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    moripapa_

    @moripapa_

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    BLANK途中放置しているファザコンみがある🤕くんと催眠術で🤕くんが女の子に見える🧲くんの探傭(?)※女体化ではない昔から年が上の男に弱かった。ナワーブが育った村では、父親が一家の大黒柱として出稼ぎで何週間も家を空けることがあった。なのでナワーブは自分の父親の顔をぼんやりとしか覚えていなかった。残された者たちは村の外、他の街へと出なかった。
    食料確保のために人手が必要な農作業は幼い子供でも容赦なく手伝わされる。女性や同年代の子たちに囲まれナワーブは人一倍働いた。だがやはり幼い腕力では限界がある。時折帰ってくる自分の父親が、ナワーブでは持てない荷を軽々と運ぶ背中を見上げる記憶が残っている。あまり家族と話さない父親だった。
     優秀なナワーブは他の人より早く軍兵になるべく地元を離れることになった。旅立ちの夜明け、歳を取った父親が涙を流すのを初めて見た。ナワーブは見てはいけないようなものを見た気がして早々にその場を去ったが、一瞬だけ振り返ると父親はじっとこちらを見ていた。己が知っている人物とはまるで別人のようだった。彼との記憶は殆どない。しかし確かに覚えているのは黙々と働く広い背中と、ナワーブの頭を撫でる大きな手だった。もう声も思い出せなかった。父とはそこで永遠に別れたからだ。
     幼い記憶は辛い人生 2670