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    jun8931_6

    BMB/ルクアロ(アロ多め)
    @jun8931_6

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    jun8931_6

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    23/04/29開催BMB「キミとじゃなければ」で展示した、アロとバーテンダー(※)の知り合ったきっかけを好き勝手に想像した漫画。
    広げた風呂敷をたたみ切れずに終わる。ごめん。


    ルクとアロのバディエピ1に登場した、宝石の換金に来たアロを待たせる間「今日のあなたにはこれが一番」と甘くスパイスの効いたホットワインをサーブした上に彼が寒い夜を一人で過ごすと見越したかのような声をかけ、媚びずに言いたいこと言いつつも客(=アロ)との良好な関係は保ちたいと公言する粋で謎なバーテンダーさん。好き。
    おそらくここしか登場してない、と思う。他にも出てたら教えてください。文字だけでもいい…彼の…情報をください…
    キャラブではレストランのウェイターと表記されており、本当に謎なお人。

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    recommended works

    hbnho210

    SPUR MEルクアロ版ワンドロワンライ様よりお題をお借りしました。ヒロルク。そしてルークとアーロンが再会するもっとずっとまえ、まだ少年のルークと少年のアーロンの話。です。捏造アリ。
    お題:「意気地なし」「雪景色」11/27 雪をみるの、はじめてなの?
     埃のようにふわふわとしたものが空から降ってくる様子をいつまでも眺めていたら、不思議そうにそう訊かれた。ほんものを見るのははじめてだけれど、これが雪だということは知っていた。空から降ってくる真っ白なもの。さわると冷たい。何故、知っているのか。何かの本で見たことがあるのだろうか、それとも誰かが教えてくれたのか。誰が? 記憶を探ってみても、そこには地面にぽっかりと空いたように闇い穴しかなくて、何も見えない。その中に手をのばしてみても、手は虚空を彷徨うばかりで、何も掴むことは出来なかった。

     ルークは大人たちの目を盗んでドアを開け、外へ出た。振返って誰も気がついていないことを確かめると、そのまま、施設の門を出た。うっすらと雪のつもった地面を踏むと、蹠にしんしんとしみわたる冷たさに、魂までも凍ってしまう思いがした。空へむかって手をのばしてみたけれど、手のひらで受けとめた雪はすぐに溶けてしまう。ルークは空を見上げた。雪は、空のずっとむこう、銀鼠色の彼方から降ってくる。ルークの額に、頬に、睫毛に、雪はどんどん降ってくる。冷たい。冷たくて、そしてとても美しいと、ルークは思った。そして、この、真っ白で美しいものを、自分は知っている。雪のようで、雪ではない、でも、それが何であるのかは解らない。ルークは雪を、好きだと思った。この眼前にひろがる雪景色の見事さに胸がいっぱいになって、
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