ムーンライト(仮)高専時代に歌姫に恋に落ちる五条。
だが、その想いは夏油の離反をきっかけに、五条はその恋を心の中に閉じ込める。
百鬼夜行の後、事後処理に追われ、更に宿儺の指のこと虎杖のこと等が重なり(呪胎戴天の前)、ようやく少し落ち着いた7月初旬。
任務の関係で東京に来た歌姫。
硝子と飲みに行くというので、任務を終えた後に、勝手に伊知地と一緒に合流する五条。
そんな時、硝子に任務の要請があり、飲んでない伊知地が車で硝子を送ることに。
歌姫も興醒めして帰ることにしたが、五条がひょこひょこと歌姫の後ろをついてくる。
「何よ?」
「別に」
「ついて来ないでよ」
「僕もこっちに用があるだけだよ。歌姫自意識過剰じゃない?」
「じゃ、先に行きなさいよ。私、一人でもう一軒、よるから」
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