Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    Shinon

    @ysnr6love
    佐真/真マコの二次小説R18部分をあげる可能性があります。未成年の方は閲覧しないで下さい。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 24

    Shinon

    ☆quiet follow

    レテの水底⑯/記憶喪失佐真

    出来ればまた、この子を愛してやりたかった。

    狂犬が記憶喪失の元飼い主と過ごした、甘くも苦い不毛な日々の話。

    R18です。password: 成人していますか?→yes/no

    #佐真
    sama

    Age verification
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    😭🙏😭🙏💗🙏😭😭😭😭😭😭
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    Shinon

    REHABILIお嬢とじいじ⑧/真島家と家族になる佐【終】

    「俺が死んだって覚えちゃいねぇだろ。まだ二歳なんだからよ」

    真マコ夫婦の娘ちゃんにじいじと慕われる生存if佐のお話です。全年齢。一旦完結です。ありがとうございました!
    お嬢とじいじ⑧「おどれ…!何や筋が真島に似とるやないか…っ」
    「そ?俺もすっかり奴の色に染められちまったってことか」
    嶋野は思わずチッと大きく舌打ちをした。
    「妬くな妬くな大叔父ちゃま」
    「うっさいわ」
    さて、佐川司が我が家に戻ったのは実に四時間後であった。嶋野太から連絡を受けて飛んできた真島吾朗に引きずられて帰ってきた彼は、そのまま居間に正座させられて散々に叱られた。傷だらけのじいじの変わり果てた姿にお嬢は絶叫し、真島は額に青筋を立てて怒鳴り、マコトは唇を引き結び無言で傷の手当をしている。
    「だってよ」
    佐川は腫れた頬を冷やしながらぼそぼそと言う。
    「だってもクソもないねん!殺されとったかもしれへんのやぞ!」
    お嬢は佐川の膝に取りすがって彼の血だらけの膝をべしべし叩いている。正直かなり痛い。やがて彼らの怒りは嶋野太の血判付きの書を見て最高潮に達した。それはかつての契約を書き直したものであった。
    3205

    related works

    recommended works