🌟🎈←モブ「………僕と友達になってくれるかい…?」
恥ずかしそうに微笑みながら、俺の手を握る彼に胸が高鳴る。バクバクと心臓が煩いけど、そんなこと今はどうだっていい。
だって。これはチャンスだ。
類様をここから連れ出すための。
な感じの🌟🎈←モブのお話。
→
とあるお城で使用人として雇われたモブさん(♂で新人)。
新しい環境ということで、色んな部屋を紹介される中、厳重に鍵のかかった部屋(鎖、南京錠ぐるぐる)を見つける。
他の使用人に「あの部屋は何だ?」と尋ねると「あの部屋だけは絶対に入るな」「話題に出すな」「不用意に近づくな」と怒ったように言われる。
何かヤバいものがいる(ある)のではと恐れて、それ以降は話題に出すことはしなかった。
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