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    aihara701

    @aihara701
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    aihara701

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    過去に妄想していた審神者スコールさんの導入ネタメモ。
    ネタメモなので小説みたいな読み物ではないです。
    セリフと、ちょっとした補足みたいなテキストです。
    こんなん描きたかったんだな~とご笑覧いただければ幸いです。

    ##スコール
    ##審神者スコール

    審神者スコールさんの導入ネタメモ「どれ、名前は言えるかな?」
    「名前…」
    (…?)
    (わからない…?)
    「俺、は…」

    「おーい、三日月。ちょっといいか…って、お! 目ぇ覚ましたんだな!」
    「これ、なにか俺に用があったのではないか?」
    「あ、そうそう。こいつが中庭に落ちてたんだよ」
    「持ち手っぽいところは陸奥守の銃に似てるけど、先が刃物でさー。」
    「!!!」
    「なるほど面妖な姿をしておるな。…おや、如何した?」
    「…それは、俺のだ」
    (そう、俺の武器だ)
    「あ、やっぱそうなのか!見たことない形だし、誰のものでもないっていうからそうかなとは思ってたんだけどさ」
    (俺はこいつを持って戦ってた、強くなりたかった)
    「ここに来る前に見たんだけど、刀身の彫り物かっこいいよな。」
    「見たことない題材だけど、これはなんて――」
    「獅子王」
    (獅子)

    (誇り高くて、強い―――)
    (…あ)
    「…レオン」
    「……それが、お主の名か?」
    「……ひとまずは」
    「ひとまずは、か。」
    「思い出したのはそれだけだからな」

    「? なにかあったのか?」
    「いやなに、自分の名を忘れておるようでな」
    「あ~、そうなのか。でもいいんじゃないか? 俺たちには真名は伝えるもんじゃないし」
    (…は?)
    (真名は伝えるべきじゃない?)
    (じゃあなんでこいつは最初に名前を聞いたんだ)
    [目だけでほほ笑むじいさま]
    (こいつ…)


    [何か理由をつけて獅子王退出させる(獅子王ちゃんはスコールさんのこと新しくきた主だと疑ってない)]


    「…それ、返してくれないか」
    「おいそれと返すわけにはいかんな」
    「これを手にしたお主が、我らを切り捨てないとも限らん」
    「斬られる覚えがあるということか?」
    「いいや?」
    「お主が我らの敵であったなら、という話だ」
    「言っただろう、何も覚えていないんだ」
    「口ではどうとでもいえるだろうな」
    (は、確かにな。それに――)
    「それにお主は、先ほどから少しずつ何かを思い出している」
    (…なにも言い返せないな。まだまだ朧気とはいえ――)
    「今無害であるからと言って、いつまでもそうとは限らんということだ」
    「……(じろ)」
    「(にこり)で、あるから」
    「取引をしよう」
    「は?」
    「これをお主に返す代わりに」
    「お主には我らの主となってもらいたい」
    (……は…?)
    (主って)
    (…意味不明だ)
    「それはあんたらになんの得がある」

    「我々は刀剣男士。古より伝わった、刀に宿りし付喪神」
    「つまり「物」だ」
    「「物」は使うものがいてこそ」
    「この本丸には今「主」がいない」
    「我々の姿を維持し、我々を使う「主」が」
    「俺がこの場で承諾したとして、そいつを手にした瞬間にあんたを斬るとは考えないのか?」
    「いやなに、我らは「物」あるが同時に「神」でもあるのでな」
    「――我らとの誓いを破った暁には…何が起こるだろうな?」
    (…ほとんど脅しみたいなもんだな)

    「なに、いつまでもとは言わん。どうやらお主はこの世界の異物であるようだからな。いずれはここを離れたほうがいい」
    「世界の異物…」
    「あなたは普通は人間がいるはずのない【時間の狭間】にいたんです。それを私たちが発見・保護しました」

    「さっきのやつは、中庭に倒れてたと言ってたが」
    「他の物たちにはそう思わせたほうがいいと思ってな」
    (嘘か)

    「ーー俺は元の場所に戻れるのか?」

    「…あなたを見つけた時間軸の座標は記録してあるので、
    「発見した座標に戻す」ことは可能です。
    ですが、戻した先が「あなたが帰るべき場所か」は現段階では断言できません。」

    「どういうことだ」

    「時間がひどく歪んでいたんです。
    このまま放置しては私たちのいる時間軸にまで影響を及ぼしかねないと
    判断され、現在経路は封鎖しています。」

    「では戻れないと?」

    「現時点では。ですが政府でも正体不明の時間軸をそのままというわけにもいきませんので、
    かの時間軸の調査を行っています。それが進めばいずれは」

    (いずれは、か。頼りない話だな)

    /*::::::::/
    「先ほどの話に戻るが、お主には大きな力が宿っているとこんのすけが言っていた。我らの主になるには充分な力だ」
    「今はまだ姿を保てていますが、刀剣男士たちは主の存在がなくては戦えません」
    「政府としても、経験を積んだ本丸の解体は避けたいですから。」
    /*::::::::/

    (…記憶の手がかり、俺には”あれ”が必要だ)
    (だが記憶を取り戻したところで帰れない今、どこかを拠点とする必要がある)

    (そもそもここまで聞かせておいて、俺を解放するとも思えない)
    (ならば)

    「…わかった。条件を呑もう」
    「有難い」

    /*--------------
    [ガンブレを握って色々思い出す]


    「…さっきの話」
    「つまり俺は、あんたらを率いて戦えばいいんだな?」
    「…ああ」
    「それなら何とかなりそうだ」
    「頼りにしているぞ」
    (依頼主は神)
    (報酬は、元の世界への帰還)
    (……なんだろう、覚えがあるな)
    はあ、
    (…長い任務になりそうだ)


    ------------------------------------------------
    大きな力っていうのはG.F.のこと!
    G.F.の居場所として本丸を解放して、G.F.の力で本丸を維持するようなイメージでした


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