ゆけゆけ僕らのカムラ興業現パロカムラ興業のウツシ主任。お仕事はフゲン社長のパシリと運転手兼ボディガード、会社の玄関のお掃除、花壇の水やり、動物社員の餌係、新商品の実演販売、新人アルバイトの教育係と多岐に渡る。昔はかなりヤンチャしていたらしく公衆浴場に入れない。

成人式の話題から、主任の成人式の写真みたいな〜と学生アルバイト2名がおねだりしたけど、大抵の事は二つ返事で叶えてくれるゴコク顧問が苦笑いして「やめといたほうがいいゲコ」と遠い目をする、そのくらいやんちゃしていたウツシ主任。

カムラ興業は多分特攻野郎Aチームみたいな会社。人材派遣やモノ作りを主力としているよ


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現パロカムラ興業　我ながら分かりづらいところ
学生バイト1号＝愛弟子ちゃん＝小学6年生
学生バイト2号＝タイシくん　＝小学1年生

なぜ小学生が学生バイト扱いなのか
→幼い愛弟子ちゃんが私も働きたいと駄々を捏ねたから
お手伝い一回に付きお駄賃100円
当初はウツシ主任のポケットマネーから出ていたがそう言うことならと社長からの正式な給与扱いになった。帳簿の処理？さあ…。

愛弟子、お金稼いで何に使うの？使い道を教えてくれないとお給料は出せないよ
主任が聞いても教えてくれず、あとでヒノエさんにこっそり教えてくれました
「しゅにんに、いつもありがとうって、ぷれれんとしたかったの…」



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（業務形態ss）


　カムラ興業は人材派遣とモノ作りを主力に据えた会社である。モノ作り部門は別名・加工屋とも呼ばれ、ハモン専務の指揮のもと、衣類や調理器具、家電などの家庭用品から什器、武器に至る迄、手広く、本当に手広くなんでも作っている…という噂である。ハモン専務のその時のノリと勢いで作るものが決まる為、今何を作っているのかは現場に聞いてみないと分からない。
　人材派遣部門は主に工事現場やイベント設営などの業務を請け負っている。手に職のあるものはまず加工屋に引き抜かれるので、こちらはだいたい体力自慢の特攻野郎が揃っている。派遣という体裁をとってはいるが、仕事がない場合も定められた休日以外は会社に詰めて、ウツシ主任の体力育成プログラムに参加するよう定められているので、実質会社員も同然なのだった。

　カムラ興業の朝は全員参加の朝礼から始まる。
「おはようございます。○月○日の朝礼を始めます」
　社長秘書のヒノエ女史が本日の社長の大まかな予定を読み上げる。続いて庶務のミノト女子から各種申請の提出期限について。寮母兼社員食堂担当のオテマエさんから今日の献立と寮内清掃の予定について。モノ作り部門のナカゴ主任から本日の（大雑把な）（予定は未定の）納品計画について。そして人材派遣部門ウツシ主任からは
「来月の仕事の予定表出てますので確認してください。本日の特別プログラム参加者はホワイトボードを見てね。あと、今日は24時から定員3名の特別派遣が入ってますので、詳細を確認の上、体力に余裕のある人、金銭的に余裕のない人、必要技能所持者は奮って参加してください。以上！」
　最後に社長からの気炎万丈コールで〆、である。



「あ〜、だりぃ…なんだよ特別プログラムって…」
「なんだお前、今日特プロ入ってるのか、ご愁傷さま。何やらかしたんだ？」
「ちょっと事務のコに声かけただけッスよ。ガキの教育に悪ぃとか言われても、なんで会社にガキが居るんだか…あーだりぃ」
「ミノトさんにコナかけたのか命知らずな。逃げんのだけは止めとけよ。主任からは絶対逃げられないからな。逃げた先に迷惑掛かるから。前に、前職の事務所まで逃げた奴が居たけど、追いかけてんのが主任ってバレた途端、秒で追い出されたらしいぞ」
「…あんなボヤーっとしたオッサンになんで皆黙って従ってんのかマジで意味分かんないンスけど」
「安心しろ、今から嫌というほど意味分からせられるから。俺は特別派遣の受付行ってくる。あれ時給めちゃくちゃ良いんだ」
「ナニするんスか特別派遣。夜間の工事現場とか？」
「その時々で違うらしいぞ。警備員とか、バーの黒服させられた奴もいるらしい。えーと今回は…加工屋新商品の実演販売…？」

　職業安定所には求人広告を出せない系企業カムラ興業。給与は月給＋各種手当（派遣社員は時給）、賞与は年2回、社員旅行あり、独身寮完備、優しい先輩がいちから丁寧に指導してくれるアットホームな職場です。


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派遣部門の社員は元ヤンチャな人が多いのでまず主任の人材育成プログラムにぶち込まれる。健全な精神は健全な肉体に宿るという社長のマッチョイズムだったが割と的を射ていたらしく、終わる頃には民間の仕事に回せるくらいの真人間になって帰ってくる。酒とかお薬とか抜けたせいでもある。たまに帰ってこない人もいるけど誰しも合う合わないってあるからね！

「昨日映画を見たんだけど凄く参考になってね！色々勉強したんだ！」（フルメタルジャケットのDVDを取り出す主任）
↓
強面の派遣社員のお兄さんたちにジブリのDVDを貢がれる学生バイト

おい誰だ、ガキ…じゃねぇお子さん達にディズニー映画に混ぜてマーベル観せた奴！主任がワイヤー使ってなんか始めたぞ！


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現パロカムラ興業のハネナガさんは若い頃ヤンチャな世界に片足突っ込みかけたけど学問の楽しさに目覚めて踏みとどまった人。高認受けて今は通信制の大学に通っている。お仕事は週３の午前中、昼からは学生バイト組の送迎と宿題を見てくれてる（もちろん時給は出る）。荒事ではあんまり役に立たないけど派遣部門でも一目置かれてる。

ハネナガさんは宿題中に愛弟子ちゃんに恋愛相談とかされてる。
「主任ってアヤメさんと付き合ってるって本当かな？ハネナガさんは知ってる？」
「さあ〜どうだろうな〜（アヤメさんの身の安全のためにそういう設定になってるだけなんだけどこれ説明して良いのか！？）」



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現パロカムラ興業はだいたい縁故入社。
正規の従業員（社長がどっからか拾ってくる）
動物社員（社長がどっからか拾ってくる）
学生バイト（社長が）（以下略）

拾ってくるたびに秘書からお小言を言われる社長
一番最初に拾われたのは主任（当時10代）

学生バイトは現在二人共小学生（小1と小6）
流石に未就学児を拾ってきたときは責任取って養子にするつもりだったが社長は未婚なのでアウト
とりあえず諸々の面倒事は会社付きの会計士兼社労士と主任に丸投げした
いやまあ金は惜しみませんのでね…

拾った連中を養うために会社の体裁を整えた感あるな社長

養子をとる為昔からの腐れ縁の女性と結婚しようとした社長、もちろん盛大にフラれる
顧問、秘書、庶務係からヒソヒソされ、なんなら主任や寮母さんからも「それはちょっと」される
専務からは理由がなければ求婚出来ないとはどんだけヘタレなんだと図星を貫通速射され殴り合いの喧嘩になった



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現パロカムラ興業の専属会計士兼社労士カゲロウさんは、前職の組…社長の一人娘（5歳）を引き取って育ててる。顔に酷い怪我をしてるらしくいつも愉快なお面を被っている。一人娘ちゃんは普段は社食のオテマエさんにみてもらってるんだけど、お手伝い頑張ってるので小学校に上がったら学生バイトに昇格する予定

古馴染みに医者のタドリさんとか居る


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（私の昼食のオムライスの画像を指して）
お休みの日に主任が学生バイト2名に作ったお昼御飯のオムライス丼って事にしない？
見た目はともかくとっても美味しい（冷凍チキンライスだから）

この主任はお面作りをしてないので美術の成績は最底辺、愛弟子ちゃんが猫描いてって言った途端血の惨劇が

通り掛かりの一般派遣社員さん（昨夜の特別派遣に参加済み）がふええってなって逃げていくやーつ


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現パロカムラ興業で、愛弟子ちゃんが高校生くらいになって好きな人に告白したとして、まず断られるんだけど理由は「犯罪は困るから」

君の思いに応えると俺は犯罪者になっちゃうんだよ会社にも社長にも従業員の皆にも迷惑を掛けるし警察のお世話になる可能性はできるだけ避けたいし云々、ここで愛弟子ちゃんが
「あなたの気持ちが知りたいの」→犯罪は困るから言わない
「バレなければいい」→正座説教2時間コース

成人年齢までがんばれ愛弟子ちゃん、奴は実は語るに落ちているぞ！

なお「立場や年齢を言い訳にしないでちゃんと答えて！」的な返しは地雷です。「俺が今の立場と環境を手に入れるのにどれだけ苦労したと思ってるの？君は分かってくれてると思っていたのに」と真顔でガチギレされます。がんばれ愛弟子ちゃん！


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現パロカムラ興業の話なんだけど、人材派遣部門のセンナリさんは派遣先のコンビニで地元の農家の娘スズカリさんと出会って一目惚れするんだよ。なんとか仲良くなりたくて、珍しく他の社員に相談して、モブ社員皆でホワイトボード囲んでない知恵を振り絞るの巻。

（モブ会話）
「主任に相談してみちゃどうだ。あの人顔だけは良いだろ」「馬鹿野郎もう聞いたよ聞かなきゃ良かった滅びろイケメン」

結局少しずつ会話が増える→スズカリさんの帰宅時間が遅いため心配して仕事中に抜け出して送る→ご家族に認知されエンダァー！！まで自力で乗り切った。

なお、ウツシ主任が事の流れを聞いたのは全てが終わった後である
主任「なんで俺にも相談してくれなかったの！」
モブ「アンタ女に声掛けたこと無いって言ってたじゃねーか！！！」
主任「知らないうちに付き合ってて知らないうちに別れたことにされちゃうだけだって！」


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まだまだ増える…