ほーくん周辺メモちょっと書き始めたらサラッとじゃ終わらなくなってしまった。
サクッと読んでキャラ説明までいって下さい。
----
「大和国(やまとのくに)」という限りなく日本に近い架空の国が舞台。
人間、妖怪、仙人、神が混在する。
『吟風弄月(ぎんぷうろうげつ)』は主人公・赤城(あかぎ)13歳が自分にかけられた竜王丸(りゅうおうまる)の呪いを解いてヒロインの死を見守るまでの話。
『嘯風弄月(しょうふうろうげつ)』は『吟風弄月』の2年後で、主人公は松葉(まつば)と赤城16歳になる。松葉側のヒロインとボス・玄滙(げんかい)をどうにかするまでの話。
この国には「術師(じゅつし)」「武家(ぶけ)」「武官(ぶかん)」と3つの武装組織(テロリストの意ではない)がある。もともと皇帝の官吏だった「武官」の一部が皇帝から反旗を翻して「武家」と名乗った。皇帝政権と「武家」政権の二重支配が始まって混乱した。(実際は「武家」の方が力が強くて皇帝政権の影響は薄かったとか。)
赤城たちの時代から数百年前に「武官」と「武家」が大戦争し、そのときの「武官」側の将軍・水花(みなみち)が山奥の寺で修行して神から伝えられた業を守っている僧侶たちに「自分は天帝(てんてい)に遣わされた水の神で、皇帝側に政権を奪還する力を借りたい。」と説得して「武家」に勝利。
「武家」は衰退し、棟梁たる将軍家は北の地の守護という実権も何もない任務を担うことになる。僧侶たちは「術師」という名で少し形を変えつつも皇帝直属の武力として赤城たちの時代にも続いている。
「武家」「武官」「術師」は互いに見張り合い均衡を保っている。
そして見事皇帝側に勝利をもたらした皇女・水花は皇帝になると誰もが思っていたが、禁断のカードとも言うべき「術師」(山奥の僧侶)カードを切ってしまったので、その力が悪用されないよう見張る、悪用されたらこの世を洪水で終わらせるという誓いを立ててそっと歴史の表舞台から姿を消して山奥へ消えた。
この数百年後が物語の始まり。長い。
<赤城-あかぎ>
ラスボス・竜王丸に狙われやすいとされる赤い髪、眼の少年。5歳のとき竜王丸に因縁をつけられて14歳で死ぬ呪いをかけられる。8歳に地方の「術師」育成学園に保護される。13歳では中級術師、16歳では上級術師になっている。
霊感があって、人間より妖怪や幽霊に惹かれる質なので個別行動しがち。自分より先に親しい人が死ぬことにすごく敏感。14歳で呪いで死んでもいいやって思ってたのに竜王丸はそれが面白くなかったらしい。
心と体に傷を負った弟に鳳来丸は色々手を尽くしてくれた。
なぜかな、兄の鳳来丸と違って高貴な感じはしないね。
<鳳来丸-ほうらいまる>
赤城の兄で皇帝。武家の棟梁たる将軍の息子だったけど8歳のときラスボス・竜王丸に実家を焼かれて倒れているところを従姉弟の和泉(いずみ)に保護され、一緒に皇帝のお城で住むことになる。そこでお世話になった人が自分のせいで死ぬ体験をして廃人になりかけるけど楚根丸(そねまる)が叱りつけて立ち直った。
赤城と同じく霊感があるけど霊力は比ではない。甘党で大福が好物。歳上のきれいなおねいさんなお兄さんである。
ちなみにほーくんと呼ぶキャラはいない。
<和泉-いずみ>
和泉の父の妹・晁子(あさこ)が鳳来丸・赤城の母親。両者は従姉弟。12歳のとき晁子から連絡が途絶え、父に様子を見に行くよう命じられて現地で鳳来丸を保護。
そのとき城の中は反「武家」の人が多かったので鳳来丸はとても孤独だったが、和泉とその護衛の「術師」・槐(えんじゅ)が心の支えとなった。
書くの面倒になったから詳しくは省略するけど和泉様は16歳で一旦死んで(トリガーはほーくん)、19歳で生き返って、23歳で魂を抜かれる(ほーくんに条件を飲ませるための人質)。
ピンクの髪のふわふわウェーブお姉さん。
<楚根丸-そねまる>
一日に顔を七度変えるという「七面相」の一族の出で、昔は言葉もろくに話せないくらい狂暴で、野犬のように近付く人間に威嚇し噛み付くような子供だった。槐が人間性を取り戻してくれたので、槐が死んだあとも慕っている。
槐が大切にしていた和泉を守ること、和泉が託した鳳来丸を守ることが使命で、鳳来丸が魂が抜けた状態だったとき、命を懸けて2人が楚根丸に鳳来丸を託したのだから責任を果たせ、2人の犠牲を無駄にするくらいなら鳳来丸が死んだ方がよかった、くらいのことを言って掴みかかる。
今じゃ考えられないや。18歳の今は槐の口癖だった「けしからん」を継承し、語尾を伸ばす感じの敬語で喋るよ。
仕事熱心なほーくんセコム。お城の「術師」で一番古株。
<風連丸-ふうれんまる>
槐の弟。2人とも生まれつき変化の術が使える家の出で、代々皇帝の影武者として働く「術師」。
兄の槐は特に人望もあり術もよく、風連丸はコンプレックスを感じていた。槐亡きあと後釜になった風連丸は秀でたところはあるものの遊び癖があり、不在のときは楚根丸が取り仕切っている。
<卯琿-うこん>
ここに書いたキャラの中で唯一『嘯風弄月』からしか出ない。
地方で研鑽を積んでいた15歳の優秀な「術師」。幼馴染みの音羽(おとわ)は昔妖怪に取り憑かれた男に襲われて以来男装し男言葉を喋り、卯琿以外の男とはほぼ喋らず、このままでは音羽のためにならないのでは?ということと、腕をもっと磨きたいということがあって、地方から首都に配置がえの希望を出した。その結果が分かる日の夜、恩師が殺されているのを発見する。
重要人物の暗殺はその夜皇帝の耳まで届き、次の日に第一発見者として城に連れていかれた。そしてそのまま皇帝付き「術師」として働きながら犯人を追うことになる。
ほーくんとはあんまり接点ない…んだよね、想像力不足かな。赤城とは兄繋がりで会う。
松葉とは「武家」の子との交流で面識があるけど意見が合わず喧嘩ばかりしているよ。
というざっくりした感じです。
よろしくお願いします。
感想、疑問などあればマシュマロやウェ~ブボックスやツイターなどで教えてください。とても助かります。