夏五 从前有座山那天风和日丽，如果要写日记，夏油杰就会这样开头。那天风和日丽，很适合露台晒被子，人和猫晒太阳。我和往日一样经过林间小道，给我的花坛浇水，忽然天崩地裂晴空惊雷，我日复一日年复一年路过的山丘在我面前裂成两半，我被震到地上心疼我的花，还以为要像奥特曼一样从地里钻出一个奇丑无比的怪兽。好吧，我修正一下，其实是奇丑无比的反义词（如果他能一辈子不开口的话），世界所有形容美丽的词在他面前都会黯然失色。我这样写总可以吧悟？你不要再吃我的刘海。那天你从山丘丘里醒来，随便一哆嗦，就把土沙碎石都抖下去，露出你完美的侧脸，你完美的下颔骨，大地母亲真是厚爱你，然后你大喊了一声：好痒！
夏油杰说，当时吓得我水壶都撒了。
巨人，姑且这么叫他，在巨人这个称呼前他是一坨山丘，在一坨山丘前他是一块巨石，安安静静卧在大地母亲的怀里，没能给任何生灵添麻烦。在沉睡了三千六百五十年又三个月零一天后，他被夏油杰的一壶凉水浇醒了，用他的话说就是：你淋到我脚趾头了。

丁呂介の家に三人が泊まった朝トントン……と軽快な音が、緑土邸の台所から聞こえてくる。
たすきがけをして前掛けをつけて、肘まであらわにした丁呂介が朝食を準備していた。
まな板の上の油揚げや玉ねぎが、丁呂介の包丁で切られていく。軽やかで手際のいい音だ。
そのまな板の隣には、火にかけられた鍋がある。煮干しがお湯の中でくるくると回っている。湯気にまじって良い出汁の香りが、ほのかに台所に漂う。
もう一方のガス台には炊飯器があり、ご飯がもうすぐ炊きあがりそうなフツフツとした音がし始めていた。
丁呂介はまな板を持って、鍋の上へ傾けて油揚げと玉ねぎを落とした。ふぅ……と丁呂介は息を吐いて、前髪を横へ流した。額には薄く汗をかいていた。火のそばは、意外と暑かった。