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    BaiKhoi

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    のくたの諸々倉庫

    DONE「俺たちだけのかみさま」/転生話。死ネタなど含みます(+時事ネタ)

    後で色々修正して支部に上げるやもしれません。何でも許せる方のみどうぞ。
    その男はただ、岩のように目を閉じていた。
    「……ねえ、お兄さん大丈夫? 生きてる、よね」
     その様子を見かねてか、声をかけたのは茶髪の青年だ。腕組みをして道端に1人、微動だにしなかった男の目がゆるり、と開かれる。
    「ああ、生きているぞ」
    「よかった、さすがに立ったまま死んでる……なんてことはないと思ったけどさ」
    「……ふむ、お前はひとつ、失くしものをしているな?」
    「へ……」
     言われて青年は、深海の瞳をひとつまたたく。どうして、とこぼれたその言葉が、続く理由で問いになるのを待つ間──男こと鍾離はふと、とあることを思いついた。
    「よく分かったね、お兄さん。俺この辺りについては詳しくないんだけどさ、どうしてかずっと……うん、それこそ生まれてからずっと、ここに大事なものを落としたような気がしてて」
    「そうか、ならば俺も……お前と一緒に探し物をしよう」
     言うなり鍾離の体から、ふわりと光が浮かんでは消え──青い瞳の青年が呆然と見守る中、それらが全て宙に消えてから、「それでは行くぞ」と背を向けた。
    「……お兄さん、今の何?」
    「鍾離だ。大したもの……ではあったが、俺が持っていると不公平になるも 9750

    のくたの諸々倉庫

    DONE等身大のしあわせを/鍾タル

    (いや起きてるけどね。ストレートに誘わないといけないかあ……ピュアすぎるよ先生……)とか思いつつ嬉しいタルはいます
    青空が夕闇への抵抗を弱め、舞台を夜に切り替える──そんな境目の時間が、思えば俺は好きなのだと思う。
    「公子殿、邪魔をするぞ」
     合鍵と上等な酒を手に、彼の住まいへと足を踏み入れた。璃月におけるその場所はどうやら、公子殿にとっては「帰る場所」というよりは「雨風をしのぎ眠る場所」という認識のようで──家具も生活感もろくにない室内、寝台に横たわる彼は微動だにしない。
    「……公子殿?」
     おかしい、なんの反応もない。彼の立場や職業上、来客が全て好意的なものでないことなど明らかで。それでもただこんこんと眠っている辺り、何かあったのだろうかと胸中が波立つ。
     慌ててその口元に手をかざせば、すうすうと規則正しい寝息を感じた。とりあえず生きていることは分かったが、それにしても不思議なほど、起きない。
    「……薬でも盛られたのか?」
     しかしその寝顔はひどく安らかで、年相応の幼さすら感じられる。これはただ、本当に寝入っているだけか……?
    「公子殿」
     試しにもう一度呼んで、滑らかな頬へと指を這わせた。んん、と少しだけ眉がひそめられるが、やはりそれ以上の反応はない。
    「……相手が俺でよかったな」
     ほんの小 898

    のくたの諸々倉庫

    DONE転生学パロ鍾タル。なんでも許せる方向け。「タルタリヤ、少しいいか」
    「……なあに、先生」
     呼び止められて嫌々振り向く、素行の悪い生徒と生真面目な教師。おそらくそれが、俺たちが周囲から得ている認識だろう。
    「ていうかいつも言ってるけどさ、俺の名前はアヤックスだって。いつまで学園祭のノリ引きずってるわけ?」
    「む、いけなかっただろうか。ならば公子殿、と呼んだ方がいいか?」
    「だからそれは役の名前でしょ、俺の名前忘れたの?」
     窓の外から差し込む光は、とうに夕暮れの色に染まり。帰宅部の俺をいつも引き留め、いつも何かしらの理由で長話に付き合わせてくる彼──鍾離先生の姿を鮮やかに照らす。
    「……忘れたように、見えるか?」
    「な、んで悲しそうなのさ。ごめんごめん、地雷踏んだなら謝るって。
     ……だからその、俺今日は早く帰りたいなーとか……」
    「駄目だ。お前はテストで点を取るくせに、課題の提出状況も授業態度も悪すぎるからな……その分の補習だ、それが嫌なら真面目に授業を受けることだな」
     そうして首根っこを掴まれ、ずるずる引きずられていく俺を、「またやってるよ」と周りは笑いながら見ている。まったく、俺の気も知らないで。
     ──実のところ、 2455