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    无风ばっかり。

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    洛竹の話。AIのべりすとを使ってみました。昼休みに〜からはAIが書いてます。そこまでは私です。いつも同じこと言ってる。

    ストーリー設定欄に入れたのは以下の情報のみで、天虎の事は一言も書いてませんでした。AIこわ。
    「俺は花屋で働いている。名前は洛竹。妖精。人間に紛れて暮らしている。
    紫罗兰は妖精。花屋で働いている女の子。」

    無題絵本を読んだ。歌を聴いた。映画を見た。ミュージカルの話をしたら紫罗兰に劇場に連れて行かれた。昔から何のためにこんなことをするのか分からずに、それでも胸が高鳴る時間は好きだった。あいつは人間のつくるものが好きだと言った。手と手をとって、積み上げて、塊となって、何かを残すその姿が好きだと。分かるような気もしたけど、それで俺と遊ぶ時間が減るのは嫌だった。俺たちからあいつを奪う人間が嫌いだった。

    その日は夢を見た。店にくる子どもに、御伽噺を聞かされ続けたせいだ。たくさんの人間が着飾って笑って、くるくると踊る。舞う布たちが花みたいで、次の朝の気分は良かった。最後は俺の目線で、誰かの手を握っていた気がするけど思い出せない。なんだかフワフワした気持ちで、花束にリボンをかけた。昼休みに、紫苑の花を眺めていたら紫陽花に声をかけられた。最近よく見るなあと思ったら、どうやら紫苑のお客さんらしい。
    紫苑の花束を持って帰っていくお兄さんの背中を見送っていたら、後ろから声をかけられた。振り返るとそこには、見たことのない男の子がいた。背が高くて、綺麗な顔をしている子だった。でもどこか寂しそうにも見えた。その子は、おれのことを見て少し驚いたあと、すぐに笑った。そしてこう言ったんだ。
    ──君の名前は? ──……洛竹だよ。
    それから毎日のように彼はやってきた。仕事ぬ中だろうがなんだろうがおかまいなしだ。来るたびにいろんな話をして、たまには一緒にご飯を食べたりなんかしたりして、楽しかった。いつの間にか彼のことが大好きになっていた。彼がいなくなるなんて想像もしたくなかった。だから、あの時……。
    いつも通り二人で公園に行った。そこで初めて彼の名前を知った。ずっと知りたかったその名前を口にすると、彼は照れくさそうな顔をしながら教えてくれた。
    その時ふと思い出した。昔読んだ本のことを。人間はみんな死ぬということを。
    「洛竹」
    名前を呼ばれてハッとした。目の前にいる彼を見る。心配そうに見つめてくる彼に笑顔を向けた。大丈夫だよと言ってみるけれど、うまくできただろうか。
    「ごめんね。ちょっとぼーっとしてたよ」
    「いいさ。それより……」
    「うん?」
    「もうすぐ着くぞ」
    「え!ほんとう!?やった!」
    思わず立ち上がってしまった。そんなおれの様子に笑いながら、彼は車を走らせていく。目的地に着くまで、彼と他愛もない話を続けた。
    「わぁ……すごい!!」
    そこは一面に広がるひまわり畑だった。太陽の方を向いている黄色い花は眩しく輝いているように見えた。
    「ここならゆっくり見られると思ってな」
    「ありがとう天虎!!すげぇ嬉しい!!」
    はしゃぐおれの横で、天虎も嬉しそうだ。二人並んで歩き出す。
    「ねぇ見てみて!この花すごく大きいよ!」
    「ああ、これは向日葵という花だ。太陽に向かって咲くと言われている」
    「へぇ~じゃあ、これ全部違う種類なのかな?」
    「おそらくな。これだけの数があれば、一つの種から咲いてもおかしくないだろう」
    「そっかぁ。同じ種類の花がいっぱいあるわけじゃないのか」
    一つ一つじっくりと見ていった。どの花も力強く生きているように見えて、なんだか勇気づけられるようだった。
    しばらく歩いて、一際大きなひまわりを見つけた。他のものよりも頭一つ分くらい高く育っているそれは、まるで自分の存在を主張するかのように咲き誇っていた。その姿を見て、なぜだか胸の奥の方がキュッとなった。なぜか泣きたいような気持ちになって、慌てて首を振って忘れようとした。
    「どうした?疲れたか?」
    突然足を止めたおれを心配したのか、天虎は声をかけてきた。
    「ううん、なんでもないよ。ただ、なんだろ、変な感じっていうか、懐かしい気がするんだけど、よく分からないや」
    「……そうか。もう少し奥の方に行ってみないか?」
    「うん、行ってみたい!」
    元気よく返事をして、また足を進めた。
    その後も、いろんな花を見て回った。名前を教えてもらったり、花言葉を聞いたりした。どれもこれも、おれの知らないことばかりで、わくわくしながら聞いていた。
    最後に、一番最初に見つけたひまわりの前に戻ってきた。
    「あれ、こんなところに扉がある」
    そこには小さな小屋があった。入り口の上には『休憩所』と書かれた看板がかけられている。
    「ここは、確か、昔あった施設の名残だと聞いたことがある。今は使われておらず、管理する人間もいないらしい。だが、せっかくだから入ってみよう」
    「うん、いいよ。何があるんだろう」
    ドアノブに手をかけて、ゆっくりと回してみた。鍵はかかっていなかったようで、ギィと音を立てて開いた。
    中に入ると、窓がないせいで薄暗かった。壁に沿って並べられた机や椅子の隙間を縫うようにして進んでいく。
    「おぉ……なんだ、意外とあるな」
    「ほんとうにね。もっと狭い場所だと思ったけど、結構広い」
    「まぁ、昔はここで何かしらの仕事をしていたようだからな」
    「ふぅん。でも、どうして誰も来なくなったんだろう?それに、なんの仕事をしていたんだろ?」
    「さぁ、そこまでは聞いていない。……しかし、ここにあるものたちは、長い間使われていないはずなのに、埃っぽくはないな」
    確かに床に置かれたテーブルや棚の上など、どこにも汚れはなかった。全く人の手が入っていない建物とは思えないほど清潔感を保っている。
    一体誰が掃除をしているのかなと考えつつ、さらに進むと、急に視界が開けた。
    「わぁ……!」
    思わず歓声を上げてしまった。
    そこは一面ガラス張りの部屋だった。外には一面の花畑が広がっている。太陽の光を浴びてキラキラ輝くそれらは、とても綺麗だった。
    「すごい……きれい……」
    「ああ……」
    しばらくの間二人で見惚れていた
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