発情エナ モブエナ編☆成人向け☆モブエナ☆珍しくラブラブです!
周りにフェロモンを出し、本人も周りも欲情させる発情イカ。重度の発情イカのエナは、バイト中に発情してしまったお話。
「さて……」
バイト仲間が発情し、『力持ちだから』という理由だけで家に送らされた。
鍵が閉まっていたらどうするのだろう、と思いながらドアノブに手をかけると、あっさりとドアは開いた。鍵をかけない主義、とヤニくんが言っていたが本当だったのか。
「留守の間に大事なものを盗られるかもな」
不用意にお金を置いていた自分が頭を過ぎる。
とりあえず、背負っていたエナくんを玄関に降ろす。
「かえる…」
「ぁ…まって……」
帰ろうと背を向けると、背中に柔らかい何かが当たった。エナくんの身体だ。後ろから抱き締められる。とても暖かくて背中が心地よい。
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