Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    ho_kei_trab

    @ho_kei_trab

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 23

    ho_kei_trab

    ☆quiet follow

    メスガキムーブする若モが新茶にちょっかいかけて分からされるやつです!!!

    タイトルどうしようかな ――蜘蛛糸の完成度でも数学の知識でもサーヴァントとしての経験も老齢の自分に遠く及ばない。明らかな優位点はこの若々しい肉体だけである。であればそれを利用してこの男に勝ってやろう。

    「ってトコロだろうネェ」
    「何か言ったか?」
    「いいや? それで……っ、何を始める気カネ?」

     努めて普段の調子を崩さないように呼吸を整えているのは最早意地だ。しかし言葉の途中でみっともなく息が上がってしまう。
     こちらの窮状を正確に見抜いているのだろう、若いモリアーティの唇がにぃと吊り上がった。悪戯に成功したチェシャ猫のように。無様だな、と底なし沼のような瞳がぐいっと近づく。悪意に満ちた囁きだった。

    「この程度の霊薬に惑わされるなど『モリアーティ』の恥晒しだと思わんかネ?」

     ヤング・モリアーティは白い綿毛のように椅子の周りを飛び回りながら老齢のモリアーティを挑発する。
     今日は少々時間が空いたため、いつものように若い自分を揶揄い、もとい様子を見に行った。この部屋で少々の茶菓子と共に紅茶を飲んだがその際に魅了効果のある媚薬を摂取させられたらしい。

    「パニックカット……まぁ便利なスキルだコト」

     紅茶も茶菓子も自室から持ってきた。ポットとカップはこの部屋にあったものを使ったが、紅茶を淹れたのは自分、そしてカップを先に取ったのも自分。
     その事実に油断していたのは事実だ。自分がやってきてから彼が何か仕込む隙などなかった。
     おそらく彼は自分が来る事を見越して予め両方のカップの持ち手自体に薬を塗っていたのだ。そしてまんまと自分は手に付いたそれを茶菓子と一緒に口へ入れてしまった。自分には魅了が効かないことを利用した大胆な手口。若造に一本取られてしまった屈辱に眉が寄る。
     逆に若いモリアーティは見たことのないほど上機嫌だった。力が抜けて動けない教授を抱えてベッドへと無造作に落とす。腰の爆弾に対しての配慮などかけらもない。

    「っ、年寄りは労われよ、若造……っ!」
    「同一人物に欲情するヘンタイなど、労わる必要も無かろう」

     長いブーツに包まれた膝がぐりぐりとスラックス越しに急所を刺激する。不本意な勃起だが、快楽に直結する場所を直裁的に刺激されれば腰が跳ねる。

    「お前がこんな薬を盛ったからだろうがッ……!」
    「っ…さぁ、どうだかな」

     不自由な腕を縛られて、ベッドボードに括られた。平時であればこの程度の縄抜けなど容易いが今の自分では抜け出すなど絶望的だ。
     青年は老齢の自分の服を乱し、スラックスのベルトを緩めていく。何をするつもりなのか、もはや火を見るよりも明らかだがこの真面目な青年は宣言しなければ気が済まないらしかった。

    「貴様を犯す」

     ぺろり、と薄い唇を舌で湿らせる。若い頃の自分はこのような婀娜っぽい表情をしていたのだろうか。

    「心配するな、犯すと言っても痛みは与えないし怪我もさせない。貴様はマスターのお気に入りだからな」

     私と違って、と笑みの中に自嘲が混ざる。
     他のサーヴァントと比べて自分に話しかける頻度が低い事に、この聡いが愚かな青年は気付いている。彼はまだ新入りとの距離感を掴みかねているだけでそんなことはないんだけどナー、と。もしこの状況でなければ教えてやるのだが、ここまでされればその義理もない。
     装飾過多な霊衣が溶けて、彼もワイシャツ一枚羽織っただけの姿を晒した。

    「さあ、屈辱に震えながらみっともなく私の中に欲を吐き出せ」

     「犯す」といえばこちらに挿入する印象が強いが、受け手を傷付けずにそれを成そうとするのは時間も手間もかかる。逆ならば事前に準備さえしていれば簡単に事が成せる。が、それは彼としてもかなり失う物が多いのではないだろうか。
     私への嫌がらせがしたいが為に目が曇ってやしないだろうか、この若造は。苛立ちや怒りが急速に萎んでいく。確かにまだそれらは存在しているのだが、どちらかというと呆れや危なっかしい子供を見るときのような感情が心の多くを占めていく。

    「私に挿れたいだろう? 老人のモノなどで私は満足できないだろうが……まあ特別に受け入れてやろう」
    「ぐっ……」

     よく回る口がこちらを侮る言葉を次々と吐き出す。普段ならば小鳥の囀り程度に聞き流すのだがこの状況では無視もできず、しかし何故か頭にくるというよりも股間にクる。

    「……これが、例の」

     カルデア悪人会の活動を通してすっかり馴染みの黒ひげが言っていたスラング、チンイラ――苛立ちつつも劣情を催すさまだと説明されたが、そんな状況が俄かに思い付かずに理解に苦しんだ言葉だった。まさかこんな近くにその一例が存在していたとは。
     老齢の己が遠くに意識を飛ばしているのが不服だったのか「こっちを見ろ」と顎を持ち上げられる。会陰辺りで押し潰すように男根を刺激した。自分の物から零れる粘液の助けを借りて、下肢同士がぬちゅ♥ぬちゅ♥と淫らがましい音を立てる。

     それにしても、と頭の冷静な部分に引っかかっていた違和感が大きくなっていく。
     自分と彼はサーヴァントとしては別存在、お互いに混ざり物が入った存在である。だがベースは同一人物なのだ。だから趣味嗜好もかなりの部分で似通っているし、行動原理も近い。

     自分が同じ状況ならば、と想像する。必要とあれば愛情のない相手と寝ることもやぶさかではない。だが流石にこの程度の事で、しかも挿入される方を選ぶというのはあまりにも手間に対して得られるリターンが少なくないだろうか。
     考えられるとすれば、彼自身この行為に対するハードルが著しく低いという可能性。つまり男性経験が豊富、ということだ。

    「んっ、ふぅっ♥ふふ、いれたい、だろう?♥」
    「っ、オマエ、なァ……いい加減に」

     こうして焦らす動きは男の扱いに慣れた娼婦のようでもあった。この顔にこの身体だ、サーヴァントだろうがレイシフト先での行きずりだろうが相手には困るまい。想像しただけでじわりと胃の奥から不快感がせり上がってくる。

    「さて、そろそろ良い頃合いだろう」

     そんな老年の自分の感情なぞ知らず、ニヤニヤと高慢ちきな笑みを湛えた青年は動きを止めた。ひたりと亀頭で後孔の口を捉えさせられる。

    「くっ、んっ……あれ? 、ふ、っ」

     挿入を試みて孔は捉えるものの、まだ蕾が固いのか粘液で滑ってなかなか挿入らない。雄を導く腰も手つきも酷く不器用だった。
     コレ多分初めてだナ、と自分でなくとも察しただろう。なんだかもう一気に気が抜けた。

    「おーい、大丈夫か」
    「貴様のような、ザコにこの、私……が負けるはずない、だろう?」

     多分に呆れも含んでいたが仏心を出して心配してやればこうだ。将来の自分の可能性を指して雑魚とは。生意気な子供には少々お仕置きが必要だろう。

    「あっ、入っ……んひぃっ!?♥♥♥」

     ずちゅ、とようやく亀頭が肉筒へ潜り込む。挿入できた瞬間だけ安堵した表情を見せたが、それはすぐに情けない悲鳴へと変わってしまった。白い喉が反り上がる。はくはくと、水際に打ち上げられた魚のような苦しげな呼吸。

    「……おい、若造?」

     流石に肝が冷えて声をかける。
     いくらサーヴァントといえども本来ならば異物を受け入れる場所ではない所に挿入しているのだ。下手をすればドクターを呼ぶ羽目になる。しかし彼はすぐに立て直してこちらを睨んできた。

    「う、るさい……だまれ、ぇ♥」
    「……はいはい元気ネ。良かったヨ」

     ずる、と萎えた脚を叱咤するように彼が腰を動かす。ガクガクと震えているものの痛みからではなさそうなのでとりあえずは彼のなすがままに任せるしかない。
     ややすればゆっくりとした、ぎこちない上下運動が始まった。

    「あっ♥♥んあっ♥♥♥どっ、どうらっ♥♥♥みっともなく私にっ♥♥♥♥♥♥魅了されてしまえっ♥♥♥♥んほぉっ♥♥♥♥」

     快楽を必死に耐えようとしていることで、相当無様な顔になっているのに本人は気付いていなかった。
     だがそれを指摘すれば余計に面倒なことになりそうで唇を閉ざす。それでも具合が良いことだけは認めよう。キツく締まるくせに奥は熱く蕩けていてこちらの精を貪欲に搾り取ろうとする。
     真っ白な太腿や鎖骨は興奮で桃色に染まりつつある。
    美しい顔立ちをだらしなく蕩けさせて、青年はゆっくりとぎこちなく腰を揺らしていた。

    「はっ♥♥♥あっ♥♥イイとこ当たってっ♥♥んぁっ♥♥♥硬ぁ、老人の、くせにぃっ♥♥」

     平常時であれば焦れったくなるほどの拙い腰遣いだが、媚薬が回りきった身体ではその刺激でも過剰なほどだ。程なくして我慢の限界を迎えた。

    「っ、ぐっ…!」
    「ひゃうっ!♥♥♥♥」

     若々しい尻の中に劣情の証を放つ。薬のせいとはいえ、自分でも呆れるほどの量だった。

    「っ……♥♥♥ほ~~♥♥♥きたぁ♥♥♥♥」

     直腸で吸収した魔力がよほどお気に召したらしい。自称・悪の皇帝らしからぬ下品な声と表情でこちらに絶頂を伝えてくる。
     若いペニスは一度も触れられないまま、桃色の先端からどろりと勢いのない精液を零す。あれだけ飲んだくせにまだまだ物欲しげに咥え込んだ雄を舐め回してくるのだから堪らない。

    「……おや?」

     一度吐き出したからか直経過と共に効果が弱まったのかは分からないが、身体の自由が戻っている事に気がつく。であれば今度はこちらの番だ。

    「あ……♥♥はふ、♥♥♥はぁっ♥♥」

     幸い彼は女の快楽を味わうので忙しいらしい。ヒクヒクと身体中痙攣させながらだらしなく舌を垂らして絶頂の余韻を味わっている。
     ここまでコケにされたのだ。クソ生意気な若造に少々躾をしてやるのも年長者としての努めだろう。
     縄を抜けて、脱力した相手の腰を掴む。そのまま持ち上げてずるりと追い縋るように伸びた粘膜をまた雄で押し込めた。

    「へっ……んぉっ!?♥♥♥」

     ビクッ♥♥ビクッ♥♥♥♥と再び絶頂する身体に構わずもう一度突き上げる。

    「!♥♥♥やめ……ひぎぃっ!♥♥♥」
    「若造。私を嵌めようだなんて三十年早いと思わんかネ?」
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ☺💯💯💘👏💯💯💖💖💖💖💞☺💞🙏🙏🙏🙏🙏🙏💯💯💯💯💴🙏🍌🌋🙏💒💒💒💒🙏💘💘💴💚❤❤❤❤❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works