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    猗窩煉❄🔥ぱんぱん

    ⚠n番煎じネタです
    ⚠たまたま出てます背後注意

    #猗窩煉

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    ほしいも

    DONE甘い匂いの猗窩煉
    ■にょた百合現パロ
    匂いを言葉で言い表すのは難しい。誕生日プレゼントに、と贈られたボディクリームの蓋を開けると、贈り主の女と同じ、まろい雰囲気の、甘く、ねむたい香りが広がる。ホイップクリームのような空気をたっぷり含んだテクスチャーで、肌に乗せてもベタ付かず、それでいて保湿は申し分ない。正直に言えば気に入っていて、貰ったその日の晩から毎日使っている。きっと、底が見えたら自分で買い足しもするだろう。
     唯一気になると言えば、風呂上りに塗布するのが日課になったこのクリームの香りで、必ず兄弟の彼女である贈り主の顔が浮かぶこと。それに連鎖して兄弟のことも脳裏に浮かび、今日もこの眠たい匂いがする女と一緒に過ごして、だらしなく鼻の下を長くしているのかと考えてしまうこと。クリームを指で掬って、ショート丈のルームウェアから伸びた足に塗り付ける。足首から脹脛を撫でて、膝頭の乾燥が目に付くとクリームを足す。兄弟は知っているんだろうか、お前が宝物のように大事に抱いて寝ている女と、血を分けた妹が同じ匂いだという事実を。

    「なあ、今日のお湯すごい色だったぞ。何か混ぜた?」
    「混ぜていない、もらいもんの入浴剤だ。」
    「ふうん…なんか 1438

    ほしいも

    DONE自分にしか見えないお友達の猗窩煉
    ■少年煉獄と鬼の猗窩座

    イマジナリーフレンドの猗窩座っていう素敵な夢を見せて頂いたので。
    おやすみなさい、と母の優しい声がして肩まで柔らかいブランケットが掛けられる。目蓋が重くなって、睫毛越しに映る母の姿が霞んでいく。自分の耳に届いた最後の音は、ゆっくりと吐いた自分の息と静かに閉じられたドアの音だった。後は夢の中の世界だ、と思って眠りに落ちたつもりだった。

    「杏寿郎。」
     凛とした鐘が響くような母の声でも、背筋が正されるような荘厳な父の声でもない、家族ではない"鬼"の声で目が覚める。親戚や近所の人たちが膨らんだ母の腹に話しかけるような調子の、声音が高く、機嫌を取るような声だ。ご機嫌取りのつもりかもしれないが、寝入り端を邪魔されたのだ、「誰にでも笑顔で挨拶を」という両親の教えも今ばかりは従えない。ごめんなさい、と離れた寝室に居るはずの二人に謝罪しながら、きつく目を瞑った。
    「杏寿郎は寝ています。」
    「起きてるじゃないか。」
    「寝ているんだ!」
    「そうか。」
     鬼が俺の目の前に現れるようになったのは、何時だっただろうか。つい最近、初めて会ったような気もするし、もっと前から一緒に居たような気もする。眠れない夜に気が付いたらベッドの近くに立っていたり、窓の外で月を見ていたりするこ 3254