domsub番外編没シーンそんな鬱憤は酒で発散するに限るわけで、俺はいつもの麻雀組で集まった。全員日本酒でべろべろに酔っ払っていた。太刀川が、この前女の子をお持ち帰りしたのに結局酔いすぎて爆睡して連絡先ブロックされた話を散々に笑った後、太刀川がにやけ顔で、
「諏訪さんは抱く側?抱かれる側?やっぱSubだから抱かれる側だよね」
と言った。
「はぁ?やめろって」
「そろそろ惚気たいんじゃないか?」
酔った東さんもタチが悪いので、嫌な絡み方をしてくる。
「東さんまで…勘弁してくださいよ。俺とあいつですよ、あるわけない」
「えっ諏訪おまえ抱かれ待ちなの?!」
「だーーーーっやめろやめろ、生々しいこと想像すんなぁ!」
成人しているメンバーには、風間と俺がパートナーになったことがどこからともなく噂として知れ渡っていた。
「風間さん、嫉妬深いと思ったけど、何もないってすげー意外」
へらへら笑いながら太刀川は痛いところをついてくる。
「風間のことだから何か理由があるんだろうな」
「諏訪さんに性的な魅力がなかったか〜?!」
冬島さんが下品だぞと口では嗜めながらにやにや笑った。
「色仕掛けだって、誘っちゃいなって」