应往之地Chapter2. 真正的搭档


朝比奈真冬的意识在梦中清醒。
向导的能力让她可以不受影响地穿梭于他人的精神世界，即使是普通人苏醒后大多数不会记得清内容的梦境，她也能清楚地确认自己的存在，并如同在现实一样记录梦境的内容。
——所以这不是她第一次在回忆的梦境当中看见这位蜷缩在封闭房间当中，拥有一头罕见的粉色头发的少年了。

雪总是不吝啬于向妹妹分享她的一切，在塔中结交的向导朋友也好、因为一些特殊原因需要帮助不好控制自己情绪的哨兵也好，还有去会面被挑选为结合对象的最优秀哨兵也好——在每天晚上的见面中，雪都会把一天当中发生的事情亲口告诉给真冬，然后再用精神交流把影像传递过去。
这是除了书籍以外，真冬唯一能够了解外面世界的方式。从觉醒能力之后被禁锢在这个房间开始，真冬就已经明白自己或许不再能够拥有自由。

マーキング君に似合う色を見つけたんだ。
そう言って髪の長い彼女にエメラルドグリーンのリボンを渡した。似合う色、なんて言いながら結局は自分の色を贈っているんだから本当はただのマーキングだ。
それでも喜んでくれた君にねだられて、いつものまとめ髪を崩さないようにそっとそのリボンを結ぶ。君の髪に触れるのはとても緊張したけれど、それと同時に触れることを許してくれているという事実がすごく嬉しくて思わず笑みが浮かんでしまう。
できたよ。
そう言うと、君は嬉しそうに笑って髪の毛に結ばれたリボンを確かめるようになんども何度も指先でさわる。その姿すら愛らしくて我慢できずに笑ってしまった。それにはっとして恥ずかしそうに笑う彼女。今鏡がないのが残念だな。