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    しずな

    静奈です =D

    絵描くをすき、でもまだ上手じゃない ><
    PSYCHO-PASS宜X朱のCP大好き!
    そちの絵は大体PSYCHO-PASSの宜朱で、時々犬化です

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    しずな

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    ぎのあか!
    義手だからできます...が?:3

    #PSYCHO-PASS
    #宜朱
    yiju
    ##線繪練習

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    TRAINING狡噛さんが宜野座さんを見つけて色々考える話。
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    ただ一つだけの真実(君がそこにいること) たった一人の誰かを愛しているってこと、それが俺にとってのただ一つだけの真実だ。ずっと孤独だった、と言っては彼を侮辱することになるが、俺は一人で孤独だと感じていた。確かに本が俺の孤独を救ってくれた。多くの知識を与えてくれ、多くの人々の生き死にを教えてくれ、歴史とはいかなるものかを教えてくれた。だが、俺はやはり一人だったのだ。彼に出会うまでは。彼は嫌がるかもしれないが、彼が、ギノが大勢に囲まれて殴られて、それでも立ち向かってゆく美しさを見た時、本で読んだ美しい人々の生き死にを、ようやく現実でも見たと、そう思ったのだった。
     ギノにはこんなことは言ってない。ただ愛していると言っている。でも俺はギノのためなら強盗だって出来るし(金を稼ぐ方が簡単だからしないが)、知らない誰かの別荘を渡り歩いて寝泊まりをするカップルみたいな生き方もできる(これも別荘を買う方が簡単だからしないが)。ギノは俺にとっての神様みたいなものだった。本の中にしかいなかった、みんなに信仰されていたのに捨てられた神様みたいだった。ギノはとても美しくて、だからやっぱり神様なんだ。嫌がるから絶対に言わないけれど、俺はそれくらい参ってしまっているのだ。
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    星空デート(プラネタリウム) 出島では星が見えない。それは夜も煌々と明かりを灯すイルミネーションのせいだったりするのだが、俺はそれが別に嫌いではなかった。東京も似たようなものだったし、防犯のためには明かりは多い方がいい。それでもふと裏路地に入る時、空に見える星が俺は好きだった。かつて紛争国で見た星々のようで、とても美しくて。
     ギノとは学生時代に何度か旅行に行ったことがある。彼は唯一コンタクトを取れる肉親である祖母とは別居していたから、ギノを縛る者は誰もいなくて、俺は気まぐれに恋人を誘っては放棄された土地にキャンプを張ってひと夜を過ごすことが多かった。もちろん移動はバイク、と行きたかったのだが、彼の愛犬がいることでそれは却下になった。ダイムは珍しい自然の匂いに興奮して喜んでいて、いつもいろんなところを走り回っていたように思う。俺たちはそんな中で肉を焼き、秘密だとビールを空け、酔っ払って何度もキスをした。セックスもした。でも、最後に見るのは、いつだって星空だった。まんてんの星空。びっしりと宝石で埋め尽くされたような星空。俺たちはそんなところでいつも好きだとか愛しているとか、そんな切実な言葉を交わしたのだった。
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