人間パラレル新快速西条　充(ｻｲｼﾞｮｳ ﾐﾂﾙ) 1999年2月23日生
兵庫県姫路市網干区生まれ。兄がいる。両親は多忙なため家ではほとんど顔を合わせない。
よく喋りクラスの中心で明るくお調子者。やや喧嘩早いが仲直りするのも得意。頑張れば大抵の事はできると言って大体頑張りがち。親は褒めてくれることはあんまりないので、成績が結果として残るものに拘る傾向がある。自分で自分を褒めるのも慣れている。兄ちゃんとの関係は良い方。性欲が薄い。ウザ絡みは得意だが押しに弱く、特に褒められるとすぐに相手のことを好きになる。1番じゃないと愛してもらえないとも思っている。

三河　咲斗(ﾐｶﾜ ｻｸﾄ) 1999年3月13日生
岐阜県大垣市生まれ。裕福な家庭で育ち文武両道才色兼備。万能をそのまま出力したようなやつ。落ち着きがあり物静か。物事には真摯に取り組む。お人好しかつ疑う事をあまりせず、親切心で人助けをしがち。相手の好意に気がつくのが遅く、また上記の通りのお人好しなので勘違いを生むこともしばしば。自分の顔の良さにあまり気がついていない。

出会いは陸上の全国規模の大会。二人とも大の鉄道好きだったのがカバンのキーホルダーをきっかけに意気投合。中学に上がり引き続き部活でも顔を合わせるが、個人的に鉄道趣味でも両家公認で出かける仲に。高校進学後充は陸上を辞め、アルバイトで旅費を稼ぐ事に。咲斗は2年に入るまでは続けていたが一年の夏合宿で女子選手にアプローチをかけられてから居心地が悪くなってやめている。
夏合宿のあと充と夏の18きっぷでの旅をして、他校だからこそ話せる事や気まずい合宿だった事や充がもう陸上はやらないこと、またこういう旅をしようと言われそれが魅力的だったのも要因にある。
また、咲斗が充を特別な親友として意識し始めたのもこの頃で、自分にないものを常に提示し続けてくれる充が相変わらずずっと新鮮だったとのこと。

そこからも夏休みのたびに二人での長旅をしたり、日頃からメッセージのやり取りなどを重ね、受験期に入り同じ大学を目指しているのがわかると共に研鑽しあえるように。
無事合格発表を共に喜びあえたあと、とんとん拍子に共同下宿の話が進み、お互いの実家からの中間距離でもある高槻周辺で部屋を借りる事になった。
バイトをしながら学業に励むが、順調に就活を進めていった咲斗に対して難航した充はブラックに捕まり、頑張ってしまう充がどんどんボロボロになっていくのを見かねた咲斗はなんとか充を転職させようと奔走するのだが、咲斗の無自覚な順風満帆さが充を苦しめるのであった……


呼び方
充
一人称:俺、二人称:おまえ、咲斗:さく

咲斗
一人称:僕、二人称:お前、充:充


充「さくは親友！他校でもこんだけ長い付き合いあるんさくだけやし親友って事でええやろ。もうおんなじベッドで寝たし、温泉も一緒に入ったからすっぽんぽん見てるし、ゲロの掃除もしたし、親知ってるし！！あ、でも好きな子おるって言うてて誰なんか聞けてへんし写真も見してもらった事ないわ……」(高校3年夏休み明け、クラスメイトへの証言)

咲斗「僕にとって充は居心地が良くて、ただずっと側にいたくて、隣にいてほしくて、ずっとこういう関係でいたい存在。ただの親友でいるのはちょっと違う気がする。充に彼女ができても彼氏ができても恋をしてても応援できる気はしない。僕を置いていかないでほしい。やっぱりこれって……」(高校3年夏の日記より)