ヤンロイの出会いを生存ifで妄想してみた生存ifしまくり前提で、まずヤンが負傷したけど一命を取り留めて、でもその治療の為にフェザーンにある最新機器揃ってる病院のVIP隔離病棟とかに内密で入院してて、同盟の人達が出入りしてたら怪しまれるから完全隔離で状況とかはちゃんと外部に連絡行ってるけど、段々暇になってくる

少しずつリハビリでこの階なら廊下歩いたりしてくださいって言われてていつものようにズルズル歩いてたら、ある日バタバタしてその階にもう一つだけある病室に誰かが運ばれてきた事を知る
ここに来るって事は同じように存在を知られたくない、且つ最新の治療が必要な人って事で、エーッ！？誰！？っていう最初の恐怖心を2秒後には好奇心がぶん殴ってて、見たい…一瞬だけ見て誰にも言わないならいいよねって自分に言い訳して、そのバタバタが一段落した頃にそっと病室抜け出して見に行く

同じ階には自分とその人しか居ないからか幸い鍵とか掛かって無くて、うわぁいいのぉ？とか思いつつ小声で失礼します…とか一応言って入ったら自分と同じ間取りのはずなのに、寝てる人に近づいて顔が見えてきたら何か顔色悪いのも相まって精巧な人形が寝かされてるみたいで背筋ゾワってするけど、周りの機器とかちょっとだけ上下してる胸元とか見て、ホッとする

でも見れば見る程顔が綺麗すぎてやっぱり自分でも触って確かめたい…ってちょっと出てた指先をそぉっと触ったら寝てるからか思ったより体温高くて、うわ！うわーって何故か恥ずかしくなってそのまま部屋に帰ってその日は布団被って寝てしまう
そこから毎日自分が検査とか経過観察される時間帯と、眠り姫（VIP扱いでお互い表札とかなくて勝手にあだ名つけてそう）の所に人が来る時間を把握して日々安全に眠り姫の顔を見に行くのが日課になる

多分両方の病室にも廊下にも監視カメラついてるだろうしヤンの行動も実際は筒抜けだろうけど、片方はヤンだしもう片方は今の所は意識ないのでまあ歩く動機になるなら…って静観されてそう。ヤンは勿論そのぐらいまでは分かってて、お咎めないならいいって事かなぐらいで思ってる

そんな感じでしばらくは変わらない日々を過ごしてたけど眠り姫の周りを囲ってた機器も減ってきて、ある日廊下で話ししてる医師達が「もう意識が戻っても良い状態にはなっているのに戻らないのは本人にその意思がない可能性ある」みたいな事言ってて、私めっちゃしにたくないって思って気合いで結果的にここにいる感じだけど、こんな綺麗な人でもそんな事あるのかーって思って、今まで黙って一方的に眺めてただけなのを、それ聞いた日から何となく話かけてみる事にする

最初は自分だけが一方的に話しかける事に抵抗あるから、いい天気だよねー…（小声）とかだけど段々慣れてきて、いつここ出れるんだろうね、とか凄い痛かったけど君もここに来るまでは沢山我慢したのかな？とか、君はどの陣営なんだろう同じだと嬉しいな出来たら友達になって一緒に帰りたいよとか話かける

実際ヤンも話し相手欲しくて期待してた所あるからそれがこんな綺麗な人ならさぞ楽しいだろうどんな声だろうあの日触った指先はとても綺麗で繊細だったから文官かもしれない…それなら仲良くなれないかな目の色は何だろうとか、他に何もないのもあるけど毎日眠り姫の事ばっかり考えるようになる

そんなこんなである日もいつものように病室に堂々と忍び込んで（？）「君がどの陣営か分からないからこの際色んな言葉で話しかけてみる事にしたよ、マイン・フロイント」って言った瞬間、睫毛が震えてゆっくり目が開いて、起きて欲しくて話かけてた癖にめちゃくちゃビックリするヤン
で、その焦点合ってない目見てもう一回さっきより更に驚く

見た瞬間心の中で、「オスカー・フォン・ロイエンターーーール！！」って叫ぶけど頭脳フル回転して、落ち着けヤン・ウェンリー確かお互いの顔は知らないはず、私が今気付いたのは目の色の情報だけをたまたま知っていたから、だからこのまま上手くいけばバレない、冷静に、冷静に…ってマインドコントールして、まだぼーっとしてるロイエに凄い小声と不自然な笑顔で「こ、こんにちは…」とか言いだす

でも当然ロイエは何も分からないまま意識ないうちにこっそり運ばれたから、まずここがどこか把握しようとしてジーッとヤンの事見てくるだけで返事とかしない
寝てても人形みたいだと思ったけど起きても精巧な作り物っぽいのすご…って数秒見とれるけど、なんとか先に我に返って「ここはフェザーンの最新医療が揃う病院のVIP階だよ」ってドラクエの村人みたいな説明する

それ聞いてちょっと不満そうな表情になるの見て、あっ、ちゃんと表情あったんだとか思って引き続き見つめてたら今度はバッチリ目があってその後視線が上から下まで動くから、あー分かるよ目が覚めて白衣じゃなくて病院着の奴がいたら怪しいよね…って勝手に納得して

「説得力なくてごめんね、私も同じ階に入院している『ワケアリ仲間』だよ。とても美しい君がどこの誰なのかは正直気にならないと言えば嘘だけど、機密保持の為にお互い名乗らない方がいいかな？」とかシレっと探られない予防線はるヤン




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までダーッと妄想したけどこれ以上思いつかない…

どっちも頭いいからお互いの名前名乗らないまま（2人しか居ないのであえて名前呼ぶ必要なかったのもある）同い年だとか、普段の生活も適当にぼかしつつ、毎日病室に遊びに来るヤンの相手してぽつぽつロイエも返事するようになっていって欲しい

あとはロイエもベッドから降りられるようになった時に思ったより体格よくて、そうだよね確かトップ5入りするぐらいの地位だったよね鍛えてない訳ないわ…ってヤンがロイエの素性一方的に再確認したり

最初からヤン→ロイな感じがいいけど、ヤンロイCPとして成立するまで考えるなら、この後都合よくほぼ同時に退院の目処立った時にヤンが素性明かして、私の方は特に情報統制とか敷かれてなくて君の方の事情大体知ってしまっているんだ、君さえ良ければうちに亡命しないかい？っていうロイエ同盟に嫁入りヤンロイエンドとか…？