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    陽炎@ポイピク

    ジョジョ5部プロペシメインです。パソコンもペンタブもないので携帯撮り&アナログ絵しかうpしません。
    🍞🚄🍊🍋の沼にも浸り中
    時々®️®️®️🔥🌊

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    陽炎@ポイピク

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    当社のビムラマの始まりの話

    よすがの星A・ラーマ・ラージュは昔から息抜きというものが苦手だった。警察官だった頃からの癖なのか、彼自身の性格の所以なのか、兎に角休息というものを避けてしまう所があった。
    1度燃え上がると自ら鎮火の出来ない炎のように、故郷に戻ってからもラーマは何かに駆り立てられるように自らを追い込んだ。同胞に武器を渡すだけで使命が終わった訳ではない。
    国を救う為の解放闘争は始まったばかりだ。銃弾だって限りがあるし、もっと協力者も必要だ。
    そして、そのせいで寝食が疎かになりがちにもなった。
    叔父やシータには苦労を掛けまいという気持ちがそうさせてしまった。
    そんな中起きた訓練中の銃の暴発事故。
    幸い怪我人こそ出なかったものの、ラーマは自分を責めた。
    自分は父ヴェンカタのようにはなれない。皆を率いて立つ者に向いていない、と。後悔を譫言のように繰り返すラーマを見かねて、叔父とシータからビームに会いに行った方がいいと提案された。
    今の情けない姿の私が彼に会うなど――、とラーマは躊躇った。……だが、群れを纏め上げる気質を持つ彼からの言葉でしか得られないものもあるのは事実だ。
    ラーマは散々悩んだが、ここ数日の忙しさと疲労で心身共に限界を感じていたのもあって、ゴーダヴァリ川を渡る船へと飛び乗っていた。
    ゴーントの森へやって来たラーマを、驚く訳でも理由を訊く訳でもなく、ビームは抱き締めて迎え入れてくれた。
    質素ながらも薬膳に近い料理を差し出され、泥のように眠ればラーマは少しずつ人間の形を取り戻していった。
    ビームは、ぽつりぽつりと経緯を語るラーマの声を黙って聞いていた。今のラーマに必要なのは寄り添ってやる事なのは本能的に感じ取ったのだろう。
    ラーマは苦しい胸の内を吐露してようやくはらはらと涙を零した。泣き言すらずっと心の奥底にしまい込んできたラーマにとって、唯一さらけ出せるのはビームだけだった。
    ビームは幾度も親指でラーマの雫を拭った。
    それでも濡れ続ける頬を舌で辿った。
    ラーマはビームに懇願した。
    わたしを抱いて欲しい、と。
    アンナ、大丈夫だ、ひとりじゃないから。
    そう繰り返しながらビームは幾度もラーマの頭を撫でながら穿った。
    翌朝、ラーマはビームへ縋るような真似をしてしまった事を謝罪した。ビームの優しさに付け込んでしまった事も。
    「兄貴。デリーへ帰ろう。宝の日々をまた取り戻そう。兄貴に必要なのは戦いじゃねぇ。俺とまた笑い合う時間だ……そうだろ?」
    額をこすり合わせ、静かに口付けられ、煌めく星のような瞳に、ラーマはようやく自覚した。
    きみが好きだ。
    わたしが愛しているのはシータではなく、きみなんだ。
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    recommended works

    陽炎@ポイピク

    TRAINING足を怪我して兄貴に背負われるペッシの話
    『恋じゃない』
    #プロペシ版ワンドロ・ワンライ
    流石に姫抱きは勘弁してくだせぇと真っ赤になる弟分にプロシュートは溜息を吐いた。
    かれこれ永遠と続くかのような押し問答。
    ターゲットを追ってビーチ・ボーイの針と糸で捉えかけていた所、標的が残した罠へ掛かってしまい、ペッシが足を怪我してしまったのだ。
    「オレの事は置いていいから追ってくれ兄貴!」
    プロシュートはペッシの言葉に迷った。此処で見失ったら任務は失敗だ。
    だが、プロシュートは足を止めた。
    「兄貴っ!そんな事したらスタンドの射程範囲から逃げられちまう!」
    ペッシの悲痛な叫び。その時聞こえてきたのは仲間のひとりの声帯を真似た声だった。
    「ドウヤラコイツヲ始末スルノハ、ワタシノヨウデスネ」
    次の瞬間ターゲットはサイコロ状にバラバラにされてその場に崩れる。
    「ベイビィ・フェイス……」
    常に笑みを浮かべたような機械の如き肉体を持つ人型のスタンドはプロシュートとペッシを見遣った。
    「ナンテコトナイ任務デシタネ。プロシュート、アナタハドウシテ仕事ナノニ弟分ヲ優先スルノデスカ?」
    ベイビィ・フェイスは教育次第で成長するスタンドだ。故に知識欲も強い。疑問を感じれば主であるメローネ以外にも遠慮なく質問 1413

    陽炎@ポイピク

    CAN’T MAKE #プロペシ版ワンドロ・ワンライ
    『ご都合スタンド攻撃』
    兄貴がペッシと同じ年齢になる話
    左右曖昧表現あるのでご注意下さい
    「ペッシ、ペッシ!」
    誰かの声が聞こえる。知ってるようで知らない声。
    アジトでうたた寝していたオレはうっすらと瞼を開けた。
    「よぉペッシ。お目覚めか?」
    ぼんやりとした意識のままのオレの前には金髪蒼眼の青年が立っていた。
    「……夢?」
    だってそうだろ。皆が仕事で出払ってる間留守をしていたのはオレだけだ。
    「おいペッシ!起きろ!眠そうにしてるんじゃねぇ!」
    肩を前後に揺すられオレの意識は否応なしに覚醒させられる。
    「えっ!?だっ、誰だ!?」
    背丈はオレより少し上だろうか。着ている服は袖が余ってぶかぶかだ。年齢に似合わず高級そうなヘリンボーン柄の仕立てのいいスーツ。
    ーーまさか。
    「まだ分かんねぇのか!マンモーニのペッシ!」
    顎に人差し指を突き付けてくるこの癖は。
    「あ、兄貴かい?あんた兄貴かい?」
    「ペッシペッシペッシペッシよぉ~。咄嗟にビーチ・ボーイを構えるのはいい度胸だが、オレに攻撃しようなんざ10年早いぜ」
    いつものように額に額をくっつけてくる兄貴だったけれど、オレはただ兄貴の若い姿に混乱してばかりだった。
    「もしかしてスタンド攻撃受けたんですかい!?」
    パッショーネはスタンド使 2362