Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    asm

    @asmbls

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 34

    asm

    ☆quiet follow

    『彼女の推し事』というSSの後日談的なおまけです。雑誌のインタビュー風になっています。上記のSSを読んだ後に(ヒマな時にでも…)お読みいただけましたら!

    彼女の推し事・おまけ二枚目となるフル・アルバム『O』の発売を来月に控え、目下ワールドツアーの真っ最中の『BOND』。ますます進化を続ける彼らにインタビューを敢行しました!

    ——エリントンでのライブ、お疲れ様でした。
    チェズレイ:ありがとうございます。
    モクマ:みんなの喜んでる顔が見られて良かったよね〜
    ——アルバム収録曲の初パフォーマンスもありましたね。アーロンとルークのペア曲ということで、なかなか衝撃的でしたが……(笑)
    チェズレイ:それはねェ、是非本人たちに話していただきましょうか?
    モクマ:申し開きを聞きたいよね!
    ルーク:はは……ちょっと新しい挑戦でしたね。
    ——仲間や友情をテーマにした楽曲の多い『BOND』には珍しく、大人のラブソングという印象でしたが、これはアーロンとルークの関係性を表したものだというMCもありました。
    ルーク:えっと……そうですね……。
    アーロン:ある意味ラブソングかもな。でもその辺によくあるやつじゃない。オレとルークがガキの頃から育ててきた特別な絆、それをこういう形で表現したまでだ。
    ——な、なるほど……。おふたりは幼馴染としても知られていますが、友情以上の、家族のような関係ということなのでしょうか?
    アーロン:家族という側面もあるな。一緒に住んでるし。
    ルーク:こ、こら!アーロン!それは秘密だって……!
    モクマ:ミカグラには寮のようなものがあるんだよね!俺やチェズレイも一緒に、四人で住んでますから。グループの結束を強めるためですよ!
    ——共同生活が息の合ったパフォーマンスの秘訣だったんですね!
    モクマ:そう、そう。そういうことだよ。ね?みんな。
    チェズレイ:まあ、そういうことにしておきましょう。
    ——含みが気になりますが……(笑)私も当日ライブを拝見していたんですが、『BOND』はファン層も幅広いですよね。
    ルーク:そうですね、色々なプラス(※編集部註・BONDのファンの名称)の方たちに応援していただけて嬉しいです!
    ——会場から出る時、近くにカップルのプラスさんも居ましたよ。何故か彼女さんの方がまともに歩けてなくて、彼氏さんが一生懸命支えてましたが。
    ルーク:えっ、具合悪くなっちゃったんですかね?心配だな、無事に帰れてるといいんですが。
    モクマ:みんなちゃんと水分補給しながら参戦してね!
    ——具合は悪くなさそうでしたよ。泣きながら『アロルク……アロルク……』って呟いてらしたので、もしかするとアーロンとルークのペアが好きな方だったのかもしれないですね。
    チェズレイ:あんなパフォーマンスを見せられたばかりに……罪深いですねェ。
    モクマ:かわいそう。
    アーロン:ドギー、謝っとけよ。
    ルーク:本当に申し訳ないことをしたと思っています……って、君も連帯責任だろう!アーロン!
    ——(笑)本当に仲が良さそうで、ほっこりしますね!来週はグループ初となるヴィンウェイでのライブですが、こちらはチェズレイの故郷だと伺っています。意気込みの程はどうですか?
    チェズレイ:ヴィンウェイでは、別の新曲を披露したいと思っています。エリントンではこちらのふたりの曲でしたから……あとは分かりますよね?
    モクマ:いやはや、楽しみなようなおそろしいような。
    チェズレイ:愛をたっぷりこめてお届けしたいと思います。
    アーロン:悪意の間違いじゃねえのか。
    ——楽しみにしています。ありがとうございました!
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    🏥🏥☺👏👏👏👏👏😙➕📈👏🇱🇴🇻🇪❤❤❤❤😭😭👏💘😭👍❤❤❤❤💒💕💕💕🙏☺🙏🙏❤💖💖💖💖🙏🙏🙏🙏👏👏👏💖😊❤👍😭👏👏👏👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    NEIA_AINE

    DONE #アロルク版深夜の創作60分一本勝負
    【アロルク】28分遅刻しました!すみませんでして!借りたお題は「お酒」の方で、単にアルコール代わりにお酒を吹くアーロンが書きたかっただけ。なお医療行為としては効果はあるけど、正しくはない、みたいな感じらしいし、私自身は医者じゃないので、あくまでファンタジー的に読んでください。あと運営様、お疲れ様でした!最後までよろしくお願いします!
     失敗した。その一言に尽きる。
     「クソッタレ!おいルーク、大丈夫か!」
     「だ、大丈夫だ」
     あまりの激痛に顔が引き攣る。この状態では銃を握ることすらできない。どう考えても戦力外状態だ。痛みが思考の邪魔をする。ただ僕が負傷した現状が、非常にマズイことだけは明白だった。

     時は数日前に遡る。
     「「Discardに関する資料が持ち去られたぁ!?」」
     僕と相棒のアーロンはナデシコさんの一声でミカグラ島の警察本部、警視総監室にいた。
     「正確に言うと、ハスマリー研究の資料が持ち去られた、だ」
     ナデシコさんはいつもの落ち着いた雰囲気からガラリと表情を変え、かなりピリついた態度だった。それだけにこの話の緊急性がうかがえる。
     「今我々が組織の抜本的な改革をしていることは君たちも知っての通りだが、その過程で出てきた資料はすべて紙ベースにした上で資料課が管理をしている。しかし、そこの新人がうっかり鍵を閉め忘れたらしくな。何者かの侵入を許した上に、最重要機密扱いの資料たちを盗んだようなのだ」
     眉間に手を当て、困り果てた顔のナデシコさん。かの研究の悲しくも恐ろしい部分の一端を垣間見てきた彼女だ 3134