いつも仲良し。さの工房2023年1月3日ツイ
他にも食卓の作法とか季節の行事とか祖父仕込みの堅い倣いをきちんと兄に教えてくれてそうだなとか。ゆじくんは奔放だけどしっかりしてる印象あります
「なあ、まだか~?」
「ああ悪いな。上手くいかなくてな…」
「なに、お前ネクタイ結べねえの?」
「そうなんだ。下手糞なんだ」
「お前は何でもそつがねえのに本当に変なことだけ出来ねえよなあ」
「いつも最終的には悠仁に助けて貰ってる」
「巻くだけだろうが。なんも難しいことなんてねえだろうよ」
「それがな。俺がやるとほら────こんな風になってしまう」
「ちゃんと出来てるじゃねえか。全く問題ねえよそれで」
「しかしこれは葬儀用だからしてはいけないと悠仁が」
「あれは黒いやつのことを言うの。それでバッチリだって」
「違う、結び目のことだ。地味で控えめな結び方の話をしてる。悠仁が言うには、俺はこの状態だと常に弔意を示しているから見目の縁起が良くないらしい。街を歩くには相応しくないと」
「ええ、巻き方に地味も派手もねえよ。なんかぶら下げとかねえと社会性云々言われる面倒くせえだけの布だぞこれ。たぶん人類みんな意味判ってねえぞこれ」
「お前は、ああ流石だ。正式な普段使いで括れてるな。やはりスーツに於いては年季が違うと見える」
「うーん。普通に出来てんのになあ。違いが全く判らねえけど……」
「いや俺のはほら……、三角が平面だろう。下に線もない。お前のは線もあるし立体的な三角だ。きちんと華美に盛れてる」(皺なし)
「俺はなんかいつも自動的にこうなるけど」(皺あり)
「その線が肝だと俺は睨んでるんだが…いつも気付かない内に消失してしまう。だから俺はずっと平たいし縁起の悪いままなんだ」(皺なし)
「……え、待て。じゃあこれ葬式駄目なのか…?」(皺あり)
「ああ、法要や墓参りもだぞ。とにかく喪に服す際には不適切だと悠仁が」
「法事もか!? やばい、俺何十年もこれで行ってた…」
「故人の自宅を見舞う際や喪章を余儀なくされる急な際にもだぞ。黒が用意できなくとも、くれぐれも結び目だけは直せと悠仁が」
「なんつーことだよ。初耳だよ…」
「不味いな。忌事において弔意のひとつも示せないとは、さぞかし常識のない奴だと思われたことだろうな」
「───脹相あのさ、それもう一回最初っからやってくれねえか。憶える」
「中年教師でありながら、先達の指導も貰えなければ嫁の来手もなさそうな憐れなヤモメであると、毎回ヒソヒソされていたかもしれないな」
「別にヤモメは関係ねえだろうが…。あとそういうの最近はオッサンにだって言っちゃ駄目なんだかんな…。この前ハラスメント講習で習ったかんな…」
太幅な時でも自動的にダブルディンプル作ってた先生が暫く惑わされるように
あーでもないこーでもないとワチャワチャしてるうちに結局延長
今年も仲良し。さの篤脹(出来…そうになると深刻な照れが)
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9月5日ツイ
唐突に仲良し寸劇
昨日盛り上がって妄想してた
コンシュルジュはアレ〇サみたいなやつ
1.
「俺の知ってる殿が」
「お前すげえ知り合いいるんだな」
「あと悪代官も言ってた」
「なあ交友関係どうなってる」
「娘が伽で」
「とぎ!」
「緊張で泣く場合は…ああ娘は初の床入りだ」
「とこいり!」
「天井のシミを数えている内に終わると」
「おい待て俺か?俺はいま生娘の設定なのか?」
2.
「だが緊張してるんだろう」
「してねえよ!しかもどっちかっつーとこの場合、数えるのはお前の方だ多分」
「だがパンダも明るい方が盛り上がると」
「俺と盛り上がってどうすんだよ。お前ほんとアイツに変な事吹き込まれ過ぎだぞ」
「しかし真希も全部見たい方だと」
「えええ、そうなのか…」
3.
「東堂だって全面的に出していくと」
「あいつはまあそれで正解だろうよ」
「ふん…大体暗くしたって俺からは全部見えてる」ササッ
「あ、おいリモコン!どこやった」ガタッ
「知らんな」パチッ
「お前なあ。年々ろくでもねえ感じになって来てんぞ」
「お前こそ聞き分けのない。いい年をして何を恥じらう事がある」
4.
「アヤコさん、部屋を暗くして」AIコンシュルジュ
「貴様…!アヤコは狡いぞ」リモコン連打
「やめろやめろ!目えチカチカすんだろ!」
「ならこの女を引っ込めろ」
「断る。絶対やだ」
見てて貰いたい脹と見たくない先生の消灯を巡る攻防
毎回腹の上で仲良し。さの日脹(出来てはもらえまいか)
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9月5日ツイ
フォロワーさんの『先生の抱えたカキピーに手を突っ込んでそうな脹』という呟きに深く感銘を受けてしまい、またまた妄想寸劇
ずっこは半分こや半分ずつの意味らしい。某県の友達がよく言うんだけどめちゃんこ可愛くて毎回ほわっほわする
1.
「なあお前、いい加減そういう変な食い方よせ」
「何がだ」
「黒い部分だけねじ込んでくんのやめろっつってる」
「これはお前の為にやってるんだが」
「何でだよ。普通にくれよ。俺だってピンク食いてえよ。ピンク知りてえよ」
「これは一杯の掛け蕎麦という素晴らしい話で…読んだことはあるか?」
2.
「蕎麦屋の親子のだろ?まーた随分古いな」
「知ってて何故そう不満顔が出来る。あれは蕎麦を半分ずっこにして」
「ずっこ!ずっこって何だ!?」ガタッ
「赤貧でさえも分け合って耐え忍ぶ…人としての清い在り様の話だ」
「え!まさかお前、俺の在り様を直しに来てんのか?俺の生き方ってそんな汚ねえのか?」
3.
「それだけじゃない。同じ釜の飯などという言葉もある」
「まあ言いたい事は分かるけどよ。それをやるには圧倒的に規模が足りねえんだ、これは」
「規模じゃない。縦に挑んでも横に分離するんだぞ。製造工程の問題だ」
「そう無茶言うんじゃねえよ。製作サイドだってお前みたいな珍客は想定してない」
4.
「全く仕方がない奴だな…。ならピンクはくれてやる。次から俺が黒を担当する」
「だからそういう話じゃねえんだ。つーか自分の袋を――――あ、ピンクうまいな」
さほど食べ物に執着も興味もないのに先生がガサガサやってるオツマミやお菓子はなんか気になる脹
アポ〇チョコで仲良し。さの日脹(もう出来てもいいんじゃない)
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9月16日
珍しく下手に出て一生懸命ゴネてる先生
風俗バレした旦那みたいになった(笑
「だから一体何をそんなに頑張る。紐がないんだ。聞き分けろ」
「だってお前完全に知らない奴みたいなんだよ。たぶん普段のインパクトが強すぎる」
「何も動揺することなんてないだろ。よく見ろ」
「いや見れば見るほど別人だ。そら、風呂場にあったから。これやるから」
「おい、こんなモコモコした奴で括れるか」
「なら俺が結わいてやる。ほら来い」
「違う、技術はある。こんな浮かれた素材では恥知らずだと言ってる」
「ええ、お前そこは気にすんのか」
「悠仁の兄は気がふれたと思われる」
「今更思われねえだろうよ。大差ねーよ」
「大体お前、昨日は別に困惑してなかっただろ。普通だったぞ」
「まだ何とか我慢出来たんだよ。酒入ってたし。でもすげえ嫌だった」
「落ち着いて考えろ。髪型や着物など誰だって日々変化する。人間は他人を顔面で識別しながら生きてる」
「お前の場合常軌を逸してんだよ。言っとくが、これ俺の主観じゃねえからな?家入達も言ってたぞ。見たやつ全員が狼狽える」
「俺はお前の毛が3本になろうが全く狼狽えないがな」
「えっ何いきなり!おいお前まさか毛根の血流とかか?見えてんのか?こえーよ!」
「今はまあそれなりに安泰のようだが。近い将来は分からない」
「縁起でもねえぞ。いいか覚えろ、俺はそういう足掻き方はしない。気配を察知し次第、潔く刈るタイプだ」
「くれぐれも不興は買わない事だ。あれは周囲の配慮ありきで成立してる」
「ばか。俺は被らねえし植えねえしトントンもしねえ。いずれその時が来たとしても絶対にだ」
「俺は絶対に間違えない。例えお前が、頭頂部に縮れた1本毛のみになっていようともだ」
「だからならねえって!大体あれは…あれはどういうメンタルでやれるもんなんだか、俺には正直全く理解できない」
「ふん…俺は俺だろう。些末な変化でここまでの話になるとはな」
「拡げたのはお前だろ。な、下で紐買ってきてやるから」
「貴様…!いつもどうしようもない物ぐさだろ。手の施しようがないレベルだろ…」
「まあな」
「そこまで気に食わないか。今の俺が」
「おう。実は正直かなり嫌で堪らねえんだ」
「そうまで拒絶を示す相手にどうして俺が認識されたがると思える。めでたくて結構な事だな」フイッ
「おい臍曲げんなよ、さみーよ。なあ布団」
「出ていけ貴様。俺の前に二度と現れるな」
「脹相あのな。お前は多分、大事なこと知らねえと思うんだ」
「どこぞの薄情者が何をのたまった所で響くものなど何もない」シラー
「まあ聞け。あの1本毛の爺様はな、実は兄貴だ」
「兄」クルッ
「双子の弟がいる。そして弟の頭頂部には毛が2本ある」
「なんだと。ということはあの3本は」ズイッ
「いや、とりあえずあのオバケは3男じゃない。世界線、というか製作者が違う」ププッ
「そうか。ならば俺達の勝利だな」
「?」
「やはり統率というものが取れてる。そこらの兄弟とは違う」
「何色にする紐。俺は黒が良いんじゃねえかなって」
「なんでもいい」
毛束の数/脹2壊1血0
降ろし髪の脹が慣れなくて本当に駄目な先生
薬切れた後も寝床で仲良し。さの日脹(出来てほし~)
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