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    澪@1405用

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    澪@1405用

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    診断メーカー「どちらが飲みますか」を利用させて貰いました。
    #どちらが飲みますか #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/933277

    18↑な続きはそのうち載せられると良いなぁ。

    どちらが飲みますか?目が覚めたら何もない部屋にいた。
    本当に何もない部屋で、窓もなければドアもない。
    30畳位の部屋をぐるりと見渡せばもう1人倒れている人物がいた
    「三井!!」
    慌てて駆け寄り声をかけると
    「うっ……」低い唸り声をあげる
    良かった意識はあるみたいだ。
    「三井!三井!!起きろ!」身体を揺さぶると
    ゆっくり目を開けた。
    「三井!大丈夫か?気分悪くないか?」
    「こぐれ?……気分は悪くねぇけど、どこだ?ここ」
    身体を起こすのを支える
    「わからない。俺も目が覚めたらここにいて、助けを呼ぼうにも窓もドアもないんだ」
    「マジかよ」
    立ち上がり壁を押したり蹴ったりしてみるがびくともしない。
    「なんなんだここ」

    「三井!!これ!!」
    木暮の呼ぶ声が聞こえる方に行くと
    「こんなのがあった」
    そこには液体の入った小瓶とメモが1枚置いてあり
    《目の前の液体はあなたが飲むと遅効性の媚薬です。お連れ様が飲むと工業用アルコールです。ビンの中身をすべて飲み干すと部屋の鍵が開きます。どちらが飲みますか?》と書かれていた。

    「はぁ?なんだこりゃ?」
    「この瓶の液体を飲まないと部屋から出られないって事みたい」
    このメモを見つけたのは木暮だから
    木暮が飲むと遅効性の媚薬で俺が飲むと工業用アルコールになるって事か?
    媚薬……そんなもの木暮に飲ませるわけにはいかない。
    工業用アルコールがどんなんかわからないけど
    死ぬ事はないだろうから俺が飲めば良いのか。
    よしっと意を決して小瓶に手を伸ばす。

    「まって三井!なにする気だ」
    「何するもねーよ。飲むに決まってるだろ」
    「バカ!工業用アルコールだぞ!死ぬぞ!!」
    凄い剣幕の木暮に瓶を奪い取られる
    「えっ?そーなの?だってアルコールだぜ?」
    すっとぼけた事を言う三井に木暮はヘナヘナと力が抜けペタリと座り込んだ。
    「工業用アルコールってのは燃料に使われるもので飲料のアルコールとは違うんだ。死んでしまう可能性だってあるんだぞ!」
    「そうなのか……悪りぃ」
    「いや、俺こそゴメン。バカとか言った」
    「どーせ、バカだし」
    赤点だし。拗ねる三井に よしよしと頭を撫でる。

    「俺が飲むよ。遅効性って書いてあるから、出てすぐ家に帰れば三井にも迷惑かけないし。幸い今日
    から両親旅行に行ってるから1人なんだ。」
    瓶の蓋を開け、止める間もなくグイっと液体を口の中に流し込んだ。
    「あっ!おい!」
    ゴクリと飲み込む音が何もない部屋に響く。
    すると
    「ドアだ。」
    何もなかった壁にドアが出現した。
    良かった。この部屋から出られるとドアを開けてみたらなんて事はない、いつも通ってる通学路にでた。
    そうだ……部活が終わって帰宅途中だったんだ。
    「なんだここに出るのか。なんだったんだ一体。
    木暮、身体の様子どうだ?」
    木暮に続き三井も出てきて周囲を見渡す
    「何も変化はないかな?とりあえず急いで帰るよ。」
    じゃあと別れようとする木暮の手を掴み
    「途中で何かあったらマズイから送ってく」
    「でも……」
    「親いねぇんだろ。途中で調子悪くなったら困るだろ」
    「じゃあ家まで……お願いします」
    おう。と掴んだ手を離さず木暮の家へと歩き出した。

    お互い無言で歩き、時々チラリと木暮の様子を確認する。
    そこから10分程歩いたところで
    「うち、ここなんだ……送ってくれてありがとう」
    先ほどに比べて顔に赤みが増してきて、
    息も少しあがってきたような気がする。
    今度こそじゃあと家の中に入ろうとする木暮の後に続き、強引に家の中に入る。
    「三井!ダメだって!」
    家の外に追い出そうとする木暮を抱き締める。
    「お前がこんな状況の時に言うのは卑怯だとわかってる!」 
    「えっ?」
    「木暮が好きです!!その熱の発散俺に手伝わせて下さい!!」

    抱き締められた三井からバクバクと早い鼓動と
    下半身にゴリっという熱が感じられた。





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