Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    coiru13

    @coiru13
    コイルと申します。いろいろ描きます。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 14

    coiru13

    ☆quiet follow

    伏直

    #伏直
    voltStraight

    Tap to full screen (size:1688x1522).Repost is prohibited
    😭🙏💞💞💒❤😍💞💒
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    Cでござりまする

    DOODLE恵直です
    何度でもいいますけど恵直です
    直には受けの才能があると思いました(少数派なのは知ってる)
    血と少しのすけべありますので、ご注意を
    殺してやろうと思っていたのは本心からだった。
     自分の地位を揺るがすもの、欠片でも脅かすもの、価値のないものはいなくなっても何も問題ない。
     世界は自分のために回るなんてことはないけれど、ならば自分で良いように回してやろうというのが直哉の偽りない考えだ。
     それを回すのに術も何も守るべきルールなどなく、邪魔になったほうが悪いのだから。
     クズだゲスだと弱者は叫ぶが、カスみたいな存在に言われたとて何も思いはしなかった。
     憐れだ、とさえ思う心も見つからない。
    「……憐れですね、それ」
    「クソガキ、ほどけやコラ」
    「嫌ですよ。折角繋いだのに、自分からほどく馬鹿いませんって」
     土地勘のない直哉にとってここがどこなのか、なんなのかなどわからない。
     東京だとは思うが、あくまでも予想。
     そも、目の前の殺したい男が遠方に自分を連れていけるほどの財力がないことなど、知っている。
     だからわからない。
     何故己がこのように囚われているような真似をさせられているのか。

     埃のような臭いに混じる湿った空気。
     少し金臭く、括られた両手首には冷たい手錠のようなものがかけられている。
     どうせ正規品では 1274

    あんこ

    MAIKING悠仁の気持ちは勘違いだよ。女の子といっぱい遊んでみれば間違いだったって気づくでしょ。
    そう言って悠仁をこっぴどく振った五条が数年後、勘違いじゃなかったから責任取れよ、と迫られてドギマギする悠五。
    色々捏造。悠仁が女の子と遊びまくってるので苦手な方はご注意ください。
     一体どこで間違えてしまったのだろうか?

     見上げてくる双眸の鋭さに、ぞくりと背筋に冷たいものが走った。決して逸らすことを許されない獰猛な瞳は、狂おしいほどの激情を孕んでいる。煮えたぎる怒りを隠そうともしない青年の気迫に柄にもなく気圧されて、じりじりと後ずさっていた。

     しかしそんな子供じみた抵抗はいつまでも続かない。あっという間に壁に阻まれ逃げ場を失った。背中に触れる硬くてひんやりとした感触にぎくりとする。悠仁が一歩足を踏み出せば、一瞬にして距離が縮まった。

    「先生、約束覚えてるよな?」


    ーー

     花を愛でる趣味なんて持ち合わせていない。けれども薄紅梅の花びらがぽろぽろとこぼれ落ちる様に、どうしようもなく心を惹きつけられた。純粋にうつくしいと、そう思った。丸く愛らしい花びらは、いつの間にか枯れてしまった五条の涙の代わりなのかもしれない。
    6412