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    tatuki_seed

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    とあるゲームをやってて思い浮かんだ、羽が生えてる月尾の話。

    羽が生えてる月尾の連ツイ細かい設定までは考えてないんで天使とかでいいや。2人とも悪魔の方が似合ってるのは知ってる……でもイメージは鳥の羽。前置きが長い。
    その世界ではある程度ベテランになったら雛と呼ばれる子供を教育する必要がある。人間でいえば5、6歳くらいのまっさらな子。ベテランの月にあてがわれたのが尾。月は尾に一目惚れ。でも手は出さない。子供だから。その代わり尾を囲うことにする。
    年長者の役割は空の飛び方から仕事内容、仕事の仕方を教えて雛を一人前にすること。でも月は尾にそれを教えない。出かける時には常に抱っこ。仕事の内容を教えはするけども、やり方は教えない。全て自分でこなす。
    自分の同期の雛が年長者に教えてもらいながら飛ぶ練習をするのを月に抱っこされながら眼下に眺め、自分は練習をしなくていいのかと月に尋ねる。月は「お前はいいんだ。俺が運んでやるから」と答える。まっさらな尾はそんなものかと思う。
    やがて雛達は楽しげに空を飛び始める。でも尾は飛べないまま。羽の動かし方すら分からない。やがて尾も他の雛達も一人前の年頃に成長し、年長者とペアを組んで仕事をするようになる。それでも尾は仕事も出来ないし、それどころか未だに飛ぶことも出来ない。月に抱っこされながら移動をし、月が仕事をこなす様を見てるだけ。雛達が仕事をしているのを月の腕の中で眺め、自分は仕事をしなくていいのかと尋ねる。「お前はいいんだ。俺がお前の分までちゃんと仕事をするから」と月は答える。何も教えられていない、まっさらのままの尾はそういうものなのかと思う。
    雛達は不思議そうに尾と月を見るが、2人とも気にはしない。月と同じ年長者が苦言を呈しても、自分が尾の分まで仕事をしているから問題はないと突っぱねる。
    そして雛もベテランとなって年長者から離れての独り立ち。当然飛ぶことすらできない尾は独り立ち出来るはずもない。なので…この後はどうなるかなぁ。番になればと思ったけど何となくイメージ的に両性具有だし、月が尾を連れてどこかへ行ってしまうエンドがいいかなぁ。その後行方知れず的な。
    因みに途中尾の気持ちは一切出てこなかったけど、勿論月に対して嫌だとか不満だとかそういう感情はない。というかインプリンティングみたいなもので尾にとっては月が絶対だし、一種の洗脳みたいなものかも知れないけど、それはそれで多分幸せだからおk。
    普段スパダリ系な月を書くことが多いけど、割とこう…狂気系も好き。書けないけど。メリバは全然好きなので。
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    tatuki_seed

    DOODLE幕末とか明治とかそのくらいのどこぞの村でのパラレル月尾。
    不穏なやつ。
    人外月と百ちゃんの連ツイ幕末とか明治とかそのくらいのどこぞの村でのパラレル月尾。多分子供。
    村の外れの人が来ない神社の奥にたまたま迷い込んだ尾。そこで同年代くらいの月と出会う。妙に意気投合して仲良くなり、それ以来尾はちょくちょく神社の奥へ。そこに行くと何故かいつも必ず月はいる。何をするでもなく、話をしたり木の実を拾ったり、そんなことをして一緒に過ごすだけ。尾はたまに食べ物を持っていって一緒に食べたり、月は土産に珍しい花を見せてあげたり。
    そんなある日、いつものように尾が神社の奥へ行くと、今日は何故か月がお面を被っている。多分狐面とかそういうあれ。でも見える頭も服も声も月だし、聞いてみても笑ってはぐらかされるだけで理由は答えてくれない。尾もまあいいかと思っていつも通り過ごす。ところが夕方になり、そろそろ帰ろうかという時になって、月が尾に連れていきたいところがあると言う。不思議に思いながらも頷き、月に手を引かれるまま森の奥へ奥へと進んでいく。流石に不安になって、どこへ行くのか、いつ着くのかと尋ねてみるもはぐらかされるばかり。そしてふと気付く。いつもより背が高い気がする。これは本当に月なのか。服も声も知ったものだが顔は見ていない。しかし己の手を掴む力が強く振り解くことは出来ない。いつの間にか完全に日は落ちて周囲は真っ暗。自分が道を歩いているのすら分からない。そうして森の闇の中に二人の姿は消えていった。
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