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    aya_Heroine

    DONEエデュ監♀/エデュユウ♀
    三人でお付き合いしてる世界線。
    ※コンドーム買いに来た話。
    年齢操作有、デフォ名使用。




    .

















    「おいデュース、お前この間散々ヤッたからすぐなくなったんだろ?今日はオレの番だ、どいてろ」
    「お前だってやっぱいつものがいーわって言ってただろうが。お前がどいてろ」

    ギャイギャイと人気のないとあるコーナーの一角で騒ぐ成人男性二人。そんな彼等の一歩後ろからユウはこれでもかというほどでかいため息をついた。

    ――勘弁して欲しい。なにが悲しくてこんな場所で、二人の討論に付き合わねばならないのか。

    チラリと視線を上にやる。そこにはファンシーにデコレーションされた看板。男女の夜の必需品!と書かれた下にはバリエーション豊富に並んでいる品々。自分に全く関係がないわけではない。だが、こうやって実物を見ても何一つピンとこない。

    「これだから堅物は困るんだよなぁ。試してみていいやつだったらそっちも使えるじゃん」
    「ヤリチンと一緒にするな。僕は生涯ユウ一筋だ」
    「おい!人を他でも遊んでるみたいな言い方すんな!オレだってユウしか抱いてねぇよ!」
    「ふ、二人共!!」

    たまらず張り上げた声に、端整な顔が同時に振りかえる。
    チェリーレッドとターコイズに射抜かれ 2937

    akira_luce

    DONE七夕の時にあげた丹穹。

    星核の力を使い果たし機能を停止(眠りについた)した穹。そんな穹を救うために丹恒は数多の星に足を運び彼を救う方法を探した。
    しかしどれだけ経っても救う手立ては見つからない。時間の流れは残酷で、丹恒の記憶の中から少しづつ穹の声がこぼれ落ちていく。
    遂に穹の声が思い出せなくなった頃、ある星で条件が整った特別な日に願い事をすると願いが叶うという伝承を聞いた丹恒は、その星の人々から笹を譲り受け目覚めぬ穹の傍に飾ることにした。その日が来るまで短冊に願いを込めていく丹恒。
    そしてその日は来た。流星群とその星では百年ぶりの晴天の七夕。星々の逢瀬が叶う日。

    ───声が聞きたい。名前を呼んで欲しい。目覚めて欲しい。……叶うなら、また一緒に旅をしたい。

    ささやかな祈りのような願いを胸に秘めた丹恒の瞳から涙がこぼれ、穹の頬の落ちる。
    その時、穹の瞼が震えゆっくりと開かれていくのを丹恒は見た。
    一番星のように煌めく金色が丹恒を見つめると、丹恒の瞳から涙が溢れる。
    それは悲しみからではなく大切な人に再び逢えたことへの喜びの涙だった。
    「丹恒」と名前を呼ぶ声が心に染み込んでいく。温かく、懐かしく、愛おしい声…。


    ずっと聞こえなかった記憶の中の声も、今は鮮明に聴こえる。
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