WMA(World Mystery Association、世界怪異協会）についての情報「怪異をもっとありふれたものに」をモットーに活動している。
怪異を街中に放ったり、一般市民に無理矢理異能を植え付けたりしている。
組織のボスについては能力はおろか名前、性別すらも分かっていない。
怪異をエネミーとして討伐対象としているDeCOを非常に強く敵視していて、それに反抗するように、一般職員は白スーツ、幹部職員は黒スーツの着用を義務付けている。
本部はヨーロッパ、ドイツのどこかに位置している。
ちなみに日本にある支部は「極東支部」となっている。
欧州、世界怪異協会本部
本部がとある「秘密」を隠すため、異常なまでの情報統制が敷かれており、怪異がいるかどうかすらもあいまいな認識になっているため、DeCO職員も協会の職員も持つ力は他の地域と比べて控えめになっている。
とはいえ、幹部級にもなるとその力は侮れるものではなく、本部において幹部級の力を持つものを、「シュヴァルツ」と呼称している。
ロシア、シベリア支部
怪異に触れてしまった一般人や、捕まえたDeCO職員なんかを送る収容所のような役割を担っている。ここに連れてこられた人々は過酷な環境での強制労働や、怪異に関する実験のモルモットになることになる。
中国、広東支部
豊富な労働力と財力に物を言わせた、大きく豪華な施設が存在する。広東支部を収めるリーダーは三大欲求が非常に強い人物で、それこそがその人物の持つ異能の力の源なのではないか、との噂がある。「伏魔殿」と呼ばれることもある。
日本、極東支部
「他の地域に比べて、怪異が圧倒的に多い」という日本の性質上、極東支部の構成員の戦力は他の支部とは一線を画すものであると言われている。それでいて、DeCOとの小競り合いが一番多い地域でもある。
実は日本に怪異が多く存在する理由はこの極東支部にこそある、と言われてもいるが、その真実や如何に…
エジプト、カイロ支部
古王国時代から続いてきた怪異にまつわる文化、習慣、記録をWMAが丸ごと吸収してできた支部。そのせいか、カイロ支部にはその影響が色濃く残っており、他の支部と比較しても異質な雰囲気を醸し出している。ここを収めるリーダーはかのクレオパトラ7世の末裔だという噂があるが、真偽は不明である。
アメリカ、ロサンゼルス支部
世界怪異協会設立後、初めてできた支部である。ロサンゼルス支部はWMAにおける財源のうちの一つとして、重要な役割を果たしている。また、一部、政府との癒着も確認されており、政治的な意味では一番「成功」している支部ともいえるだろう。また、ロサンゼルス支部の職員はロサンゼルスのことを「Loss Angels(天使は死んだ)」と意図的に呼称しており、何らかの意図があるものと思われる。
南アメリカ、？？？支部
WMAのなかで「サンクチュアリ」と呼ばれる支部があることが分かっているが、それが何処にあるのか、どんな機能を果たしているのは全くの謎である。フロリダ半島が関係している、と言われているが…？
南極、南極支部
異能を持たないが、怪異協会に賛同する「研究員」たちがいる支部。その名の通り、怪異を持ってどう人類社会に影響を及ぼすかの研究などを行っている。

※以下怪異協会職員を作成する際の注意
階級はDeCOの真逆、白→金→紅→藍→黒となっています。
各強さの指針としてはDeCOのものと大きな違いはありませんが、とくに極東支部において、一部の黒階級の職員はDeCOの白階級の職員を遥かに超える強さを持ち合わせていたり、あるいは神の内の一柱であったりします。(要するに、DeCO職員の方では禁止されていた、メアリー・スゥー的な職員もいる、ということです。大体アニメ1クールぐらいかけて攻略する感じのイメージです。)
極東支部の職員は異能を契約、あるいは強制的に得させられているため、下っ端から幹部まで全員が異能を有しています。DeCOのオーナメントの代わりに異能が配られる感じだと思っておいてください。ヤベーな。
また、WMAの職員は全員が戦闘能力を持つ戦闘員であり、事務的な内容はそれに適した能力を持つ戦闘員が行っています。
性格は自由ですが、少なくともWMAの理念に同意しているというのが最低条件です。裏切りは起こりえません。
WMAのボスと、極東支部のリーダーに関しては一切の情報が得られていない、ということになっていますが、裏設定としてちゃんとあるので、気になったらマーブルに聞いてみてください。