真夏のあやまち　オフの日は決まって御幸先輩の部屋に遊びに行く。それは二人の決定事項だった。同じ独身寮で過ごしていたが、ひと足先に退寮した先輩はセキュリティーのしっかりとした高級マンションに住処を移した。
「せんぱ～い！きましたよぉ！」
　勝手知ったる他人の家。当たり前のように合鍵を使って中に入ると熱気が身体にまとわりついた。
「お～おつかれ～」
　リビングのほうから聞こえる間延びした声に引かれるようにして廊下を進む。
　まだ早い時間だからましだが、今日も暑くなる予報がでていた。そう思ってリビングのドアを開けると、空気は変わらず熱をはらんでいた。
「あっつい！なんすか！クーラーいれてくださいよ！」
　キッチンで洗い物をしている見慣れた背中に声をかけると「リモコン見当たんねぇ」と不機嫌そうな声が聞こえた。

御澤｜太陽的味道ABO世界觀




一. 御幸前輩，你這是性騷擾

御幸一也，讀賣巨人一軍正捕手，今天是他在日本生涯的最後一場比賽，結束以後他就要和澤村飛往美國。

隨著最後一球投出御幸瞬間擺好手套位置，磅的一聲他才後知後覺的注意到打者的球棒打在了他的後腦上，意識模糊之際原本站在他對面的投手也急忙跑了過來。

「御幸前輩！」澤村榮純，他的王牌投手兼戀人伸手把他抱進懷裡。

「御幸前輩！！」澤村怕他沒有聽見，焦急的音量越來越大，被御幸猛然坐起的身影嚇了好一大跳。

「御幸前輩你沒事吧？」

「澤村，你——澤村你現在多大？」御幸摸了摸自己被重擊的腦袋，心想自己是不是還沒清醒，他的伴侶怎麼縮水了？

「前輩還沒睡醒嗎？我才高一啊，昨天是集訓結束的最後一天今天要跟大阪桐生比練習賽，御幸前輩想起來了嗎？」澤村歪了下頭，他總覺得眼前的御幸怪怪的。