アトランティス王についてアトランティス王について
・性別不明
・千里眼を持っている
・"罰"を受けてアトランティスの王をやって　　　
　いる(封印されてる？)
・罰を与えた「老人達」を憎んで復讐したが
　っている
・隊長に「お前のところのボス(多分隊長の星
　の王)にお前のせいで外交潰れたって伝える
　けど良い？」と脅していた
・自分のことしか考えてない
・洪水が起きた時は地球の地下へ逃げて生き
　延びたらしい(地下にも文明がある)
・復讐に関わる「目的」のために地球を支配
　したがっている

罰について
・母星で何かやらかしたorハメられて左遷さ
　せられた？
・他の可能性としては「化け物が人の形に封
　印された」があるが、可能性低めなのでこ

彼の体に残った傷をなぞる。回復呪文は完璧に傷を塞げるわけじゃないから、どんなに速く呪文をかけても残ってしまうことはある。もう少し専門に扱える人ならばきっとそういうこともないのだろうけれど。私は回復呪文が使えるだけで、扱い方はクッキーの方がずっと上手だ。

「どうしたの？」
「ごめんねアイス。回復呪文、上手くできなくて」
「…ん？」
「前に話したでしょ、呪文を上手く扱えないとこうして傷が残るって。私、攻撃呪文ばっかりで、回復はてんでダメ」

背中に残された傷跡をなぞる。比較的新しいそれは爪で引っ掻かれたような痕だ。浅いけれど、傷には変わりない。

「……ごめんね」

もう一度誤るとアイスは笑ってこちらを向き、私の頭をわしわしとかきまわしてから両頬に手を添えた。大きくて固くて、私とは違う。その手で握る剣と盾で、私たちを守ってくれる手。