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    もとむら。

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    「ミシカルジェイド」のあとがきのようなもの

    ##小説の話

    なんとなく続けちゃった物語です。ですが、ほぼ理由もなく異世界に行ってはなんかしてというのもアレだったので、理由付け回という感じの話です。

    前回の話で、安全性を高めるためにゲンの能力が必要不可欠だと考えた千空は、異世界に行くときはゲンと一緒に寝なければならないという結論になりました(当然ではありますが)。なので、ゲンと千空が一緒に寝る=何かが起こるという詮索を避けさせるためにいつも一緒に寝る事にしました。千空としては便利湯たんぽみたいな感覚なのでしょうが、ゲンの心中はどうなのやら。

    寺の怖い話系統のものは多くありますね。これを読んだ方は最初に何を思い浮かべましたか?
    そんな中でも寺生まれのTさんはかなり有名な方だと思います(怪談とは少し違いますが)。彼は颯爽と現れて皆を助ける、ある意味ミステリー小説の探偵の様に感じます。あと、大体ナイスガイで描かれることが多いらしいです。筋肉は裏切らないって事ですかね。

    夏目漱石の話は、いろいろなところで見かけますね。確かにロマンティックな翻訳でもある為、本当の話でもおかしくないような気はします。出典元が不明で言葉が独り歩きするのは案外よくある事のように感じます。だからと言って、使っている方を批判するわけではないので、そのあたりは勘違いされないようにしていただけるとありがたいです。

    洞窟の中に入り、千空が耳にした高周波な音は岩笛によるものです。古来の神事では使われることがあった道具で、現在も一応あります。厭い川の翡翠を使ったものもあるようですね(敢えてではありますがこちらの漢字を今回は使用します)。神降ろしの為に使われる道具で、まあ、何で吹かれたのか言わずともわかるでしょう…。

    この話では、千空が御正体とされましたが、本来はもっと下の年齢の少年が使われます。何故、千空が使われたのかというと、まあ、名前のせいとかそんな感じにしておいてください(御石神ってことで)。神事の後、千空は右目で神の視点、左目で人の視点、と二つの視点を持つことになりました。次元の違う視点で彼は世界がどのように見えるのでしょうか。ある意味両目で視力が違う状態なのかもしれません。

    今回、千空を誘い込んだゲン、そして千空の目の前に現れた異形。あれは何だったのかというと、ある意味今回のような事が起きた後全てを受け入れてしまったゲンと千空の成れの果てです。ノスタル爺みたいなものだったと思ってください。

    起きた後、千空の体の中に神の精神という次元が違うものが入ってきてしまったため体が拒否反応を起こしました。そのせいで、気持ち悪くなってゲロっちゃったわけです。元々、千空のゲロの中にオタマジャクシが含まれる描写を入れる予定でしたが、千空もさすがに自分のゲロをまじまじと見られるのは嫌だろうなと思ったので省きました。ゲンも好んで見ないと思いますし……。これから先、少しずつ彼の体は人間じゃなくなっていきます。悲しいね。

    最後に、ルリの事ですが、彼女が何故千空の変化に気付けたのかと言いますと「夢の中で託宣を受けたから」です。よくある話ですね。
    んまあ、彼女は巫女と呼ばれていますしこういう立ち回りもおかしくは無い気がします。狂人っぽくなってるのは託宣もらう相手が神話生物でSAN値がゴリッと減ったからだと思ってください。

    長くなりましたが今回はこの辺りで。では
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