風祭くんはお酒の席で介抱役って本当ですか？　酒を飲んでも呑まれるな、とはよく言うが。


「水野くん大丈夫？ ちゃんと水飲んでね」
「これ酒か？」
「ううん、水だよ」
　やや虚ろな目でグラスを見つめる竜也を見ながら、将は曖昧に笑う。普段より無防備な竜也の姿は大人らしい色気があって、普通の人間であれば黙っていないのだろう─…しかしここに居る他の三人にとってはいつもの事で、何かが起きたりは決してなかった。
　竜也なグラスに注がれた水を渋々飲んでみせるものの、半分も減らさずにお猪口に注がれた日本酒に、また口を付ける。まだまだ飲むつもりでいるのか、お猪口はすぐに空になって、成樹がそこに酒を注いだ。
「ちょっとシゲさん。水野くんもう酔わせたら駄目ですよ。不破くんにも同じ事してるんだから」

風祭くんはお酒の席で介抱役って本当ですか？　酒を飲んでも呑まれるな、とはよく言うが。


「水野くん大丈夫？ ちゃんと水飲んでね」
「これ酒か？」
「ううん、水だよ」
　やや虚ろな目でグラスを見つめる竜也を見ながら、将は曖昧に笑う。普段より無防備な竜也の姿は大人らしい色気があって、普通の人間であれば黙っていないのだろう─…しかしここに居る他の三人にとってはいつもの事で、何かが起きたりは決してなかった。
　竜也なグラスに注がれた水を渋々飲んでみせるものの、半分も減らさずにお猪口に注がれた日本酒に、また口を付ける。まだまだ飲むつもりでいるのか、お猪口はすぐに空になって、成樹がそこに酒を注いだ。
「ちょっとシゲさん。水野くんもう酔わせたら駄目ですよ。不破くんにも同じ事してるんだから」

【えなみず/Я】需要喝牛奶吗？东云绘名最近总能在房间里闻到一股淡淡的奶味。
这个奶味并不是市面上售卖的奶的香味，而是接近于她以前做生活实践体验，给奶牛挤奶时，那股带着腥味的气味。
她在房间里找了很久，起初她以为是晓山瑞希忘记把冰箱里的过期牛奶扔了，在厨房里翻了个底朝天也没看到问题的根源，但相方早就把盒装牛奶都换成了奶粉，根本就不存在这一可能性；后来她在浴室的粉色毛巾上也闻到了这股奶味，她正想着对方是不是把自己的毛巾当成抹布了，结果那人红着脸闯进热气腾腾的浴室里，说着“毛巾需要拿去洗了”后便把毛巾一把夺走；直到在某天夜里，晓山瑞希照常在睡前为两人冲泡一杯温热的牛奶时，东云绘名突然发现了关键点。
她装模作样地嗅了一下牛奶散发的香气，然后借着喝牛奶的动作观察对方毫无破绽的表情，最后舔了舔嘴唇，摆出不经意的样子询问道：“瑞希，奶的味道好像不对吧？”