスイキはできない。喘ぎ声がうるさい。
カドック・ゼムルプス
一応一番の常識人枠。自分からあまり仕掛けず他の二人に流される。男のプライド的なのがあるので受けをするのが悔しいけどすぐ快楽に負けて流される。
乳首が弱い。攻めも受けも同じくらいするというかさせられる。前戯が上手い。
ジェームズ・モリアーティ
一番頭いいはずなのに一番頭おかしい。Mっけが強い。受けが好きで普段はあまり攻めにはならない。名器すぎる縦割れアナルの持ち主。好奇心旺盛で変わったプレイをしたがったり道具を持ってくる。実況系喘ぎ声がたまにうるさい。
本文
安さが魅力の大衆居酒屋チェーン店。その一角を占拠する男女混合の大学生の集団。とある大学のサークルメンバーの交流会だが十人を超える集団であるためここで全員と平等に交流を深めることは難しい。従って騒ぐタイプの学生と、のんびりと話すタイプの学生とで自然と別れていた。
「へぇー、ルームシェアか」
「うん」
後者の中心にいるのは藤丸立香。派手さは無いが爽やかな顔立ちと善良かつ穏やかな性格で誰にも好かれる好青年だった。
どこからどう話が転がっていったのかは既に誰も覚えていないが、住んでいる下宿の話になり立香が三人でルームシェアをしているという話題で盛り上がっていた。大きい間取りのマンションを借りて家賃を等分すればワンルームの学生アパートを借りるよりも家賃をかなり安く抑えられる。しかも室内設備も充実しているので暮らしやすいと立香は語った。
「別の大学だけど高校時代からの友達なんだ。部屋代も節約できるから結構良いよ」
「それやってた奴いたけど結局モメて終わったんだよな」
「まあ暮らしてると相性あるよね。オレもよく散らかすなって怒られたりするし……でも今の所は仲良くやってるよ」
飲み放題の時間が終わりに近づき、自然と二次会の話がちらほら出てくる。当然立香も誘われたのだが。
「ごめん。今日風呂掃除の当番なんだ。そろそろ帰らないと」
あからさまに残念そうな女性陣を背にして立香は良い気分で帰路に着いたのだった。
立香達が暮らすマンションはファミリー向けの広々とした3LDKだ。トイレや風呂などはもちろん共用だが一人一部屋の個室があり、広いリビングで酒盛りやゲームなどを皆で楽しむこともできる。
「ただいまー」
返事がない。ただしリビングの明かりは付いており規則的な物音も聞こえてくる。立香は洗面所に立ち寄り手を洗ってからリビングを目指して廊下を歩く。果たして二人ともリビングにいた。
背もたれ部分をリクライニングさせることでベッドにもなる大きめのソファー。その上で、立香の同居人二人が絡み合っていた。
「しゅごい♥♥いぐっ♥♥♥いっちゃうぅ♥♥♥」
立香の親友の一人、ジェームズ・モリアーティは綺麗な銀髪を振り乱し嬌声を上げている。膝立ちで背後からそれを犯しているのはもう一人の親友であるカドック・ゼムルプス。
羽織ったワイシャツ以外身につけていないジェームズに対してカドックは小用を足すときのように下肢の服だけ乱し、深く息をついている。彼もまた達したのだろうと察せられた。
「うぁっ…きつ、っは、……っ、あ、帰ったのか」
「あはぁ♥♥おかえり、立香♥」
国内最難関大学に余裕で主席合格した天才は今、ソファーベッドに沈んでだらしない笑みを浮かべながら気怠く立香に手を振っている。
ジェームズとはまた違った柔らかな銀灰色の髪を持つカドックは一見派手だが三人の中で一番几帳面で気難しくて常識人、であることは間違いないが親友を犯しながらもう一人の親友に「風呂わいてるぞ」と当たり前のように言える時点でどこかネジが飛んでいた。
同居人二人の痴態を前に立香はーー
「いいなーオレもまーぜて♥」
カドックの背中に抱きついた。ぎしり、と三人分の体重がかかったベッドが軋む。
友人が泊まりに来た時に便利だろうということでお金を出し合って買ったソファーベッドだったが、結局もっぱらこの用途にばかり使われていた。
カドックの薄い胸を揉みながら、立香は長袖Tシャツ越しに乳首を探り当てる。彼はそこをほんの軽く撫でただけでも息を詰める。ここがカドックの弱点なのは二人ともよく知っていた。
「んっ……酒臭い」
そこで感じる事にまだ羞恥心が残っているらしい。ぷっくりと主張する胸の頂きを弄られ明らかに感じているのに文句を垂れる男に苦笑が漏れた。
「じゃあ僕らも飲んじゃおうヨ」
達した余韻から早々に復活したジェームズはベッドを降りてそのままキッチンに歩いていく。行為中にたっぷりと注入されたローションが尻のあわいから漏れて太腿に伝った。
そんな事にも頓着せず、彼は冷蔵庫を漁って缶チューハイを持ってきた。プルタブを開ければ人工的な甘ったるいピーチの香りがリビングに広がる。
「は、っ……自分の、だけかよ」
「だってカドックお酒弱いでしょ? これくらいで十分じゃない?」
ジェームズはそう笑いながらチューハイを口に含み、不平そうな唇を塞いだ。カドックは当たり前のようにジェームズから口移しで酒を飲んで唇をまた尖らせた。
「ん……コレくらいなら一本飲める」
「はいはい。酔いすぎると勃たなくなっちゃうでしょ」
「オレにもー」
「ん」
ジェームズはカドックの背後にいる立香にも口移しで二口、三口とチューハイを飲ませた。そうやってショート缶を三人で飲み干せば、一番酒に弱いカドックの頬がほんのりと染まりはじめた。判断能力は失わないが、ちょうど気分良く身体が暖まる程度の量を計算してジェームズが割り振ったのだ。
「っ、おい、いつまで胸ばっか……触ってるんだよ」
「だってカドック胸好きじゃん」
「そこばっかりされたら……ほしくなる、だろ……んっ」
悪態をつきながらカドックは、立香の勃起しきった物に自分の尻を擦り付けた。男を挑発するかのようにぐりぐりと刺激するくせに自分もしっかりそれで感じている。
酒を飲まされながら弱点である胸を弄られ続けたせいで、カドックはすっかり発情しきって蕩けていた。ジェームズを抱いていた時と同じ膝立ちの状態のまま、今度は自分も抱かれようとしている。
「カドックってばノりはじめたら一番えっちだよネ」
ジェームズは笑いながらソファー下の収納スペースに手を突っ込み、立香のゴムを一つ手渡した。ここで行為に及ぶことが多いため、ローションとそれぞれのサイズのゴムはここに常備している。
ありがと、とにこやかにそれを受け取った立香は手慣れた様子でゴムを付ける。それも待ちきれないとばかひにカドックは腰を揺らした。
「あ……早く、しろってばぁ♥」
「ようやく素直になってきた」
「本当は気持ち良いの大好きなのに、シャイだから」
「うるさ、ふ、あっ♥あぁっ♥♥」
性行為時特有の淫靡な秘め事という雰囲気ではない。どちらかというとゲームやスポーツを楽しむ時に近いテンションで立香はカドックの背中に唇を落とした。
ジェームズとくすくす笑い合いながらローションの蓋を開ける。手に出してしっかり温めてからカドックの後孔を撫でた。本来は性行為に使う場所ではない。しかし数えきれないほどに立香の巨根を受け入れてきた場所は指程度ならば簡単に受け入れてしまう。慣らすというよりもローションを行き渡らせるだけの簡単な準備だけで彼は甲高く喘いだ。
「あーその声すっごくクる♥」
含み笑った立香はカドックの頬にキスを落とす。ふわふわと気持ち良くなってしまったカドックは嬉しげにそれを受け入れて。そんな彼を立香は唐突にどちゅん、と深く突き上げた。痩せて薄い腹の奥を叩かれて金の瞳が半ば裏返る。
「あ♥♥、い、いきなりっ♥♥♥は、あっ、激し♥♥♥」
「凄い声。まあ、立香の大きいもんね」
最初から全力で腰を振られて、涙を零しながら濁った喘ぎ声を上げ続けている。しかしその表情は苦痛とは無縁の色で縁取られていた。先程まで使っていたペニスはだらだらと情けなく白濁混じりの愛液を漏らしている。
「カドック、イイ?」
「ぎちいいっ♥♥♥はへ♥♥トブぅ♥♥♥」
夢中で男を貪るカドックに触発されて、ジェームズも熱いため息を吐く。立香の太くて長いものにみっちりと埋め尽くされ、道具のように扱われる快楽はジェームズもよく知っていた。
「いいなぁカドック、気持ち良さそう」
また後で自分もしてもらおうと思いつつ、今は揺れるカドックのペニスへ狙いを定める。カドックたちは膝立ちのまま行為に及んでおり、ベッドの縁に腰掛けたジェームズからはちょうど舐めやすい位置だっただけともいう。
「いただきまぁす」
「あっ♥♥待、んひぃ♥♥♥」
唇が触れた瞬間ぴくん♥とカドックのものが跳ねる。それに目を細めてジェームズは粘液を軽く唇で吸い、ぺろぺろと大きな飴でも舐めるかのように味わぅた。いくら舐めても途絶えないカドックの愛液を美味そうに啜り、最後はぱくりと咥えてしまう。カドックの悲鳴を楽しみながら頬肉でカドックのペニスを扱いた。
三者三様に整った顔立ちをしている彼らの中でも一番「美しい」という形容が似合う男はその中で一番下品にフェラチオをするのが得意だった。普段ならここで頭を前後に振ってペニスを貪るのだが、今回はカドック本人が背後から揺らされているためジェームズが動く必要もない。立香が強く穿てば自然とカドックのものが喉奥まで届きイラマチオ状態にもなるがジェームズはそれすら嬉しげに受け入れた。
一気に二人を犯しているような状況は立香の興奮も煽る。カドックの最奥をぐりぐりと虐めながら強く抱きしめた。
「イくよ、っ……!」
「ひあぁぁぁっ♥♥♥」
「んぶっ♥ぉ、えっ♥♥♥けほ、」
カドックはもう何度目かの絶頂に震えた。同時に、ジェームズの喉奥に精液を流し込んでしまう。普段の彼であればそんなことは絶対にしないのだが、もはや意識が半分途切れているのかアヘ顔を晒しながらそのままふらりとベッドに倒れ伏してしまった。
「はへ♥♥はぁっ♥あっ♥」
うつ伏せのまままるで全速力で走った犬のように舌を出してヒューヒューと呼吸するので精一杯の様子。普段暗い表情をしがちなカドックが淫らに顔を緩ませる姿はこの二人しか見たことがないだろう。
すっかり拡張され、ローションを垂らしながらひくひくと痙攣しているアナルはまだまだ物足りなさそうで。
「えい♥」
「っ♥♥♥」
いっそ無邪気なほどに楽しげな様子でジェームズはずぶり、とその穴に自身を挿入した。不随意に背筋が反り上がり、ジェームズのペニスを歓迎するかのように締まる。
「珍しいね、ジェームズがそっち使うの」
「たまにはね……んっ♥カドックのお尻気持ちいい♥♥」
「あ♥♥♥ばか♥ばかっ♥まだ、イってるのにいぃ♥♥♥♥」
もっぱら抱かれるのが好きなジェームズだが、気紛れにペニスを使うこともある。そのタイミングは誰にも予想できないが、それが今だったらしい。
「あ♥あは♥♥きもちい♥♥♥おちんちん気持ちよくなっちゃう♥♥♥♥ひあぁっ♥♥♥」
「っ♥ふあぁっ♥♥んぁっ♥♥♥」
ジェームズはカドックの汗だくの背中に頬を寄せてへこへこと腰を振りながら自分も淫らに喘ぐ。カドックはベッドに突っ伏したまま人形のようにされるがままだが、その表情は明らかに悦楽で染まっていた。
その間に立香はもう一本チューハイを開けていた。ベッドの縁に腰掛けて親友二人の痴態を肴に酒を飲む。ついでとばかりにスナック菓子の封も開けて摘んだ。
甘ったるい香りと油脂、ローションや精液などの性の臭いが混ざってこの空間をカオスにしていた。
「はぁっ、はぁ……♥のど、かわいた」
「いる?」
「ウン」
満足するまでカドックの身体を貪ったジェームズが立香の元までやってくる。チューハイの缶を渡すと、よほど喉が乾いていたのかジェームズはまるでジュースのように一気に流し込んでしまった。「そんなことすると酔いが回るよ」と苦笑しながら水を汲んできた立香が口移しでいくらか飲ませる。
彼も小休止といったところで、呼吸を整えながらゆるゆるとキスをしたり身体をくっつけたりしてきている。
「カドック落ちちゃったかな」
「どうだろ。もう少し待って戻ってこなかったらそろそろ終わる?」
「んーその前に一回入れて」
「分かった」
やっていることは間違いなくセックスだが、この三人にとってはゲームやスポーツで一緒に遊ぶことの延長線上でしかなかった。
高校生の頃、好奇心での抜き合いから始まったこの関係がこんなにも長く濃密に続くとは誰も予想外だっただろう。
「そういえばジェームズ、恋人とか作らないの?」
「僕はいいかなあ」
立香自身この関係に満足はしているが、この中の一人にでも他に恋人がいればこんなことはしないと言い切れる程度の倫理観は持ち合わせている。友情と、奇妙な連帯感はあるものの決して恋愛感情ではない。これは立香だけでなく他二人とも同じだろう。
三人とも別々の大学に進学し、間も無くそれぞれ友人や恋人でもできるんだろうと思っていたのに結局はこの三人でつるむのが居心地が良すぎて遊びもセックスも済ませてしまっている。
「モテそうなのに」
「試しに女子と男子一回ずつヤったけど、二人とシてたほうが気持ち良かったし」
「……ちょっとそれ大丈夫な奴?」
それは恋人作りではなく出会い系ではと眉を顰める。好奇心旺盛なのは良いが、あまり危ない橋を渡られるのは友人として心配だ。カドックにバレたら同じ理由で烈火の如く叱られるだろうから黙っていようねと諭した。
とはいえカドックも立香も人のことは言えない。決して誘いがないというわけではないのだ。でも、他人との恋とこの関係とを天秤にかけて、前者を選ぶほどその人に惹かれなかっただけで。
「ねえ、そんなことより……♥」
「ん……」
ジェームズが立香の耳元で囁く。わざと水音を立てて耳を舐り煽ってくる。彼が何を求めているかは明白で、再びベッドに上がろうとした時ーーがばりとカドックが起き上がった。金の目が座っている。
「くそ、次はお前がヤらせろ」
少しばかり眠って回復したようだ。やり返さなければ気が済まないとばかりに立香の首筋に甘く歯を立てる。
「えー、次は僕に入れてもらうのに」
図らずもカドックとジェームズで立香を取り合う形になっている。あと二回戦体力持つかなぁ、と少し不安になってきた立香を二人がかりでずるずるとベッド中央に引っ張っていく。
「真ん中に挟めばいいだろ」
「そうだネ!」
あっさりと話がまとまり、立香はジェームズを抱きながらカドックに抱かれるというサンドイッチの具材にされてしまうことが確定してしまった。立香の頬が引き攣る。
「あ、そ、それは……っ、ヤバいってっ」
「うるさいな、お前だって好きだろ」
挿入しただけで達してしまいそうなほどに具合が良い縦に裂けたジェームズのアナル。観察力に優れて的確に責めてくるカドックの手管。そんな責めを同時に与えられればどうなってしまうのかなど想像にたやすく、立香はベッドの上であわあわとするしかない。
「ほら、口開け」
「んっ……」
噛み付くように口付けられて、たっぷりと唾液を啜られて舌を絡ませられる。カドックには口内の弱い所を全て知られていた。そこばかりを責められていくと不思議と腹の中が疼き始める。程よくアルコールも回っているせいで、キスだけで立香の身体はぐずぐずに蕩けてしまう。
キスが終わる頃には酸欠と興奮が綯交ぜになった熱い息を吐き、立香はカドックに縋り付いていた。
「あ……♥ふ、ぁ…♥♥」
「ようやく可愛げが出てきたな?」
「カドックのキス相変わらずねちっこーい」
「うるさいな」
カドックは揶揄するジェームズに立香を引き渡す。代わりに準備の良い彼からゴムを受け取った。カドックが自分の用意をしている間にジェームズは着々と抱かれる準備をしている。仰向けに倒された立香は抵抗もしない。そのペニスにゴムを手早く付けて、自身の穴に導いた。
「っ♥♥♥おっきぃ♥♥」
「あぁっ♥」
騎乗位でゆっくりとその雄を味わう。粘膜をみちみちに拡げられる感触にジェームズが少し慣れてきたところを見計らってカドックが声をかける。
「起きろ」
「ううっ、やっぱりやるんだ……」
渋々といった様子で立香が起き上がる。一度座位にしたところで挿入したままゆっくりとジェームズは後ろに倒れて、立香は彼に体重をかけた。
「ん、あっ♥♥」
細い指がローションを纏って後孔に挿入される。粘膜の入口を掻き回され、的確な指先が前立腺をコリコリと圧迫する。
「はやく、早く入れっ……んぁっ♥♥」
「もう少し慣らさないと危ないだろ」
焦らしているわけではない。これはカドックの慎重な性格から来ているもので、意地悪や悪意などではないのを立香はよく知っていた。だが異物挿入に慣れきった後孔は早くも欲求不満を訴えている。
「んっ♥立香のおちんちん、びくびくしてる……かぁわいい♥」
「ふぁっ♥♥あっ♥あふ、っ♥♥」
くぱ、と二本の指を開かれてひんやりとした空気が粘膜を撫でる。それにすら感じて背筋をしならせる立香を見て、ようやく前戯をやめてくれる気になったようだ。
「……入れるぞ」
「ああっ!♥♥♥っっ!♥♥♥」
すっかり蕩けさせられた孔にカドックが入ってくる。太さは立香に劣るものの、結腸の口に届くほどの長さのものでそこを撫でられてしまえば狂いそうになる。その時のことを思い出しただけできゅんきゅんとカドックのものを締め付けてしまった。
ろくに動けない立香だったが挿入されたジェームズはきっちり快楽を拾って嬉しそうに雄を貪っている。好きなように腰を揺らしながら柔らかくうねる粘膜はしっかりと精液を絞ってくるのだ。
「あがっ!♥♥ーっ♥♥ぉぁーッッ!!♥♥♥」
前後から与えられる快楽が立香の体内で絡まり溶け合い増幅する。獣じみた喘ぎ声が止められない。
「うるさいぞ」
「あん、もぉ♥苦情来そうだから黙って♥」
喘ぎ声が大きくなりがちな立香を揶揄って、ジェームズは唇で蓋をした。声として発散できない快楽が内側の中で膨らんでいく。
「んんー!♥」
「んっ、ふぁっ♥♥」
カドックの責め口は乱暴ではないが容赦もない。先ほど犯された仕返しといった気分なのか、的確に弱いところばかり。反射的にぎゅうぎゅうと締め付けてしまっているため、耳元にはカドックの荒い息がかかり、ざわざわと脳を震わせてくる。
コツコツ♥トントン♥と前立腺を虐められてぼろぼろと涙が溢れるが、喘ぎ声は全てジェームズの口の中に吸収されていた。
前も後ろも良いように使われて、まるで彼らの欲望を発散する為の道具にされているようだった。彼らでなければ屈辱を感じるのだろうが、相手がこの二人だからこそ頭の中が真っ白になるほどの恍惚が胸を満たす。
快楽と酸欠に溺れながら、ああ、自分はこの二人のことが大好きなんだとぼんやりと自覚した。
「は、ぅ…っ!」
「あっ♥♥ふぁっ、ひああっ!♥♥♥」
カドックの動きが徐々に激しくなってきて、絶頂の近さが伺える。立香が揺さぶられることで伝わった衝撃でジェームズも余裕がなくなってきた。唇の拘束が外れる。
一際奥まで挿入されて、亀頭で結腸の入り口を拡げられている体内の急所を弄られている怖気の混ざった快感が脳を焼く。
ジェームズもそろそろ達しそうなのか、粘膜の吸い付きが強くなっていく。
「いぐっ♥♥っ、いぐっ、いぐぅっ!♥♥♥」
「は、っ……!」
「んんーーーっ!♥♥♥」
背後のカドックに顎を掴まれて唇を奪われた瞬間、もうだめだった。
頭の中が弾けてしまうような絶頂感。カドックは立香の中で、立香はジェームズの中でそれぞれ果てた。
時計の秒針と三人の荒い吐息だけが残って、空間に霧散する。恋愛ではないが、友情にしては歪みすぎたこの関係は一体何が残るのだろうと快楽で痺れた意識で想う。
一番下敷きになっていたジェームズが「よいしょ」と立香の身体の下から這い出たのをきっかけに、カドックも立香をベッドに寝かせてくれた。水を汲んできてくれているようだ。
「ねえ、次これ使おうよ!」
「いつの間に買ったんだそんなもん」
この中でジェームズが一番元気だった。パーティーグッズでも広げるようなテンションで出して来たのは毒々しいピンク色の極太電動ディルドとローターの類い。一度全部ジェームズで試してやろうと二人は視線だけで通じ合う。
親友三人の淫らな遊びは深夜まで続いた。
★★★
「あー疲れた」
ベッドで倒れ込んでアヘ顔を晒すジェームズからローターを回収し、立香は大きく伸びをした。気が付けば日付が変わって久しい。立香が帰ってきた時から三時間以上経過していた。
「……やば、レポート明日までだ」
半分眠っていたカドックが慌てて起き上がる。しかし汗と体液とローションまみれで、この状況から何かすることは憚られた。
ゆっくりと起き上がったジェームズが汗に濡れた髪をかき上げる。
「先にお風呂はいろうヨ。手伝うからさ」
「助かる」
「こっちこそゴメン」
そもそも今夜レポートを仕上げてしまおうとしていた真面目なカドックを「一回だけだから」と誘って行為に持ち込んでしまったのはジェームズだった。
ローターをいくつも突っ込まれながら雄に奉仕していた姿からは想像もつかないが彼は正真正銘の天才である。専攻は数学のくせに知的好奇心からカドックや立香が持ち帰った文系科目の資料も手慰みに目を通してそれをほぼ完璧に理解していた。
勉強の方は彼に任せていれば大丈夫だろうと考えた立香は、先ほどまでの運動ですっかり腹が減っているのを自覚する。
「じゃあオレ夜食買ってこようかな。何がいい?」
「焼きそば」
「僕も」
そんなことを言い合いながら三人は急いで風呂に入りレポートの準備を始めたのだった。
めでたし!