Recent Search

    0medetohtm

    无风ばっかり。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 74

    0medetohtm

    MEMO現パロ無風。春コミで出したい話の无視点メモ。※前に書いた冠萱さんと無風のメモと同軸です。
    さがしものはなんですかどこかに落としたらしい。


    それはここ最近ずっと持ち歩いていたもので、ふとした時にああ、今日も持っているな、と確認しながら過ごしていた。先程、いつものように確認した時に無いことに気づいたのだ。どこで落としたのだろう。外に出すこともせず、常に手元に置いていたのに。


    どうにも不思議な顔をしていたらしく、会社の者に声をかけられた。無くしものをしたようでと言うと、何を無くしたのかと問われる。それは至極当たり前の会話なのだが、私の口は言葉に窮した。


    大事にしていた“それ”が一体なんなのか、思い出せなくなっていた。






    その日は酒を飲んでいた。酒を飲んで様々な言葉を吐き出した気もするし、そうで無いような気もする。朝起きた時に隣にいたのはさっきまで一緒に飲んでいた社友ではなく、時たま身体を重ねる青年だった。なぜ自分はここにいるのかと問うとその目がぱちりと見開かれたが、酔ったお前がこの住所をタクシーに伝えたのだと、会社のひとが連れてきてくれたからお礼を言うように(名刺を見ると冠萱だった。そう言えば彼と飲んだのだった。謝らなければ。)と言うきりで、それ以外は分からなかった。
    1033

    0medetohtm

    DOODLE洛竹の話。AIのべりすとを使ってみました。昼休みに〜からはAIが書いてます。そこまでは私です。いつも同じこと言ってる。

    ストーリー設定欄に入れたのは以下の情報のみで、天虎の事は一言も書いてませんでした。AIこわ。
    「俺は花屋で働いている。名前は洛竹。妖精。人間に紛れて暮らしている。
    紫罗兰は妖精。花屋で働いている女の子。」
    無題絵本を読んだ。歌を聴いた。映画を見た。ミュージカルの話をしたら紫罗兰に劇場に連れて行かれた。昔から何のためにこんなことをするのか分からずに、それでも胸が高鳴る時間は好きだった。あいつは人間のつくるものが好きだと言った。手と手をとって、積み上げて、塊となって、何かを残すその姿が好きだと。分かるような気もしたけど、それで俺と遊ぶ時間が減るのは嫌だった。俺たちからあいつを奪う人間が嫌いだった。

    その日は夢を見た。店にくる子どもに、御伽噺を聞かされ続けたせいだ。たくさんの人間が着飾って笑って、くるくると踊る。舞う布たちが花みたいで、次の朝の気分は良かった。最後は俺の目線で、誰かの手を握っていた気がするけど思い出せない。なんだかフワフワした気持ちで、花束にリボンをかけた。昼休みに、紫苑の花を眺めていたら紫陽花に声をかけられた。最近よく見るなあと思ったら、どうやら紫苑のお客さんらしい。
    2372