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    OLと逆トリzna先生夢?その2

    #ポケモンSV
    Pokémon SV
    #ジニア先生
    dr.Zinnia.
    #夢小説?
    dreamStories?

    ジニアがうちに住み始めて2週間が経った。
    平日は仕事に行かなければいけないので彼を部屋に一人残すことになる。最初は警戒していたが悪い人ではないようだ。何かを盗んだり壊すことはない…と思う。家電の使い方や食材や調味料の場所を教えた。料理はあまり得意ではないようだが、物覚えはいいみたいでものの数日で食べられるレベルに上達した。
    ある日仕事から帰ってくるとジニアが夜ご飯を作って待っていた。礼を言うとエッヘン!と効果音が付きそうな得意げな顔をしていた。両手を合わせていただきます。というとジニアも真似するように手を合わせて「イタダキマス」と言った。有り合わせの食材で作られた料理はシンプルな味付けだけどとても美味しかった。誰かの手料理を食べたのはいつぶりだろう。最近は食事をしながら、仕事の愚痴や気になる映画の話をすようになった。といっても言葉が通じないので彼には私が何を話しているかなんて分からないだろうけど。それでもジニアは嫌がる素振りもせずニコニコしながらうんうんと聞いてくれた。
    彼はどこからきたのだろう。きっと彼にも帰る家があって、もしかしたら家族もいるのかもしれない。早く帰してあげたい。でも名前しか知らない彼との生活に幸せを感じてる自分もいた。こんな日々がずっと続けばいいのに、と。ほんとどうかしてる。そう自嘲する私をジニアは不思議そうな顔で見ていた。
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